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【代表の】黄金のジノ11【レギュラー争い】
[553]森崎名無しさん:2012/06/28(木) 23:10:55 ID:H1kZx2is B
[554]森崎名無しさん:2012/06/28(木) 23:28:22 ID:QMdLhvzs B
[555]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/28(木) 23:54:54 ID:??? B ピサロさんは、バンビーノって知っていますか? ジェンティーレ「ピサロさんは、バンビーノって知っていますか?」 ピサロ「………バンビーノ?その辺歩いてるじゃないか。ばかにするなよ。」 むー、と頬を膨らますピサロ。 ジェンティーレ「ジョバンニ・マンフレディーニですよ。」 ピサロ「あー、あのミランの子か。ヤバい怪我したみたいだな。」 ピサロは、表情を曇らせた。 ピサロ「………わかるんだよな。ボールを思うように蹴れない、イメージに身体がついていかない苦しみは………」 ストラット「」グサリ ピサロ「バンビーノは、ドリブラータイプだったよな。ドリブラーにとって、イメージに身体がついていかないのは、致命的だ。」 ストラット「」グサグサ ピサロ「そうなると、プレイスタイルを替えるか、今のイメージに納得するしかなくなるからな……。」 ストラット「orz」 ピサロ「バンビーノは、Bで中心なんだろ?なら、今が一番大事な時期だ。」 ジェンティーレ「……………というと?」 ピサロ「続けるか、辞めるかの。」 ジェンティーレ、ストラット「!」 ピサロ「お前だと、だましだまし身体を動かし、大きな故障をして引退するのと、五体満足でスパイク脱ぐの、どっちがいい? バンビーノは、その瀬戸際にいる。」 厳しいコメントである。 ピサロ「テクニシャンと呼ばれる人種にとって、イメージと身体のズレは、最悪の結果になるんだ。 バンビーノ自身が一番感じている事だろうが……………」 ピサロは、溜め息と共に言った。 ピサロ「バンビーノは、昔のプレイは、やりたくても、もう出来ない。ワールドユースは、同じ選手として、見ていて悲しくなった。」 ストラットが、控え室を飛び出した。
[556]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/28(木) 23:58:06 ID:iyOsyJAY 『2』票にて。 A 話を聞く B ストラットを追う C ジノにストラットを追わせる D 傷心のストラットに イカ飯 パスタを振る舞う
[557]森崎名無しさん:2012/06/28(木) 23:59:46 ID:HDY+plWg C動け主人公
[558]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 00:00:14 ID:7fgA7Fxo C仕事しろ主人公
[559]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/29(金) 00:26:39 ID:??? C 働け主人公 ジェンティーレ「ヘルナンデス!」 ジノ「ああ。」 ジノが、ストラットを追う。 ピサロ「……………言うべきじゃなかったかも知れんが、知っておくべきだ。」 ジェンティーレ「…………………」 ピサロ「じゃないと、お前らは昔のバンビーノを、必ず引き合いに出す。バンビーノが、昔以上のプレイをしてもな。」 ジェンティーレ「それは分かっています。しかし、バンビーノは頑張って……………」 食い下がるジェンティーレの肩を、ガッツが叩く。 ガッツ「頑張って、なんだ?頑張って昔のプレイを取り戻そうとしている、と言いたいのか?」 ジェンティーレ「……………………」 ガッツ「身体と感覚のズレがある以上、やりながら直すしかねぇんだ。でもな。昔のプレイってのは、幻想にしかならん。 特に、バンビーノみたいな責任感が強いヤツはな。」 ガッツは、遠い目をした。 ピサロ「スタイルに縛られたら、変な状態で固まってしまう。バンビーノがどんなカルチョをしているかは、わからんが……… 今は戦術のタクトを握るよりは、色んな可能性を探る時期だ。」 ザンブルッタ「………だから、ミステルもバンビーノを召集していないと思う。」 ジェンティーレ「………………」 壊したほうと、壊されたほう。昔のバンビーノは、死んだ…………。 ワールドユースのバンビーノの不調は、バンビーノ自身に問題があったとは、今まで気付きもしなかった。 ジェンティーレは、自分の不明さに俯いた……。
[560]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/29(金) 00:33:07 ID:hCNWaLXE オルランド「……ただ、ぶっ壊れた状態でも活躍出来るって時点で、十分にバケモンだけどな。」 波hey「左様。」 アンブルジーニ「(こ、このハゲは誰なんだ?!)」 『2』回行動が出来ます。 『2』票にて。 A 他に誰かと話す B 疲れた。休むか。 C 主人公に愛の手を! D このハゲは一体………(5票) ※本日は、ここまでにします。
[561]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 00:33:43 ID:B3Xgg/lE C
[562]森崎名無しさん:2012/06/29(金) 00:35:46 ID:NBoifHNA C
[563]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/06/29(金) 21:31:11 ID:??? C 主人公に愛の手を! ジノ「………………………………」 ストラットは、いた。 階段の下に…………蹲り、泣きじゃくりながら…………。 自戒の念に苛まされ、ストラットは泣いている。 かつてバンビーノを再起不能寸前に追い込み、なお、今、自分はバンビーノを追い込んでいる。 罪の意識……バンビーノを、イタリアの10番を背負う男を、壊したのは自分……… ストラットは、そう考えた。 ジノ「…………………」 セリエB、第一節、二節。図らずもバンビーノのプレイを見たが…………ジノの目から見て、バンビーノは物足りなかった。 一節は、相手が格下だけに手を抜いたかと思っていたが………… 二節。いくら相手がペルージャのメフメト、ジャッカルシニアとはいえ、動きが悪かった。 バンビーノの実力は、シェスターにも引けを取らないと思っていたが……それだけに衝撃だった。 ジノ「(バンビーノ…………ストラット…………)」 もし、仮にバンビーノが今のストラットを見たら………… 怒るだろう。馬鹿にするな、と。 ジノ「(バンビーノの実力は健在ながら、身体とイメージが合わないというのは、何故だろう?)」 長沼のように、進化する前の状態なのか……はたまた、つぶれる前の兆候なのか………。 ジノには判断がつかない事だったが、今もなお、バンビーノが苦しい立場にいる事に変わりはない。 ジノ「(…………何と言うか………。)」
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0ch BBS 2007-01-24