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異邦人モリサキ
[644]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/10(火) 01:28:10 ID:H5dwRuBE 「えへへ、クラリックせんせい、ロリィね、このお兄ちゃんに、抱っこしてもらったの!」 「お、お兄ちゃん……!?」 『お兄ちゃん……』 「お兄ちゃんがね、たたたーって来てね」 森崎と、そしてピコの動揺をよそに、ロリィのたどたどしい言葉は続く。 「それでね、ばーん! って剣を出してね、ぶんぶんって振りまわして、 すっごいカッコよくて、ロリィ、ぎゅーってされちゃったの!」 「……」 ロリィの言に、クラリックの薄緑色の瞳が森崎を射貫く。 「おい……」 『さっきと比べて、だいぶ証言が変わったね……。っていうか、この説明だと……』 *チェック 魅力・評価判定 目標値【36】 → !numnum ※ !と numnum の間のスペースを消して数値を出して下さい。 シーン難易度【90】−(魅力/3+評価*2)−スキル『清潔感』10 を目標値とし、目標値以上の値が出れば成功。 00が出た場合は難易度にかかわらず成功となります。 結果によって展開が分岐します。 成功→「そうでしたか……」 一応信用してもらえたようだ。 失敗→「―――ナンデスでしたか。区警を呼びます」 ナンデスって何!? ……が、そのとき?
[645]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/10(火) 01:30:31 ID:??? ****** こちらのチェックが本番、といったところで 本日の更新はこれまでとさせていただきます。 夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。 >>638のアンケートについては引き続きご意見をお待ちしております。 それではまた、次回更新にて。
[646]◆9OlIjdgJmY :2012/07/10(火) 01:31:20 ID:??? 目標値【36】 → 63
[647]◆9OlIjdgJmY :2012/07/10(火) 01:38:52 ID:??? ケースバイケースで良いのではないでしょうか? GMさんがサクサク更新したいとき→自動成功 GMさんが一呼吸置きたいとき→一応判定 みたいな感じで。
[648]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/07/10(火) 06:20:05 ID:??? サクサク進めても問題ないとGMが判断すれば良いと思いますね。
[649]◆W1prVEUMOs :2012/07/10(火) 18:07:49 ID:??? >>638 自動成功(失敗)してるのに本来無いはずの可能性が1%でも生まれるようなことは 個人的には嫌ですね
[650]見てる人 ◆S/MUyCtQBg :2012/07/10(火) 22:05:15 ID:??? サクサク感のほうが大事だと思います。 1%の引きのために少し時間がかかるのであれば、物語が進むほうが楽しく感じます。 自動成功が失敗すると悲しいですし、自動失敗が成功するのを期待するのも・・・ 後半に余ったポイントで無理やり成功できそうなレベルならアリかもですが。
[651]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/12(木) 00:22:49 ID:??? 皆様、アンケートへのご回答ありがとうございます。 なるほど、大筋において自動成功/失敗時の判定を内部処理する点で反対のご意見はなさそうですね。 それでは、今後は演出上必要と判断する場合を除いて自動的に成功、あるいは失敗する判定については チェックを挟まず、シナリオの進行を優先させていただきます。 また更新スピードが低下することを懸念されるご意見も多いようで、この点については 別途改善努力させていただきます。 改めまして、今回ご回答いただいた皆様に御礼申し上げます。
[652]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/12(木) 00:23:53 ID:??? *** 成功→「そうでしたか……」 一応信用してもらえたようだ。 頷いたクラリックの様子に疑いの色はない。 『今ので信用しちゃうの……?』 思わずピコが首を捻るのも無理からぬことではあったが、よく見ればクラリックの目線は 証言をもたらしたロリィではなく、その傍らに立つレズリーの方を向いていた。 どうやらレズリーの態度、その口から反論や森崎への怒りの言葉が飛び出さないかを観察していたようだった。 してみると最初からロリィの言は判断材料と考えていなかったものか。 「我が校の生徒がご迷惑をお掛けしたようで、申し訳ございませんでした」 この教師、存外に冷静な目で生徒たちを見ているのかもしれない。 そんなことを考える森崎に、クラリックが深く頭を下げる。 ひっつめた銀髪の下、白いうなじが目に眩しい。 「い、いやいや、迷惑ってほどじゃねーよ、はは、ははは……」 『鼻の下、鼻の下!』 向き直ったクラリックが、つい、と森崎に一歩近づいて口を開く。 ふわりと香る茉莉花と、眼鏡の向こうのミントグリーンの瞳。 間近で見れば思わず惹き込まれるような、女ざかりであった。
[653]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/12(木) 00:24:54 ID:??? 「わたくし、このドルファン学園で教鞭を執っております、クラリックと申します。 何かございましたら、学園までご連絡いただければと存じます」 「や、こりゃどうも、ご丁寧に……」 『だからそのニヤケ顔、どうにかしなさいよ!』 ピコがぽすぽすと後頭部を叩くのを、森崎は気にも留めない。 「それでは、授業が始まりますので、わたくし共はこれで失礼致します。 ……ほらロピカーナさん、コールウェルさんも。教室へ入りなさい」 振り返って声をかけた、二人の雰囲気は対照的である。 「はい……」 「はーい! じゃあね、お兄ちゃん! またね!」 どこまでも気まずそうに、森崎と目を合わせようとしないレズリー。 一方ロリィはといえば、両手をぶんぶんと振り回すようにしながら満面の笑顔を浮かべて 学園の正門の方へと歩いていくのだった。 そんな二人と、その後に続くクラリックの背を見送る森崎に、ピコがふとその頭を叩く手を止めて呟く。 『ていうかさ』 「ん?」 『あのロリィってコ、制服着てたよね』 「ああ、着てたな」 『レズリーってコと同じ制服だったね』 「そうだな。……って、何が言いたいんだよお前」 怪訝な顔をする森崎の前に飛んで回ったピコが、その小さな指を明後日の方向に向ける。
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0ch BBS 2007-01-24