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【不思議なお薬】キャプテンEDIT38【飲まされて】
[861]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/07(土) 01:40:06 ID:??? ★比良山→オーバーヘッドキック 69+ ダイヤ3+アシスト(+2)=74★ ★武田→高いクリアー 53+人数補正(+2)+ クラブQ =67★ ★青田→高いクリアー 53+人数補正(+2)+ スペードJ =66★ ★村沢→ブロック 53+人数補正(+2)+ クラブA =56★ ★大丸→ブロック 55+人数補正(+2)+ スペードJ =68★ ★吉倉→パンチング 57+ ダイヤJ =68★ 2≦ 比良山のオーバーヘッドキックがゴールを奪う! ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 軽やかに地を蹴り、しなやかに空中で後天。まるでオーバーヘッドキックのお手本の様に、その一撃は振り下ろされた。 ただ、綺麗に決めようとし過ぎた所為か威力自体はそれ程でも無かったが、本多のパスによるポジショニングとコース取りがそれを補う。 つまり花輪中はこれを止めきれず、 ――ピィイイイイイイイイイイイイイイィっ! ゴールネットをまたも揺らされることとなったのである。 比良山「うむ。万全ではないが、何とか決まったな」 吉倉「お、お前らはゴールキーパーって人種に恨みでもあるのかーっ!?」 実況「ご、ゴール! 鳴紋中、これで四点差の五点目ェ! 5−1と花輪中を引き離します! これで比良山くんは今日二ゴール! 相方の大前くんとともに、この日のチームの全得点を叩き出す! 凄まじいツートップだ! そして恐ろしいことに、試合は未だ前半戦なのですっ! 彼らの攻撃力に対抗できるチームは、果たしているのかァ!?」
[862]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/07(土) 01:41:10 ID:??? 次藤(観客席)「ごつかオーバーヘッドじゃったのう。お前から見てどうなんタイ、佐野?」 佐野(観客席)「同じFWとして、ちょっと自信が無くなりそうな出来ですよ。これに加えて、大前もいるんでしょ?」 松山(観客席)「やはり、鍵はあのツートップをどうやって試合から切り離すか、だよな。 かといって鳴紋中は、中盤の選手たちも並じゃない。うーむ……?」 弥生(観客席)「この試合、キャプテンにどうやって報告しよう……」 怒涛の得点劇に、観客席の偵察者たちも溜め息を吐かんばかりである。特にトーナメント表では鳴紋中と激突する二校は深刻である。 だが、今最も衝撃を受けているのは、他でも無くフィールドで戦っている花輪中の面々だろう。 政夫「よん……てんさ……だと?」 和夫「う、嘘だろォ……? なんで、なんで前半だけでこんなことになってるんだよーっ!?」 大丸「も、もうサッカーやだァ! ラグビー部に帰るゥ!」 青田「お、落ち着け大丸っ!」 武田「お前がここで試合を投げちまったら、替わった中村の気持ちはどうなるんだよ!?」 疲労か慄きか、足を震えさせながら呆然と呟く立花兄弟に、立て続けの失点に混乱状態になる守備陣。 花輪中は既に、試合の半分を残しながら末期状態に陥っていた。
[863]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/07(土) 01:43:03 ID:??? 輝林「……終わりましたね」 渡会「だな。後は何をしてくるにしろ、立花兄弟に頼った攻撃パターンは一度が限度だ。 ヤツらの消耗は、ハーフタイムを挟んだ程度じゃどうにも出来ねえよ」 本多「そしてそれ以外の攻め方は軒並み脆弱だ。せいぜい放り込まれるとPKが怖いくらいか?」 大前「けど油断は禁物だぞ? どうせ勝つなら、危なげなく勝った方が良い。相手に詰め寄られる隙は、見せないようにしなくちゃな!」 浅村「了解っス! 点差に驕って手ぬるいプレイしてたら、本多さんに叱られそうっスからね!」 水守「同感。ただでさえ向こうに一点上げちゃっているんだから、二度目は無いようにしないと」 本多「ふむ。お前らも仕事というものが分かってきたようだな?」 大前(よしよし、守備陣は良い具合に緊張感を保てそうだな) 末松「と、ところで大前〜? さ、さっきの顔に当たったぐにょって感じは、な、何だったんだ〜?」 大前「…………末松、キャプテン命令だ。ハーフタイムになったら真っ先に顔を洗って来なさい。今はそれしか言えない」 末松「な、なんで〜? なんでなのさ〜!?」 ……その後、前半戦は大した見せ場も無く終了した。 反撃をするにしても、立花兄弟の回復を待ちたい花輪中はキックオフ後も延々とボール回しに逃げ、まるで攻めてこなかったのである。 鳴紋中もこれを深追いせず、残る数分とロスタイムを消費。こうしてハーフタイムが訪れるのだった。
