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【再び】キャプテンEDIT37【全国へ】
[445]森崎名無しさん:2012/06/20(水) 01:54:40 ID:??? ★目指せブロー○ン?→ スペード8 =★
[446]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/20(水) 02:04:31 ID:E7oMte5+ ★目指せブロー○ン?→ スペード8 =★ 7〜J→ブロックフラグが立つ -------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 懸命に腹筋を続け、小太りの身体を引き締めようとする末松。 かつてシュート練習に明け暮れたため、腰から下は鍛えられているものの、腹筋から上は未発達の部分が多い。 そこを鍛えれば、ブロック力の向上にも近づく、との目算だった。 末松「ぶはァ〜っ! き、キツい〜!」 だが、その境地に辿り着く一歩手前の段階で、末松は音を上げてしまった。 まだまだ絞る余地のある身体である。無茶な運動を続けるには、もう少し減量の必要があったのかもしれない。 末松「でも〜、発想自体は悪くないはずなんだよな〜。後は何か切っ掛けがあれば、パワーブロックも強化できると思うんだけど〜」 そう呟く末松。 結局、この日の特訓ではパワーアップの端緒を何とか掴む段階に留まるのであった。 ※ 末松がブロックフラグを手に入れました! ※ ------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大会前夜の描写が終わったところで、今回はここまでです 次回からやっと大会の方に入れそうです。なんとか次の投下では一回戦開始まで行けるでしょうか? 今回も深夜まで拙作にお付き合いいただいて、ありがとうございました!
[447]森崎名無しさん:2012/06/20(水) 02:08:34 ID:??? お疲れさまでした
[448]森崎名無しさん:2012/06/20(水) 13:24:58 ID:??? 今度の休日に大前はコーチ特訓できるみたいだけど、監督とマネージャーもできるのかな? できるなら、ハーフタイム中にでも依頼しておきたいが。
[449]森崎名無しさん:2012/06/20(水) 22:46:05 ID:??? 少なくとも去年はなかったな好感度ボーナスでの練習はあったけど 無難に決勝前だけじゃない
[450]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/21(木) 00:35:56 ID:??? >>447 乙どうもです! >>448-449 はい、監督・マネージャーのコーチ特訓は決勝前ですね あんまり回数を増やすと、またバランスが崩壊しそうですので 遅くなりましたが、本日の投下です 一回戦、始まるかな?(汗) ----------------------------------------------------------------------------- そして夜が明け、全国大会が始まった。 実況「さあいよいよ開幕しました。静岡南葛中学の史上初の大会三連覇なるかで注目される第16回全国中学生サッカー大会。 昨日沖縄では台風の被害もあった様ですが、ここ埼玉は晴天、8月の灼熱の太陽がグラウンドに照り付けています。 各地の都道府県大会を勝ち抜いた精鋭47チームが、ここ大宮サッカー場に集い、7日間に渡る熱戦が繰り広げられるのです。 そしてその選手達が目指す物はただ一つ。今南葛中学森崎有三くんによって返還されるこの真紅の大優勝旗それだけではないでしょうか!」 実況の煽る様なアナウンスに乗って、全国から集った猛者たちが、ギラリと瞳に野心の炎を灯す。 政夫「今年は俺たちが頂くぜ」 和夫「そうともよ!」 早田「フッ……」 次籐「心配せんでもあれはワシらのもんタイ」 佐野「へへへ……」 松山「今年こそあの優勝旗を北海道に持ち帰るぞ! なあ皆!!」 ふらのメンバー「おう!(とでも言って、話を合わせておかないとな)」
