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【行く者】キャプテンEDIT36【残る者】
[167]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/29(火) 23:09:01 ID:??? 大前「あの、もうゴールしてるんだけど……」 長谷部「……えっ?」 清栄守備陣「「……なにィ!?」」 実況「ゴ――」 女子アナ「――ゴォォォォォォルっ! 清栄学園のキーパー、コースを読み切ることには成功しましたが、身体が付いて行かなかった! 無情にも鳴紋中のキャプテンくんが更なる追加点となるゴールを上げます! これで3−0っ! しかも彼はサッカーにおける記録である……えーっと、えーっと……」 実況「――ハットトリックですか?」 女子アナ「そうそうそれそれ! ハットトリックにあと一点とリーチを掛けましたァ!」 観客「ヒャッハー! 流石大前ェ!」「い、行けるか? 秋季地区大会と合わせて、二大会連続の全試合記録!?」「当然だろォ!」 大前「ふぅ……長谷部もこの土壇場でやるな。まさか、あのコースを読んでくるなんて」 比良山「いや、その感想はおかしい」 宇津木「長谷部もなんかクラブの端っこのカード引いてフラグ取ったけど時既に時間切れ。 今まで覚醒しなかった所為で能力格差は有頂天となった。この差はしばらく埋まることはない……オウフ」 雪村「宇津木、無理に長台詞喋らないの」
[168]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/29(火) 23:10:09 ID:??? 三杉(TV観戦中)「ふむ。難しいコース、意表を突いたタイミングで随分と力を込めて蹴るな。悪癖か、それとも自信故か。 結果が付いてきているということは、後者なのかな? ……これは後半でのハットトリックは確定だね」 弥生(TV観戦中)「え? 前半もまだ10分、ロスタイムを入れればもっとありますよ? その間に決めるんじゃあ――」 三杉(TV観戦中)「……。ハァ……」 弥生(TV観戦中)「何も言わずに溜め息ですか!? な、なんでー!?」 三杉(TV観戦中)「まあ、見ていなよ。すぐに映るから」 そう言い、三杉は黙ってブラウン管を指で示した。 そこでは―― 女子アナ「あら? 何やら審判が清栄の選手を呼び止めていますね? 一体何が起こるのでしょう?」 実況「どうやらアドバンテージを取って流していた反則を取るようです。呼ばれているのは染岡くんと江藤くん。 二人が関与していたプレイは、大前くんがバイタルエリアに持ち込んだ突破を止めに行ったときですが、その時に反則があった模様」 審判「さて、君たち。このタイミングで呼ばれた訳は分かっているな?」 江藤「なんだよ、これ……俺がヘマばかりやってるヘボ選手みたいじゃないか……!」 染岡「しっ! こら、とりあえず落ち着け!」 江藤「こんなの普通じゃ考えられない……!」 審判「(なんだコイツは……)そうだな、普通では考えられない真似をしたな、君は。さて――」 ジロリと二人を睨みつつ、裁定を下す審判の判断やいかに?
[169]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/29(火) 23:11:09 ID:wjOl1DfA 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★これは重くなりそうなお裁き→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ・ハート → 染岡、注意! 江藤、厳重注意! スペード → 染岡、厳重注意! 江藤、イエローカード! クラブ → 染岡、イエロー! 江藤、一発退場! クラブのA → れ、レッドカードが二枚ィ!? 清栄はどう試合すればいいんだ!? JOKER → 審判「没収試合! 怪我人が多過ぎだ!」 大前「え!? ちょ、おま!?」
[170]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 23:11:23 ID:??? ★これは重くなりそうなお裁き→ クラブ6 =★
[171]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 23:13:18 ID:??? 良いクラブだw
[172]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 23:13:58 ID:??? 江藤「楽しい宴会でしたね……」
[173]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 23:17:04 ID:??? 怪我治療してもどってくるころにはダイジェストとかないよな?w
[174]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 23:33:44 ID:??? いきましたー
[175]森崎名無しさん:2012/05/29(火) 23:39:54 ID:??? 楽しい試合でしたね……
[176]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/30(水) 00:20:07 ID:??? 嗚呼、清栄側の数少ない清涼剤が…… ★これは重くなりそうなお裁き→ クラブ6 =★ クラブ → 染岡、イエロー! 江藤、一発退場! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 審判が掲げたのは……二枚のカードだった。 染岡「……え?」 審判「この試合、最初の負傷者が出た時にした注意は、清栄の11番一人だけに向けたものではない。 君たちピッチに立つ選手全員に向けたものだ。それは理解できていたはずだ」 江藤「理解できないし……納得できないよ」 審判「(こ、コイツは……)だというのに、君らは相手を止める為に片や服を掴み、片や危険なスライディングで負傷させた。 6番は次に問題を起こせば退場! 7番は即刻退場したまえっ!」 実況「ああっと!? これは重たい裁定! 清栄のボランチ三人の内、筆頭格の染岡くんにはイエローカード! そして江藤くんにはレッドカードです!」 観客「どういう……ことだ?」「大前のドリブル突破の時に、何かしたっていうことか?」「清栄がラフプレイで退場、か」 「これってまるで小豆沢の時――」「よ、よせっ! まるで大前が大怪我したみたいに言うなよ!?」 清栄応援団「な、なんでアイツらが反則なんだよ!」「鳴紋だって、こっちに怪我人してるだろー!」「下がれクソ審判っ!」 「鳴紋側から、いくら貰いやがったんだ!?」「くぁwせdfrgthじゅきぉ;p!?」 3−0と試合の趨勢を決めた一撃の後での退場劇に、場内は騒然となる。
[177]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2012/05/30(水) 00:21:43 ID:??? そんな中、清栄側はこの裁定に食い下がっていた。 江藤「い、今みたいに、力ずくで出場をやめさせるのが、正しい方法なんですか?」 審判「私としてもカードで試合をコントロールする様な真似は好まない。……が、君らが積み重ねてきた歴史もある。 二年前の夏は重傷者を出し、以後はシミュレーションや反則守備のオンパレードだ。なのに、ここに来て二人がかりでのこの反則。 カードを出さずに事態を収めるのは、私としても難しい。分かるね?」 江藤「でもそれって――モガモガ!?」 染岡「よ、よく分かりました! コイツは俺が責任を持って引き下がらせますっ!」 審判「う、うむ……」 江藤「むーっ! むーっ!(ジタバタ)」 染岡に引き摺られ、ベンチの関係者に引き渡されて控室に連行されていく江藤。 それを見届けると、審判はゴホンと咳払いをして大前の方を見る。 審判「勿論、彼らに言ったことは君らにも当てはまることを忘れないように。いいね?」 大前「はい。分かっています……ところで、一旦外に出て治療を受ける許可を貰えませんか?」 審判「了解した。では、行って良しっ!」 審判から治療を受ける許可を取りつけた大前は、とりあえず体調が無事なままの雪村に後事を託す。 大前「というわけだ。……少し出てくるけれど、その間は頼んだ」 雪村「オッケー。まあ、3−0だしね。ここから大前くんが戻ってくるまでに、そうそう詰め寄られることは無いでしょ」
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0ch BBS 2007-01-24