[864]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/07(土) 01:44:05 ID:??? 〜ハーフタイム〜 やす子「みんな、お疲れ様。今回の試合は良い調子で戦えているわね。まあ、相手に一点上げちゃったのはマイナスだけど、しゃあないわ。 アレは向こうの気迫が凄かった。戦術上正しい選択をしても、何かがそれを覆すこともある。それがサッカーよ。 だから、あんまり気にし過ぎないように。ウチは苦戦慣れしていないからちょっとのことで動揺しがちなのが珠に傷なんだからねー」 渡会「へーい……ま、俺も長いことキーパーやってるから、これくらいのこと引き摺ったりはしねーよ監督」 輝林「……大事なのは切り替え、ですね」 やす子「そういうこと。何よ、言われなくても分かってるじゃないの」 浅村「それにしても監督、珍しいっスね? いつもなら『失点なんてたるんどるっ! いずれにしても鳴紋たるんどる!』とか言いそうっス」 やす子「なぁに? 浅村くんってそんなに怒られたいの?(ニッコリ)」 浅村「め、滅相も無いっス!」 やす子「あっ、そ。じゃあ後半からの戦い方だけどね、いつも通りに流し気味に行くわよ。 前の方での支配率を高めたいから、大前くんはFWに戻ってね?」 大前「はい、分かりました。でも、良いんですか? 立花兄弟、あと一度くらいは撃ってきそうですよ?」 やす子「そん時ゃそん時よ。その一発で終わりなら、どーぞ撃たせて上げなさい。 守備陣にも他校の全国区のFWを相手にする経験は必要だね。止められたら成長の好材料よ」
[865]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/07(土) 01:45:21 ID:??? 渡会「こー言うのは心苦しいんですけど、もし止められなかったら?」 やす子「二度もゴールを許すのは弛んでる証拠! 一から私が鍛え直すっ!」 雪村「ですよねー」 菱野「ですが、私どもは止められる公算の方が高いと見ていますわ。あの一点も立花政夫選手の最高潮の出来あってのものでしょう。 あれだけのパフォーマンスは通常、一試合に何度も見せられるものではありませんわ」 やす子「そういうこと。四点差もつけた相手に、必要以上にビビってるんじゃないわよ? 鳴紋中は今年こそ全国一を取りに行くチーム! 自信と過信を履き違えないようにすると同時に、慎重と臆病も取り違え無い様に! その辺を肝に銘じて後半戦を戦って来なさい!」 鳴紋中メンバー「「はいっ!」」 … … … 大前「さて、というわけでハーフタイムの休憩だ。今回も後半は流し気味で行くようだから、休憩は必要ないな。 それよりもチームメイトや監督、菱野さんと何か話しておいた方が良いかもしれない。 それじゃあどうやって再開までの時間を潰そうかな?」
[866]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/07(土) 01:46:24 ID:763sUAyo ※ ハーフタイムでの休憩により、鳴紋中メンバーのガッツが120回復しました ※ ※ 現在の大前のガッツ:505/865 ※ 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.試合に出場している選手と話す(対象も併記してください) B.ベンチにいる選手と話す(対象も併記してください) C.監督と話す D.マネージャーと話す E.体力の回復に専念する(ガッツ更に50回復……今回は特に意味が無い!) F.消費アイテムを使うぞーっ! ……使う様な状況かなあ? G.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[867]森崎名無しさん:2012/07/07(土) 01:47:10 ID:vvMkAIL6 A 水守
[868]森崎名無しさん:2012/07/07(土) 01:47:32 ID:hKOb1zhc A 水守
[869]森崎名無しさん:2012/07/07(土) 01:48:59 ID:AKRrvuJk A 水守
[870]森崎名無しさん:2012/07/07(土) 01:51:37 ID:??? ちなみに発破をかけるのってこの能力を鍛えてくれとかこういう技やスキルの習得を目指してくれみたいな指定もできます?
[871]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/07(土) 02:06:48 ID:??? >>870 キャラによります。雪村や本多の様に多様な特技を持っているタイプは「どれを鍛えたらいいと思う?」と持ち掛けてくることもあります が、末松の様な一芸タイプだと長所に磨きを掛けることを優先するでしょうね >>A.試合に出場している選手と話す → 水守 --------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「水守、どうだ? ここまで全国で戦って来てみた感想は」 とりあえず、後輩の中では弟・達也の次に近しい立場である水守に、話を振ってみる。 輝林に次ぐDFの要として、彼の具合のチェックは欠かせない。 特にこれからの試合では、既に名の知れたセンターバックである輝林、彼を避けて攻める様な敵が出てくるかもしれない。 GKの渡会のスタミナ、という不安を抱える鳴紋にとって、そう言う時には水守が頼りである。 水守「……そうですね。県内の時から感じていましたが、僕もまだまだ中学サッカーの舞台では数ある存在の一人に過ぎない。 そんな認識ばかりが強くなっていますよ。何しろ、ほとんどの試合じゃ僕なんているだけみたいな状態が多いので」 自信無さげにそう言う。 水守も昨年に飯地監督に見出されて爆発的な伸びを見せたことがあるだけに、それ以降の伸び悩みには苦心しているのだろう。 大前「そうか。だがな、水守。自分に自信が持てない時こそ、練習だ。練習は自分を裏切らない。 例えすぐに結果は出なくとも、するしかない。それは分かっているよな?」 水守「ええ。浅村だって、何日も何日も練習して、それでようやく実を結んだんです。だから、僕だって負けてられないですよ」 浅村「? 俺がどうかしたんスか?」 不思議そうに目を瞬く浅村に、水守は何でも無いよと手を振った。 水守「それでですね、大前さん。気に掛けて貰えたお陰で決心したんですが――」
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0ch BBS 2007-01-24