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【表と裏の】もうひとつの物語５【最強】
[651]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/16(火) 00:09:10 ID:??? 今日はここまでー。こんなかんじで少しずつ更新感覚戻していきたいと思います。
[652]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/19(金) 21:44:59 ID:??? 弾かれたボールは咲山がキープしたが、 チラッっと横を見た後に大きく前へクリアーするような形で外へボールを手放した。 角馬「おっと、折角のマイボールをいったいどうしたのでしょう…？」 ボールはテンテンテン…と転がっていく。 そのボールを足で止めたのは… 森崎「ん…あれは…」 翼「鬼道…！！」 祐一「（鬼道…見せてやるぜ。お望みどおり、このフィールドでな…！）」 後半姿が見えなかった鬼道の出現に、会場内はざわざわとどよめきはじめる。 角馬「おっと、後半姿が見えなかった鬼道選手がやっと登場だ！！ 後半は１０分ちょっとといった所、１−０のこの状態で鬼道選手が戻ってくるとなると… まだまだ試合の行方はわかりません！！」
[653]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/19(金) 21:48:29 ID:??? ボールを持ち、フィールドへ歩いていく鬼道に近くにいた帝国の選手が駆け寄る。 佐久間「鬼道さん…すいません。いない間…同点に追いつくことができませんでした…」 寺門「攻められっぱなしだ…。不甲斐ない…」 その言葉を聞いて鬼道は… 鬼道「いや、むしろ…一人いない中で追加点を取られなかった。むしろよくやってくれた…。 一時期９人になった時もあったようだが…よく耐えてくれた」 佐久間「鬼道さん…」 鬼道「俺が戻ったからには、心配はいらない。みんな…まず１点を取り返すぞ！」 寺門「…おう！！」
[654]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/19(金) 21:54:37 ID:??? 鬼道はスローインを投げるであろう岩見にボールを手渡し、 ス…と一礼をするような仕草をしてフィールドへ戻っていった。 祐一「（こっちのスローインとはいえ、鬼道が戻ってきたし投げるのはこっちの陣地からだ。 来生、山森を残して俺達は下がったほうがいいな…）」 翼「（鬼道…。こいつが戻ってきただけで、帝国選手のモチベーションが格段に上がったのが目に見えてわかる。 恐ろしい選手だ…！）」 ボールを投げるよう、試合再開の笛がなり…岩見はあゆみに向かってスローインをする。 だが、そのパスコースにシュッと影が遮る。 その影の正体は… 鬼道「悪いが、同点に追いつかせてもらう！！」 入ったばかりの鬼道だった。 岩見「し、しまった！！」 あゆみ「いつの間に！？」
[655]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/19(金) 22:01:54 ID:3EM2IW9I ボールを奪うのは当然とばかりに、帝国のFW、MF陣はここぞとばかりにフィールドを駆け巡る。 中里「く、これは…！？」 石崎「ちくしょう、誰にマークをつけば…」 肖「お、落ち着いてください！冷静にひとりひとりにつけば…」 森崎「お前ら、何うろたえてるんだ！！突っ立ってるんじゃない！！」 森崎以外の選手は想定外の出来事に瞬間棒立ちになる。 鬼道「（この虚…一瞬の無防備！！ 無理もない、どんな一流のチームだろうとスキはできる… だが、俺達は…）」 佐久間「（互いの目を合わせずとも…）」 寺門「（どうすればいいのか、叩きこまれてきた！！）」 鬼道、佐久間、寺門「「「くらえ、南葛ッ！！！」」」 翼「ぐっ！？あのシュートか！？ 森崎ィ！！」 森崎「チィ…結局は俺頼みってことか！上等だよッ！！！」
