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異邦人モリサキ
[715]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:24:23 ID:u5bLKyww *ドロー 星の導き → !card ※ !と card の間のスペースを消してカードを引いて下さい。 結果によって展開が分岐します。 スペード:『幸運の星』来月から3ヶ月間、訓練効率アップ(目標値-20)。 ハート:『勤勉の星』合計二回分の訓練効率アップ(目標値-20)。 ダイヤ:『平穏の星』特になにもなし。 クラブ:『努力の星』来月の訓練効率ダウン(目標値+20)。 JOKER:『運命の星』一年間、全判定にプラス修正。ドロー一段階アップ。
[716]源氏 ◆rLDAH8Hy8Y :2012/07/17(火) 00:25:13 ID:??? 星の導き → クラブ9
[717]森崎名無しさん:2012/07/17(火) 00:25:37 ID:??? 星の導き → ダイヤ7
[718]さら ◆KYCgbi9lqI :2012/07/17(火) 00:26:43 ID:??? 【リドロー】 星の導き → ダイヤK
[719]源氏 ◆rLDAH8Hy8Y :2012/07/17(火) 00:27:16 ID:??? 【リドロー】 星の導き → スペード5
[720]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:32:59 ID:??? ドローありがとうございます。 スペード確定でよろしいでしょうか。 *** スペード:『幸運の星』来月から3ヶ月間、訓練効率アップ(目標値-20)。 「喜ぶがいい、『幸運の星』が見えるぞ。……ああ、お代は結構じゃよ」 「そ、そうか。ありがとよ」 もごもごとそんなことを言う老婆を不気味に思った森崎が礼もそこそこに身を引くと、 そっと入り口の布を元通りに閉じる。 「待たせたな……って、おい!?」 振り返ると、少女たちの姿が見えない。 慌てて周囲を見回せば、トニーニョの姿もなかった。 「……お兄ちゃ〜ん!」 「ロリィか!?」 と、微かに聞こえる声に、森崎が目をやる。 すると遥か遠く、人ごみの向こうに見えたのは特徴的な坊主頭である。 「もう遅いから、ロリィたち帰るねえ〜!」 「なにィ!?」 声は、坊主頭のすぐ側から聞こえてくる。 トニーニョは堅実な仕事をしているようだった。
[721]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:35:00 ID:??? 「待てって、おい!」 慌てて追いかける森崎。 結局、おそるべき乗車率の乗合馬車からサウスドルファン駅で少女二人を無事に下ろし、 それぞれの自宅近くに送り届けるまで、森崎たちの任務は続いたのであった。 *** 「子供は、元気だな」 「……ああ」 「恩があると思うなら、早めに返せよ」 「……任せとけ」 宿舎への帰り道、森崎の奢った温いワインを空けながらぼそりと言うトニーニョに、 森崎がどんよりとした声で返す。 ロリィの歳のことは、最後まで口にすることのない森崎だった。 『ふたりはなかよし』(了) .
[722]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:36:04 ID:??? *D26.7 フレーバーテキスト ◎第一次ダナン派兵 D26年、六月。 国境都市ダナンを占拠した傭兵団、ヴァルファヴァラハリアンは周辺国の内、 プロキア、ゲルタニア、ハンガリアの三国に対して侵略の意思はない旨を表明。 ドルファンとの単独対決姿勢を明確にする。 一方ドルファン王室会議は先のバストニア内戦へのシベリアによる軍事介入、その後の軍駐留と 実効支配の轍を踏むことを恐れ、また騎士団はかつて陸戦の雄と称された自らの力を誇示すべく、 それぞれの思惑が合致した結果として隣国ゲルタニアによる兵力供出の申し出を拒否。 これを受けてゲルタニア、ハンガリアはドルファン=ヴァルファ間の武力衝突に対して不干渉を打ち出し、 内戦により疲弊しているプロキアはヴァルファへの刺激を避けつつもダナンを見据える国境線に兵力を配備、 弱腰ながらその侵攻を警戒する構えをとった。 事実上の静観である。 こうして南欧諸国それぞれの姿勢が固まりつつある、六月三十日。 ドルファン側の告示したダナン撤退勧告の最終期限である。 ヴァルファはこの日も黙して動かず、ここにドルファン軍とヴァルファとの武力による衝突は ほぼ確実なものとなったのである。 王室会議により、派兵予定は七月中旬と決定された。
[723]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:37:34 ID:??? しかし七月に入り、静観の構えを見せていたプロキアが、各陣営にとって想定外の動きを見せる。 対ヴァルファの名目で東洋圏最強と言われる軍事結社、シンラギククルフォンを雇用したのである。 東洋圏最強、のみならず最悪の組織と呼ばれるのが彼らであった。 何となれば、シンラギククルフォンとは軍事組織であると同時にテロ組織であり、 また政治結社でもあったからである。 東洋圏の政変には常に彼らの影がちらつくと言われ、正規の傭兵活動から非合法の暗殺、誘拐、 果てはテロリズムまでを自らの益のために躊躇なく行う彼らを嫌悪し忌避する者は多く、 しかし同時に、その極めて優秀な戦力を利用しようとする者もまた後を絶たないのだった。 派遣されたのはシンラギククルフォンの一個大隊、右陣紫南軍団である。 ベトナム戦役でホーチミン政府側を勝利に導き、また同時に反政府軍とその拠点に対して行った 徹底した虐殺行為で悪名を轟かせた一団であった。 プロキアの思惑定かならぬ中、シンラギ部隊は永世中立国スィーズランド、そして不干渉を表明した手前、 彼らの入国・領内通過を拒否できなかったハンガリアを経由してプロキアへ入国。 直ちに国境沿いへと移動を開始する。 ドルファンとの正面衝突を企図していたとみられるヴァルファはプロキア軍を弱卒で意気薄く、 与し易しとして後背となる北側には牽制の部隊を置くのみであったが、シンラギの参戦により ダナン北方、国境線であるテラ北河畔へと相当の兵力を割かざるを得ない状況に追い込まれた。 第一、第四大隊をテラ北河戦線。 第二、三、五大隊をダナン南方、旧軍自治区イリハへと再展開させるヴァルファ。 対するドルファンは七月十四日、騎士団ニ個大隊および外国人傭兵部隊を首都城塞より出撃させる。 ドルファン=プロキア戦争の端緒、世に言うイリハ会戦の火蓋が切って落とされようとしていた―――。
[724]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/17(火) 00:40:29 ID:u5bLKyww *D26.7 訓練選択 『今月は何をするの?』 森崎有三 称号:気のいいトニーニョの友人 現在のガッツ:150 剣術・馬術・体術・魅力・礼法・墓守・休憩の中から『二種類』選んで下さい。 同じ訓練を二つ選んでも構いません。 その際【選択理由】を必ず付記していただくようお願い致します。 期限は『7/17 23:30』です。 ****** この訓練が終われば、ちょっとした選択を挟みまして いよいよ戦争の時間です―――といったところで、 本日の更新はこれまでとさせていただきます。 夜遅くまでのお付き合い、ありがとうございました。 それではまた、次回更新にて。
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0ch BBS 2007-01-24