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【燃えろ!】キャプテン松山30【厄オーラ】
[724]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:22:02 ID:??? >>723 乙感謝ですー、なぁにクラブ畑からダイヤ畑に変わっただけで驚くことはない……デスヨ 目玉はコアラのマーチコロッケ→ ダイヤ9 黙ってルーミアの返答を待つ松山だったが、通りのほうから足音と気配を感じた。 ルーミアも気付いて、笑顔を浮かべたのを見て、どうやら客はくるようだと答えを得て横へ退く。 松山「(冷やかしじゃないがとくに買う物もないし) あ、お先どうぞ……ぉ」 斜め振り向いて、やってきた者の装いを見る。 繊細なレースフリルで全体的に可愛らしく、装飾やネクタイリボンにもこだわりを見せて…… それでいて、女子高生が好むような大人びた雰囲気を併せ持つウェイトレスの制服着。 デザインした人物の妥協を一切しないスイーツとノリノリとセンスの結晶。 松山「(な、なんつーか……すごいな。 アイドルの周りを飛ぶあのキラキラ〜☆みたいなのが見えるぞ)」 衣装ばかりに気を取られないで、顔つきも見てみる。 ブロンドの長髪で十分美人の範疇だ。 と、そこで視線に気付いたか、松山のほうを振り向いたウェイトレスが驚きの眼差しを向けてくる。
[725]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:23:06 ID:??? ???「マツヤマ? マツヤマじゃないか? こんな場所で会うとは思わなかったな」 松山「へっ?」 前々からの知人であるかのような、ウェイトレスさんの第一声に松山は戸惑った。 しかし確かにマツヤマと口にした……。 そしてイントネーションが日本のそれと微妙に違い、聞き覚えがある。 ???「少し待ってるがいい。 ワタシはここの店長さんと直接話さないといけないんだ」 働いてる喫茶店の食材の仕入れで来た様子で、ウェイトレスさんはそう言い店の裏手へ歩いていく。 その後ろ姿、背丈、どこかアスリートの特色が見える足取りを見ながら松山は記憶の糸を手繰る。 松山「……(うーん誰だろう? あんな衣装の人見たら、俺でも忘れないと思うがなぁ)」 ルーミア「わかった。 店長呼んでくるね。 フライハイトさん!」 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・ 松山「ワッツ!?ホワーーーーーーーーーーーーーイ!!!?」
[726]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:24:49 ID:??? 悲奇鳴をあげて、松山はまさかと思いウェイトレスさんをもう一度確認する。 ルーミアが目をまん丸にし、フライハイト?がこちらを案じるかのような顔つきで近寄ってきた。 フライハイト?「ど、どうした? そんな大声をあげて妙な物でも見たのか?」 松山「妙、妙って言うかあの、君、じゃないお前……フライハイトか!!!? なんだその格好!?」 以前に、女装させられることに抵抗したフライハイトが匿ってくれと言い出した事があった。 その時点で守矢と疎遠になっていた松山には、打つ手も積極的に関わるつもりもなかったが……。 幻想郷で出会う奇縁を始まりに、友情を感じた相手の変貌に耐え切れず、四つんばいに崩れ落ちた。 松山「まさかこんなことになるなんて……ああ、許せフライハイト? お前を救えなかった……。(ズゥゥゥゥゥゥゥン) 山の神様、貴女はどこまで残酷なのですか……」 フライハイト「ちょっと待てマツヤマ。 何か勘違いをしていないか?」 ショック状態の松山と裏腹に、ふぅと溜息をついたフライハイトは、依然と同じ冷静な声で続ける。 フライハイト「いいか、ワタシが着てるこれは―――制服なんだ」 松山「―――あ?」 フライハイト「守矢神社では、人里でより信仰を集める為に出店する計画があってね。 サナエさんの強烈なプッシュでスイーツカフェになって、これはそこの制服なんだ」 松山「…………………………………」
[727]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:25:52 ID:??? どうしますか? A そ、そっか! 制服ならしょうがないな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \ B 服のことは百歩譲って、前から自分のことワタシって言ってたか……? C くそっ、さすがドイツ選手だぜ、よくぞ見破れない女装を実現したな! D なぁ、カペロマンはなんて言ってるんだ……? E 俺の知ってるフライハイト?はもういない、ルーミアちゃんと話そう……。 F その他 *現在の時刻は『10:30』です。 *移動ならびに一回の行動につき15分消費します。刻限は『15:00』です。 *後2回まで選択できます。(*ルーミアとの会話回数はカウントしません) *その他投票の場合、発案時の票はカウントしません。 *先に2票入った選択肢で続行。ageでお願いします。sageではカウントできません。
