※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【南葛中】もうひとつの物語4【只今恋模様】
[764]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/11(月) 18:35:30 ID:wqA/IW8U 祐一「(みんな、本当にこの合宿で急成長したな…! これなら明日の帝国にだって…!!)」 皆の実力は大友中と戦った時よりはるかにレベルアップしている。 後は…影山の卑怯な策略に引っかからなければ問題無いだろう… 祐一はそうよんでいた。 祐一「(後は…俺自身の問題…ヒロト…お前に味合わせられた屈辱…絶対に忘れんぞ!!)」 メラメラと心のなかで闘志を燃やす祐一。 その瞳の中の炎を察したのか、あゆみは少し怪訝そうな顔をする。 あゆみ「(先輩があのヒロトとかいう人に闘志を燃やすのは…構わないんですが… なぜでしょう…その負の感情のようなものが…私にはとても怖く感じられます…) 先輩、監督に電話するんですよね。そろそろいい時間じゃないですか?」 あゆみに声をかけられ、ハッっと普段の表情に戻る祐一。 祐一「そ、そうだったな…みんなの練習見るのに夢中になってたよ。 それじゃあ行ってくる…」 あゆみ「気をつけてくださいね」
[765]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/11(月) 18:45:49 ID:wqA/IW8U 南葛中と監督の自宅の電話番号を記載した連絡簿のプリントを持って、 祐一はイナビカリ修練所をでて公衆電話に向かう。 テレホンカードを入れ、ピッポッパ…っとまず南葛中の電話番号を入れる。 Trrrrrr… Trrrrrr… Trrrrrr… 電話はつながり、「はい、南葛中学校職員室ですが?」と男の先生の声が聞こえる。 祐一「南葛中3年サッカー部の相沢 祐一です。 サッカー部顧問の古尾谷先生はいらっしゃいますか?」 「あぁ、いるよ。ちょっとそのまま待ってなさい」と言って数十秒後… 古尾谷「お電話かわりました、古尾谷です」 祐一「あ、古尾谷先生!サッカー部の相沢です」 古尾谷「おう、どうした?学校に電話なんかして? 用があるなら直接学校に来ると思ってたよ。そういえば、お前はグラウンドで練習してなかったな? 昨日今日何をしていたんだ?」
[766]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/11(月) 18:46:58 ID:wqA/IW8U 「お前は」ということは何人かの選手はグラウンドで練習していたのだろうか。 とりあえず、自分の疑問は置いておいて質問に答える祐一。 祐一「以前お世話になった雷門中からのお誘いで、こちらのほうで練習させてもらってました。 それなので電話なんですよ…」 古尾谷「おうおう。で、わざわざ電話するぐらいの用ってなんなんだ?」 祐一「(電話…。監督には変なこと言わないほうがいいな…)」 A 明日の午前中のミーティングには出れない事を伝える B 影山の企みについて話す C 両方について話す D その他 先に2票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください
[767]森崎名無しさん:2012/06/11(月) 18:48:23 ID:P+AjMC56 A
[768]森崎名無しさん:2012/06/11(月) 19:15:14 ID:lbRQhrdQ A
[769]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/11(月) 19:26:01 ID:wqA/IW8U A 明日の午前中のミーティングには出れない事を伝える 祐一「監督、明日のミーティングなんですが… こちらのほうでギリギリまで練習していきたいと思うんです… 午後の試合には間に合わせます!!ですので、明日の午前中…欠席させてください!!」 古尾谷「…、お前の実力の向上がチームの為になる、とは私も思う。 だが、それについて納得する選手もいればしない選手もいるだろう。 私は監督として極端な贔屓をするわけにはいかん」 祐一「…。」 古尾谷「ちなみに、どんな練習をしてくるんだ?」 祐一「森崎に負けないGKになるための…特訓です!!」 古尾谷「森崎に負けない…か」 ★監督の考え → !card ★ ★と★に囲まれた間を、先着1名様で引いて下さい。 ダイヤ、ハート → 「いいだろう。明日の試合絶対に間に合え。その時、お前ともりsかいどちらがGKで出すか判断しよう」 スペード、クラブ → 「残念だが…規律は規律だ。明日はベンチスタートでいいな」 JOKER → 「お前と森崎、どちらもGKとしてはださん!」えぇ!?