[451]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/21(木) 00:37:15 ID:??? 森崎(誰にも渡さない、あの優勝旗は大会最終日もう一度俺が手にするんだ) 翼(くそっ……本来あの優勝旗を持っているのは俺の筈なのに……森崎め……) 大前「こんなにも何かを欲しいと思ったのは、人生で二度目だ。森崎……悪いがその優勝旗は、力づくでも奪い取る!」 達也「二度目? それじゃあ一度目は……ああ、そうだったな。聞くまでも無かったな……けっ」 菱野「?」 実況「続きまして大会委員長米川吉太郎氏の挨拶です」 大会委員長・米(ry「え〜〜本日は………」 ここで式次第は、お偉方の挨拶に移る。 選手たちの野心を刺激する優勝旗の返還と比べると、どうにも興が乗らない催しだった。 その為か、よそ見をする者やはたまたチームメイトと何やら囁き交わす者まで出始める。 輝林「……見て下さい、あそこを」 大前「ん、何だ? 輝林が無駄話なんて珍しい」 笑いを滲ませて応える大前に、輝林はいやに真面目くさった表情で他校の列を指す。 その先にいたのは東京代表・東邦学園であった。
[452]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/21(木) 00:38:57 ID:??? 反町(……日向がいなくなったのは良いけど、替わりに若島津がピリピリしてるなァ) 若島津(日向さん、貴方が戻るまで東邦は俺が守る!) 輝林「……東邦の列に、ヤツの姿が見えません」 雪村「ヤツっていうと……ああ、あの末松くんよりも太ってたキャプテンの人?」 比良山「日向小次郎、か。確か昨日読んだ雑誌にも失踪したとかいう噂が載っていたが、本当だったとは」 大前「……まァ、いなくて良かったんじゃないか? 去年はチラッと見ただけだけど、どうにもうるさいヤツみたいだったし」 鳴紋中の大部分にとって日向とは、自分はまともにサッカーも出来ないコンディションを改めない癖に、 金に飽かせて全国から選りすぐったチームメイトを働かせ、自分では特に何もしない。 それどころかミスや敗北を安全地帯から野次り倒す、いけすかない成金男に過ぎなかった。 輝林「……そうですね。顔を合わせることが無ければ、それに越したことは無いんですが(でも、何か嫌な予感が……)」
[453]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/21(木) 00:39:58 ID:??? 〜数時間前・沖縄〜 台風一過の砂浜に佇む、二人の男の姿があった。 一人は怪しげな風体の中年。もう一人は、獰猛ささえ感じさせるほどに引き締まった体つきの、精悍な少年であった。 吉良「……見違えたぞ、小次郎。いまや豚の様に肥えていた、かつてのお前はおらん。その屈強な肉体、正しく獲物を狩る虎よ」 日向「ええ……俺自身でも驚いていますよ。まさかこんな短期間にここまで身体を絞れて、オマケに……クククっ」 そう言い見る者に怖気が走る様な凶笑を浮かべる男こそ、日向小次郎である。 中学に上がってからの贅沢な暮らしと運動不足、それによって膨れ上がった脂肪は、どこへ消えてしまったのか。 全身を鋼の筋肉が覆う姿は、正に肉食の獣。都大会決勝からの僅かな期間に、日向の肉体は以前の全盛期をも上回る屈強さを備えていた。 日向(あの日……吉良監督を狙った流れ弾が俺の×××を穿ったあの日から、何かが変わった……。 どんなに苦しい特訓の中でも、何故か身体の奥から深い喜びが沸き上がってくる。 キツければキツいほど『次はどんな特訓が?』とワクワクしてしまう……一体、何がどうなっているんだ?) 自分の身に、いやそれ以上に心に起こった変化に、僅かな戸惑いを見せる日向。 それを知ってか知らずか、吉良監督は凄惨にニタリと笑う。
[454]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/06/21(木) 00:41:02 ID:??? 吉良「ふっ、後は生まれ変わったお前の力を、全国大会に集った生贄どもに味わわせてくるがいい。存分にな。 今から東京行きの飛行機に乗って帰れば……開会式には微妙じゃが、試合には間に合うじゃろ」 日向「はい…………。 (そうだ……東京に帰るんだ……あのクーラーが効いた、何でも飲み放題食い放題のあの世界へ……。 暴風雨と大波の代わりに、執事とMIBがついてまわる東京へ……。 何故だ……ちっとも嬉しくない……もう寿司だって食い放題だしコーラも好きなだけ飲めるのに……)」 吉良「では、お前の活躍を楽しみにしておるぞ? ……それと、ワシのスクールへの援助金もな」 日向「はい…………」 ちゃっかりと吉良が金を要求したことにも気付かず、日向は空港へ向けて覚束ない足取りで歩き出した。 ……その後、東京に帰ったは良いが、余りの変わり様に本社の人間から日向本人だと信じられず、チームと合流するのに手間取るのだが、 それはまあ、語るまでも無いことである。
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0ch BBS 2007-01-24