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異邦人モリサキ
[703]見てる人 ◆S/MUyCtQBg :2012/07/16(月) 12:33:38 ID:??? 【ピココール】 ロリィって答えたら、レズリー怒るかな?手を出したらタダじゃおかないと言われてるし。 またロリィも、森崎がレズリーって答えるのを遠慮してるとか思われるかな?
[704]ピコ ◆ALIENo70zA :2012/07/16(月) 13:07:59 ID:??? >>703 まあレズリーってコは……怒るだろうねえ。 ロリィってコの方は、そんなに深いことは考えてないと思うけど……ていうか、 レズリーって答えが返ってくるかも、なんてこれっぽちも考えてないんじゃないかな?
[705]見てる人 ◆S/MUyCtQBg :2012/07/16(月) 13:48:15 ID:??? A ピココールを受けて、無難にAで。ロリィも喜ぶだろうし、森崎もなんだかんだ楽しめるし。 レズリーへのフォローに関してですが、場の雰囲気を察してくれる・・・といいな。 それか、Cを交えたような・・・レズリーも占ってみる?って問いかけるのもアリかも。 トニーニョに任せてはいますが、ガチ犯罪者予備軍が暴れ出さないかが心配ですね。
[706]傍観者 ◆YtAW.M29KM :2012/07/16(月) 13:57:56 ID:??? あえてB。奇襲とか好きで御座る。
[707]◆9OlIjdgJmY :2012/07/16(月) 15:36:00 ID:??? B なんとかレズリーをつついてみたいというのもありますし 「『ロリィと占ってみたい』なんて言ったら お前のことが大好きな『お姉ちゃん』に怒られちまうからな。」 とでも軽口を叩けば、ロリィも臍は曲げないと思いまして。
[708]◆W1prVEUMOs :2012/07/16(月) 18:23:39 ID:??? B レズリーが名前のとおり同性愛なら 自分に言い寄ってくる男より恋敵の方に警戒心を持つんじゃないかと思って
[709]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:17:53 ID:??? 皆様、ご回答ありがとうございます。 それでは早速、>>701の選択については…… >>707 ◆9OlIjdgJmY様の回答を採用させていただきます! 台詞はほぼそのまま本編に採用させていただきました。 軽妙洒脱なフォローに思わず「やりおる……」と唸ってしまいましたよw CP3を進呈いたします。 >>702 はい、ロリィを一人にすると平気でどこかへ行ってしまいますね。 今はトニーニョがカバーしてくれますが、これが誰もいないとか、ましてキャロルだと……。 >>705 レズリーは空気を読まない子ですね……本作の登場人物、特に女性は皆その傾向が強いですが、 その中でもなかなかのものです。 ちなみに強面なガードが睨みをきかせていますので、おかしな連中への判定は自動成功しています。 >>706 奇襲が有効なタイプ、逆に真正面から切り捨てるタイプ、理解できずにスルーしてしまうタイプ、 あるいは一笑に付すタイプ、理解した上でノリ良くつきあってくれるタイプ……。 十人十色ですが、レズリーはどのタイプでしょうね。 >>708 なんだか露骨にそれっぽいネーミングセンスですが……さて、どうでしょう? ……ちなみに原作のシナリオライターさんは物凄い凝り性だと思います。 ご回答いただいた皆様にそれぞれEP1を進呈いたします。
[710]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:19:15 ID:??? *** B まあ、レズリーかな。 「え?」 「な……!」 きょとんとするロリィの脇で、絶句したのはレズリーである。 ロリィを見、森崎を見て、占いの看板を見やったレズリーが最後にもう一度森崎に目を戻し、 平静を装おうと咳払いをしようとしてひとしきり噎せ、涙目のまま無理やり呼吸を整えて、 結局裏返った声のまま、言った。 「な、な、何を言ってんだよ、アンタ!?」 「何って……占うならお前とかな、って」 「ざ……ざっけんな! か、からかってんのか! からかってんだろ!? ア……アンタとの相性なんか最悪に決まってんだ! わざわざ占ってもらう必要なんかないね! そ、そうだ、アンタと占うくらいならあたしはあっちの人と一緒に入るよ!」 と、震える指で示したのは、少し離れた場所から横目でこちらの様子を窺っていた坊主頭の白人。 言わずと知れたトニーニョだった。 「俺か!?」 唐突に話題を振られ、ぎょっとしたように目をむくトニーニョ。 レズリーはといえば鼻息も荒く、半分血走ったような赤い目で森崎とトニーニョとを交互に睨んでいる。 今にも駆け出してトニーニョを占い屋のテントの中に引きずり込みそうな具合であった。 聞いてないぞ、何とかしろと訴えてくるトニーニョの視線に、森崎が口を開こうとする、その寸前。 「ぶ〜!」 「うわ、ロ、ロリィ!?」