[728]森崎名無しさん:2012/12/23(日) 23:29:37 ID:z6zo1nFU B
[729]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/23(日) 23:42:07 ID:??? 投票中ですが、今日はここまで。 森崎板の皆さんが何事もなく楽しいクリスマスイブを過ごせますよう。 0時を過ぎても決まらなかった場合、再投票をお願いします。 お疲れ様でした。
[730]森崎名無しさん:2012/12/23(日) 23:43:52 ID:rzHPBGA6 B メリー乙でした
[731]森崎名無しさん:2012/12/24(月) 11:23:42 ID:??? テクモでフライハイトはカマっぽい
[732]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/25(火) 00:17:49 ID:??? >>730 メリークリスマス乙感謝! フライハイトの一人称『僕』は、愛読してたスレのキャプテン山森さんから拝借しました。 >>731 「雨よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」 この台詞を心まっさらにして読むと見方が変わる、かもしれませんね。
[733]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/25(火) 00:19:05 ID:??? B 服のことは百歩譲って、前から自分のことワタシって言ってたか……? 松山「(制服だからはいそうと納得しろなんてどだい無理あるが……追求はやめよう。 そうさ!友人の変身を祝福する気持ち! 似合わなければ痛いだけだが似合ってるだけマシ! 必死に、そう自分に必死にそう言い聞かせなければ精神の均衡を保てないし!)」 そこまで、松山はたっぷり十秒かけて、どうやら重病を患ってしまったらしいフライハイトを見る。 松山「わかった。制服なら仕方ないな! でもまだ今のフライハイト?に疑問があるんだが」 フライハイト「名前のあとに疑問符つけてるのも気になるが……どうしたマツヤマ?」 松山「今まで、守矢神社に俺がいた時も、ワタシなんて言ってたか? 違和感ありありなんだが」 制服着用に従ってるだけというなら、服さえ着替えれば元のフライハイトだろう。 だが言葉遣いとなると、それでは済まない。 フライハイトの内面に切り込む他なかった。 そんな松山の内心を知ってか知らずか、暢気そうに……。 フライハイト「そういえばそうだったかな? 最初は……そう、調理担当だったんだが、次第に固定客がどんどん増えて……。 で、ウェイターのデザインが仕上がるまでこの制服で手伝う事を承服して……」 松山「で?」 フライハイト「気がつくと、いつの間にか使ってたんだ。 まるで生まれた時からこちらを使ってたのではと思うほどしっくりきてるんだ」 松山「うん。わかった」
[734]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2012/12/25(火) 00:20:08 ID:??? どうやらいよいよ、匙を投げて現実を受け止めなければならないことが。 ifをいくら夢想したところで意味はないが、自分が守矢にとどまってたら変えられたかなぁと考える フライハイト「ところでマツヤマ。 サナエさんから聞いたがチーム結成は上手くいったらしいな?」 その一言で、現実に引き戻された松山はすかさずトラウムのキャプテンとして思考スイッチする。 松山「ああ。 自分で言うのもなんだがいいチームに仕上がってる。 次の大会はもちろん優勝を狙っていくぜ」 内外とも統率され最良の状態と射命丸が太鼓判を押した守矢と違い、実際はまだまだ問題は残ってる。 だがそんな不安を覗かせる真似はせず、太い笑みで言ってのけた―――が。 フライハイトからは、予想と若干違う反応が返ってきた。 フライハイト「そうか。 羨ましいなそれは」 松山「(ん? 何か懸念してる顔を一瞬した?)」 フライハイト「こっちは色々と。 カペロマンが……ぁ」 気の緩みがあったのか、大会のライバルに弱みを吐露する寸前にフライハイトは口を結ぶ。 松山「(カペロマンに何かがあったのか……。 離れてから全く把握できてない、守矢ミラクルズの現在を知る好機かもしれない……?)」
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0ch BBS 2007-01-24