[770]森崎名無しさん:2012/06/11(月) 19:28:11 ID:??? ★監督の考え → ダイヤ3 ★
[771]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/11(月) 19:36:46 ID:wqA/IW8U ★監督の考え → ダイヤ3 ★ ダイヤ、ハート → 「いいだろう。明日の試合絶対に間に合え。その時、お前と森崎どちらがGKで出すか判断しよう」 古尾谷「森崎に負けない…か」 森崎と翼が南葛中に入って以来、公式戦は無敗。 その原動力となったのは間違いなく先ほどの二人。 そう時間も立たないうちに「日本一のMF」と「日本一のGK」がいる中学校。 そのような評判が立っていた。 同世代での実力では確かに彼ら二人は抜きん出ていた。 それでも二人はお互いをライバル視し(汚い手段などはあったろうが)互いに切磋琢磨しつつ実力をあげてきた。 だが、去年森崎がキャプテンの座に座った際、彼らはライバルとは成り得なくなった。 それはなぜか? No.1は一人しかいない。 だが、それぞれがOnly.1ならばNo.1は二人以上存在することができる。 つまり、そういうことなのだ。 森崎は「キャプテン」を得たが、翼は「エース」の称号を得た。 元々ポジションも違うため、争う必要がなくなったのだ。
[772]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/11(月) 19:43:45 ID:wqA/IW8U 「自分が頂点に君臨する」とご認識した瞬間に、成長はそこで止まる。 2年の冬の大会はそれでも南葛は日本一になることができた。 …が、現実として以前は余りにも遠かった「翼と森崎」と「それ以外の選手」の差。 それが埋まりつつあるのを感じていたが… 古尾谷自身に彼ら二人を高みに上げるほどのサッカー監督としての知識も経験も素質も彼には無かった。 だが一介の教師として、彼らには自分の進むべき道をまっすぐに歩んでほしい。 そう願っていた矢先である。 翼は最近彼なりに焦り始めてきた。 森崎はそうでもなかったが…それでも祐一には何か感じるものがあるようだ。 それならば…!! 古尾谷「森崎に負けない。そんな言葉を聞いたのは久しぶりだよ」 祐一「…」 古尾谷「天狗なんかじゃなく、実力に裏付けられたあいつの強気な言葉。 森崎は数々のストライカー、そしてGKを退けてきた」 祐一「…」 古尾谷「今、あいつには何かキッカケとなるものが必要なのかもしれん。 わかったよ、相沢。お前は森崎に負けないくらいのGKになってみろ。 明日のお前と森崎の調子を見て…どちらを起用するか考えてみる」 祐一「か、監督!!」 古尾谷「練習がんばれよ。じゃあ、切るぞ」 ガチャン!!
[773]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2012/06/11(月) 19:52:09 ID:wqA/IW8U 祐一「俺は…改めて化物相手に勝負を挑んてたんだな…」 余りにも身近にいて気づかなかった森崎の真の実力。 それに勝てるくらいの実力を…自分も持てるのだろうか。 祐一「いや…持たなきゃ駄目なんだ。 でもそれは、森崎に勝つためじゃない…!! 大切な人を守るために、最後の砦、最強の壁に俺はならなきゃいけないんだ…!!」 決意を新たに、祐一は天を仰ぐ。 祐一「今度は必ず勝ってみせるぞ、ヒロト…!! 見ていろ、帝国学園…!! そして…全国で待っていてくれ…。 二人で交わした約束なんだからな…北川…」 そして、天を仰いでいた祐一はまだ自分の力に気づかなかった。 ぎゅうっと握り締める両拳は…超神水の毒気に侵されていながらも昨日までの自分の握力と同等だということに。 ※超神水の毒を乗り越えたことにより… 全パラメータ+2、浮き球補正+1、ガッツ+50!! ただし、毒気が完全に抜けきるまでは上記と同じマイナス修正が入ります。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24