[711]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:20:16 ID:??? 頬をいっぱいに膨らませたロリィが、森崎とレズリーの間に割り込んできたのである。 「どうしてお兄ちゃん、ロリィといっしょにって言ってくれないの? お兄ちゃん、ロリィのこと、キライ?」 「いや、そうじゃねえよ」 「……?」 こういった流れになることは当然予測していた森崎が、混乱の極みで何かを怒鳴ろうとしていた レズリーの機先を手振りで制し、慌てることもなくロリィに向かって言う。 「お前と占ってみたい、なんて言ったら……お前のことが大好きな『お姉ちゃん』に怒られちまうからな」 「……」 僅かな沈黙が降りた。 ぷく、と膨らんだ頬が、次第に萎んでいく。 彼女なりに、何かを黙考しているらしかった。 「……」 「……」 「……そっか! そうだね!」 どういった思考回路が、どういった経緯で働いたのかは森崎には見当もつかない。 つかないが、ともあれロリィは何事かを納得したようだった。 ぱあ、と曇り空が晴れるように、ロリィの顔に笑みが広がっていく。 「お姉ちゃん、ロリィと離れたらひとりになって、さびしくなっちゃうもんね! ……でもお兄ちゃん、それ、ぶっぶ〜、だよ! だって、お兄ちゃんがお姉ちゃんといっしょだったら、 今度はロリィがさびしくなっちゃうもん! だから……お姉ちゃんと行くのは、だーめ!」 「……!? ロ、ロリィ……?」 「お姉ちゃんは、ロリィと占ってもらうんだもん! お兄ちゃんはそこで待っててね!」
[712]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:21:17 ID:??? べぇーっ、と可愛らしく舌を出して楽しげに笑うと、ロリィがレズリーの腕に飛びついた。 いまだ混乱の淵にあるレズリーは、わけもわからぬ内に引きずられていく。 「ああ、ま、行ってこい」 肩をすくめた森崎が、苦笑交じりに二人を送り出す。 怪しげな看板の下に垂れ下がった布をかき分けて中に入ろうとするその背を見守っていると、 「―――」 ふと、視線を感じた。 気付けばレズリーがテントの入口で振り返り、肩越しにこちらを見ているのだった。 「……ん? どうした」 「な……なんでもないよ!」 聞いた森崎に怒鳴り返すレズリーの表情は、推し量るのが難しい。 声音の通りに怒っているような、しかしどこか困ったような、そんな顔が見えたのは一瞬。 ぷい、と目を逸らすと、レズリーはすぐにテントの中へと入っていってしまう。 「……俺のような朴念仁が言うのもなんだがな、モリサキ」 と、背後。 すぐ近くの声は、いつの間に近づいてきたものか、トニーニョである。 「年端もいかない娘に、駆け引きを強いるな。戸惑っていただろう」 「そうか? 誰だってこういうのを越えて、いい女になっていくもんだと思うぜ、俺は」 「まったく、ネイのようなことを言うな……」 「それにまあ、」 腕組みをしたトニーニョが眉間に皺を寄せるのへ、森崎がどこかさばさばとした声音で、言う。
[713]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:22:22 ID:??? 「どうせ俺たちゃ、明日をも知れねえ傭兵だ。後腐れがなくって、練習台にはちょうどいいだろ」 「……」 「おっと、そう怖い顔すんなよ。俺だって死にたがりってわけじゃねえ」 「……」 「……」 ぎろりと横目で睨んだトニーニョの方を、森崎は見ようとしない。 ただ口の端を上げ、薄く笑った表情を作ったまま、遠い山肌に燃える炎の絵を見上げている。 そんな森崎の様子にしばらく厳しい顔をしていたトニーニョだったが、やがて大きなため息をついて 口を開いた。 「……なら、いいさ」 首を振ったその眼前で、ゆらりとテントの入り口にかけられた布が揺れる。 それを見た森崎は、空気を変えるように殊更明るい声を作るのだった。 「と、出てきたみてえだな。……おーい、どうだった?」 「うん! ロリィたち、すご〜く仲良しだねえ、って!」 呼びかけるや駆け寄ってきて言うロリィは満面の笑顔である。 一歩、二歩を遅れてロリィの後をついてくるレズリーにも、森崎が訊く。 「そうだったのか?」 「あ、ああ……大体そんな感じさ」 歯切れの悪い返事を返すレズリーの顔は、どこかぼんやりとしているように見えた。 「……そうか」 「ああ、そうさ」
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0ch BBS 2007-01-24