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異邦人モリサキ
[424]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/19(火) 04:46:37 ID:??? >>422 はい、その通りです。 初めての数値加算、ありがとうございます。 システムの例示にご協力いただきましたので、CP1を進呈いたします。
[425]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/19(火) 04:47:44 ID:??? >>423 本作では多少のコピペミスなどは判定に影響させないようにしておりますので、お気になさらず。 体術1は>>421-422を採用いたします。
[426]テトラ ◆yfCGLLZSBA :2012/06/19(火) 06:12:07 ID:??? ★ 前半(体術)2 55 + 92 + 68 =
[427]Q513 ◆RZdXGG2sGw :2012/06/19(火) 06:53:49 ID:??? ★ 後半(魅力)1 85 + 85 + 83 =
[428]森崎名無しさん:2012/06/19(火) 06:58:08 ID:??? ★ 後半(魅力)2 32 + 69 + 74 =
[429]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/06/19(火) 08:16:50 ID:??? ★ 後半(魅力)2 81 + 41 + 88 =
[430]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/21(木) 00:30:31 ID:??? 皆様、ご回答ありがとうございます。 それぞれEP1を進呈いたします。 前半(体術)1 61 + 79(+5) + 38 = 大成功1 成功2 前半(体術)2 55 + 92 + 68 = 大成功1 成功2 →大成功2 成功4 後半(魅力)1 85 + 85 + 83 = 大成功3 後半(魅力)2 81 + 41 + 88 = 大成功2 成功1 →大成功5 成功1
[431]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/21(木) 00:31:32 ID:??? //体術訓練 ずうん、という地響きと共に叩きつけられた巨体が、そのまま地に這う。 濛々と舞う土埃の向こうから現れたのは、仁王立ちのヤングである。 「よし、次!」 言い放ったその鷹の如き目は、倒れたままぴくりとも動かない巨体など既に映していない。 「……今の、見たか?」 「ああ……あれだけ体格の違う男が宙を飛んだぞ……」 ぞっとしたように言うネイに、トニーニョが答える。 彼らは体術訓練の真っ最中であった。 体術といっても、徒手空拳の強さを競う格闘技の訓練ではない。 居並ぶ傭兵たちは一様に、利き手に刃を潰された剣や穂先が木で覆われた槍といった訓練用の得物を持ち、 もう片方の腕には厚い木の板に鉄の枠を取り付けられた円盾を固定している。 訓練はそれらを装備したままの密着戦を想定したものであった。 「どうした、次! 申し出る者はいないのか!」 ならば、というように犠牲者を探しだそうとするヤングの前に、手が挙がった。 「俺が行くぜ」 「モリサキ!?」 「うへえ、お前わざわざ死にに行くのかよ!」 仲間たちの驚きの声が響く中、一歩を踏み出した森崎がニヤリと笑う。
[432]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/21(木) 00:32:33 ID:??? 「なぁおっさん、本気でやってもいいんだよな? 怪我しても恨みっこなしだぜ」 「大口だけは一人前だが、そこに」 と、いまだ地に伏したままの巨体を顎で指したヤングが答える。 「そこに倒れてるのも確か、似たようなことを言っていた気がするぞ」 「ヘッ、一緒にするんじゃねえよ」 盾を前に構えた森崎が、言いながら無造作に間合いを詰める。 圧力をかけて近づき、足を掛けるか蹴りを見舞うか、それともそのまま盾で一撃を狙うかという動きである。 「俺らの国にはな、柔の技ってもんが―――」 口にしかけた森崎が、ぐるりと回転した。 構えた盾を支点とした、綺麗な一回転である。 「―――なにィ!?」 舌を噛まなかったのは僥倖というべきか、あるいは森崎も最低限度の矜持を見せたものか。 そのまま、背中から地面に落ちる。 「ぐっ……!」 どこをどうされたものか、森崎にもはっきりとはわからない。 盾でできた死角に伸びたヤングの手がその縁を掴んで固定し、更には一瞬の内に体を入れ替えて密着された、 かろうじてそれが認識できただけである。 気がついたときには、何事もなかったかのように立つヤングの姿を逆さまに見上げていた。
[433]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/21(木) 00:33:33 ID:??? 「……ほう、受身くらいは取れるようだな。なら遠慮はいらんだろう、立て」 「な……」 「ここからは手加減なしだ。存分に胸を貸してやる!」 牙を剥くように笑ったヤングの視線は、森崎を見据えて放さない。 「また始まったぜ……」 「ああ、モリサキのやつもエラいのに目をつけられたもんだ……」 「どんだけ東洋人嫌いなんだよ、あの鬼教官……」 外野のざわめきも収まらぬ。 そんな中、立ち上がった森崎が砂の混じった唾を吐き捨てると、再び盾を前に構えてヤングへと向き直る。 「いい度胸だ……来い! モリサキ!」 「そう何度も投げられてたまるかー!」 *** この日、文字通り足腰立たなくなるまで続けられた訓練の中で森崎が何度宙を舞ったのか、 数えていたものは誰もいない。 それでも日の傾いた荒野の真ん中、精根尽き果てて大の字に倒れた森崎に向けて ヤングは言ったものである。 「貴様にも『見習い拳士』程度の素養はあるようだな! 明日からはまた違うメニューでしごいてやる! よく休んでおけ!」
[434]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/06/21(木) 00:34:34 ID:??? ****** ※称号が『気のいい見習い拳士』になりました。 スキル『受身』を獲得しました。 種別:パッシブ 消費ガッツ:- 効果:個人戦闘時、DEF値を+10する。 ******
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0ch BBS 2007-01-24