[656]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/19(金) 22:06:53 ID:3EM2IW9I ★鬼道→!card 寺門→皇帝ペンギン２号 57+補正合計（+4） +!card = 佐久間→皇帝ペンギン２号 58+補正合計（+4）+!card = ★ ★森崎 → がんばりセービング・改 57+!card = ★ ★と★に囲まれた間を先着２名様で引いて下さい。 ＭＡＸ【シュート側】−ＭＡＸ【GK側】 ≧２→皇帝ペンギン２号がゴールに突き刺さる！ ＝１、０、−１ → イベント発生！ ≦−２→森崎、ボールをがっしりキャッチ！ ※皇帝ペンギン２号には吹っ飛び係数２ がついています ※皇帝ペンギン２号は特殊技です。 佐久間、寺門が鬼道のマークと一致した場合、一致した方にシュート力+１の補正がつきます。 佐久間、寺門のマークが一緒の場合はシュート力+２されます。 ３人とも一緒もしくは誰かがJOKERの場合（+3）となります。
[657]森崎名無しさん：2012/10/19(金) 22:09:10 ID:??? ★鬼道→ スペード7 寺門→皇帝ペンギン２号 57+補正合計（+4） + JOKER = 佐久間→皇帝ペンギン２号 58+補正合計（+4）+ ダイヤK = ★
[658]森崎名無しさん：2012/10/19(金) 22:16:21 ID:??? ★森崎 → がんばりセービング・改 57+ ダイヤA = ★ うん、これムリ♪www
[659]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/19(金) 22:28:40 ID:3EM2IW9I イベント扱い枠とはいえ、なんですかこの両者の引きｗｗｗｗｗ 今回敵方の覚醒なくてﾖｶｯﾀﾅ-（棒 ★鬼道→ スペード7 寺門→皇帝ペンギン２号 57+補正合計（+4） +JOKERボーナス（+3）+ JOKER = 79 佐久間→皇帝ペンギン２号 58+補正合計（+4）+JOKERボーナス（+3）+ ダイヤK = 78★ ★森崎 → がんばりセービング・改 57+ ダイヤA = 58★ 吹っ飛び！ ＭＡＸ【シュート側】−ＭＡＸ【GK側】 ≧２→皇帝ペンギン２号がゴールに突き刺さる！ ピュィィィィイイイイ！！！ 鬼道「皇帝ペンギン…」 寺門、佐久間「「二号！！！」」 ドグワワワワワワワッ！！！ 森崎「な…さっきまでのシュートとは桁が…ぐわぁぁああああ！！！」 凄まじい勢いのシュートは軽々と森崎を吹き飛ばし、ゴールネットを突き破り、後方にあった壁へドガッ！とめり込む。 めり込んでもなお回転し続けるボールが間を置いて止まったあと…。 そこでやっと、スタジアム内の時間も動き始めた。 ワァァァァアアアアアアアアアアアア！！！ 角馬「な…なんという恐ろしいシュートでしょうか！？これが帝国学園の本気ということなのでしょうか！？ この大会、無失点の森崎選手を軽々と吹き飛ばしゴールネットを突き破るこの破壊力… 本当にこれは…サッカーの試合なのでしょうか！？ あ、今倒れている森崎選手に、南葛選手たちが近づいていきます！」
[660]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c ：2012/10/19(金) 22:32:59 ID:??? 翼「森崎！！」 祐一「も、森崎！？大丈夫か！？」 みなと「キャプテン！！」 中里「不覚…！！大変申し訳無いッ…！！」 各々が森崎の安否確認、そして謝罪を述べていたが… スクッ…と何事もなかったように森崎は立ち上がる。 森崎「へっ…野郎どもハンパねぇもの隠し持ってやがった…。 悔しいが、今のは完敗だな…」 あゆみ「きゃ、キャプテン…」 だが、そう言った森崎の表情は…いつもどおりの、不敵な笑みを浮かべていた。 森崎「だが、そうそうあんなシュート何本も撃てるわけじゃねえ。 もう点はやらねぇ。だからとっととハットトリックでも決めてこい、お前ら！！」
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0ch BBS 2007-01-24