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異邦人モリサキ
[775]見てる人 ◆S/MUyCtQBg :2012/07/21(土) 13:58:33 ID:??? A 2 切り込み隊長としては3を選択したいんですが。 約束ということなら、これがいいと思います。 敵を倒す事も大事ですが、みんなを大事に思ってることを伝えたいから。 書き込み間に合った!w
[776]◆9OlIjdgJmY :2012/07/21(土) 14:48:46 ID:??? A 公約は2で 『鉄壁』や『トニーニョへの加護』など、この公約向きのスキルが多いので。 2回目の戦争ではハイリスクハイリターンを狙ってみるのも面白いかも。
[777]◆W1prVEUMOs :2012/07/21(土) 20:48:17 ID:??? 【女も部隊も】異邦人モリサキ2【俺が守る】
[778]見てる人 ◆S/MUyCtQBg :2012/07/22(日) 01:35:00 ID:??? 【ヒロインは】異邦人森崎2【ピコなのか】
[779]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/23(月) 01:12:56 ID:??? *** A 分隊長を引き受ける。 「―――わかった。俺に任せとけ」 しっかりと頷く森崎。 途端、周囲の声がスラングと拳混じりの手荒い歓迎と祝福に変わる。 「イテ、痛てて、おま、痛っ、やめ、こら、……痛えつってんだろコラァ!」 「うわ、分隊長が怒った!」 「やべえ、押さえろ!」 と、喧騒の中心となっていた森崎の首根っこがぐい、と掴まれる。 そのまま引きずり出された森崎が、 「誰だ、この野郎調子に乗りやが……って、」 「―――」 怒鳴りつけようとした森崎の声が、尻すぼみに消えていく。 眼前、吐息を感じるような距離にあったのは左目に大きな傷痕が走る強面。 ヤング・マジョラムである。
[780]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/23(月) 01:14:22 ID:??? ……失礼いたしました。 一つ上のレスは見なかったことに! それでは、改めまして。 皆様、ご回答ありがとうございます。 それでは早速、>>764の選択については…… >>775 見てる人 ◆S/MUyCtQBg様の回答を採用させていただきます! みんなを大事に思ってること、重要ですね……。 森崎、すっかり善人でお節介焼きですし、隊長仕事のまず第一歩としては こちらを採用させていただきました。 またスレタイ応募もありがとうございます。 CP3を進呈いたします。
[781]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/23(月) 01:15:23 ID:??? >>766 はい、名有りキャラは各自固有のスキルを所持していますし、 今月まではまだ選べませんでしたが、一緒に訓練することで そのスキルを強化していくことも可能になっています。 長く活躍させてあげることが結果的に部隊の強化にもつながりますね。 スレタイ候補もありがとうございます! >>768 そうですね、まず一回の戦争パートでどの程度のポイント使用が必要になるか、 その辺りを見極めていくのも大事だと思います。 そしてスレタイ応募、ありがとうございます! >>770 何しろ友軍は「あの」自由騎士ですから……武勲を稼ぐチャンスは多いかもしれません。 但し活躍は損害と隣り合わせ、しっかりマネジメントしてあげて下さいね。 >>771 はい、一応シミュレート上でも、大きな事故が起こらなければこなせるだろうというラインを 『並』としています。個人戦よりも数値の振れ幅は少ないはずなので、シミュレート精度が 大きく乱れていないことをGMとしても祈っています。 スレタイ応募もありがとうございます! >>774 初参加、ありがとうございます! そして早速の称号を絡めたご回答、本作の特色をしっかりとご理解頂いているようで GMとしても感無量です。どうかこれからも末永く楽しんでやって下さいませ! >>776 そうですね。今回の最難選択肢、分隊損耗率0%などはかなりの運ゲーとなってしまいますが、 戦争の勘どころを掴んでからであれば、ある程度の冒険もできるでしょう。 今回は展開の関係上、そしてまた初の戦争前ということもあってこのタイミングとなりましたが、 次回以降は公約の選択を「マップ提示」および「目標提示」の後にする予定です。
[782]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/23(月) 01:16:49 ID:??? *** A 分隊長を引き受ける。 「―――わかった。俺に任せとけ」 しっかりと頷く森崎。 途端、周囲の声がスラングと拳混じりの手荒い歓迎と祝福に変わる。 「イテ、痛てて、おま、痛っ、やめ、こら、……痛えつってんだろコラァ!」 「うわ、分隊長が怒った!」 「やべえ、押さえろ!」 と、喧騒の中心となっていた森崎の首根っこがぐい、と掴まれる。 そのまま引きずり出された森崎が、 「誰だ、この野郎調子に乗りやが……って、」 「―――」 怒鳴りつけようとした森崎の声が、尻すぼみに消えていく。 眼前、吐息を感じるような距離にあったのは左目に大きな傷痕が走る強面。 ヤング・マジョラムである。
[783]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/23(月) 01:17:54 ID:??? 「続けてもいいか? モリサキ分隊長」 「……」 こくこく、と無言で頷く森崎。 その襟首を掴んでいた手を離して、ヤングの鷹の目が周囲を睥睨する。 視線の走った先から、乱れていた隊列が逆回しで整っていくのだった。 場が落ち着いたのを見計らって大きく頷いたヤングが、改めて声を張り上げる。 「では、その他の人員の編成を発表する! アントニオ・コンセイソン!」 「はい!」 呼ばれ、最前列に直立不動でいたトニーニョが前に出る。 「貴様は第一分隊! 俺の補佐につけ!」 「はっ!」 「フロレンシオ! トゥーリオ! 貴様らは第二分隊!」 「は、はいっ」 「は〜い」 「次に……」 ****** ※称号が『気のいい分隊長』になりました。 スキル『分隊指揮』を獲得しました。 種別:特殊 消費ガッツ:- 効果:戦争パートで分隊の指揮ができるようになる。 ******
[784]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/23(月) 01:18:55 ID:??? 「えー、ごほん」 咳払いをひとつ。 森崎の前に整列するのは外国人傭兵隊、第二分隊百五十人の傭兵たちである。 自らの言葉を静寂の内に待つ男たちに、緊張の面持ちで森崎が口を開く。 「……改めて、俺が第二分隊を預かることになった森崎有三だ」 「知ってるぜ」 「今更挨拶もないよね〜」 「テメエら、茶化すんじゃねえ! つうか、今のネイとジェトーリオだろ!」 早速飛んだ野次に怒鳴る森崎。 苦笑と失笑の輪が広がり、緊張の度合いが緩んだ。 その様子に姿勢を崩した森崎が、しかし眼差しだけは真剣に、告げる。 「まあ、いきなり隊を仕切るっつってもよ、そう簡単に俺を信じてついてこいとか、 んなこたぁ言えねえやな。……だがよ、これだけは。これだけは聞いてくれ」 その眼光の強さに、居並ぶ荒くれ者どもが一瞬、しん、と静まり返った。 「ネイ、ジェトーリオ。それから他の連中も」 ほとんど一人ひとりを見回すようにして。 「お前らの命は俺が預かった。預かったからには、取りこぼさねえ。 生きて、帰ってこさせてやる。それが俺の仕切る、この隊の決め事だ」 言う。 反応は、僅かな間を置いて返ってきた。 「……ヘッ。モリサキのくせに、カッコつけたこと言いやがって!」
[785]異邦人 ◆ALIENo70zA :2012/07/23(月) 01:19:57 ID:??? 最初に言葉を発したのは褐色の優男、ネイである。 それからその背にへばりつくように立った黒人、ジェトーリオが続く。 「そうだね、ネイくん。モリサキのくせに生意気だよね」 「黙れ生ゴミ!」 そんないつものやり合いを口火にして、傭兵たちが次々と森崎に向けて声を上げる。 「ヘン、俺たちゃ生きて帰ってきてやるぜ、頼まれなくってもよ。 ……そしたらついでに、お前の顔も立つってもんだろ?」 「そうだな、いきなり決め事を反故にさせちゃあバツが悪い」 「ま、せいぜい新米分隊長の顔を潰さないようにしてやるさ」 「元々潰れたみてえな顔してる奴が何か言ってるぜ!」 「わはは、違ぇねえ!」 口々に言っては豪快に笑い、親指を立て、自らの胸板を叩いてみせる男たち。 「お前ら……」 「おいおい、勝手にカンドーしてんじゃねえよ!」 「俺らは俺らのために生きて帰るってえ、当たり前の話をしてんだぜ」 「んだ、勘違いすんじゃねえぞ。それよりホレ、挨拶が終わったらどうすんだ?」 「しっかり頼むぜ、分隊長さんよ!」 荒くれどもの声は、しかし心なしか常よりも温かい。 少なくとも森崎はそう感じた。
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0ch BBS 2007-01-24