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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
[282]森崎名無しさん:2012/08/04(土) 14:31:25 ID:??? 三杉「君は何を言っているんだ」
[283]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/04(土) 17:49:40 ID:??? >>270 Wiki更新されていますとなんかwktkしますよw それに「自分がフラグを忘れていないかの確認の為にも非常に助かります」はありますねー。 >>274 中山「俺にもそろそろロマンスエピソードがあっても良いと思うんだ。」 スレ主「一応初期には予定していたけどスルーになったお」 中山「なにぃっ!?」 >>275 よしっ、それじゃあとことん喜ばせてやるからな。 >>276 アーっ! >>277 公園のベンチに座って人間観察ですねわかります >>278 どさくさに紛れてβまで…… >>279-280 おぜうのドリブルは至宝。 勝てる気がしません。 >>281-282 スレ主「このスレの参加者達は何を言っているんだ」
[284]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/04(土) 17:52:11 ID:??? > ドリブル、シュート、タックル ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今月の練習においての主題はミハエルがレクチャー役を担うとあり、選手たちはある意味興味津津であった。 何故ならば、ミハエルはこの2ヶ月間において他の選手達と別メニューだったからである。 また別メニューについて問い質しても、ミハエルが答えてくれなかったのも気になる要因であった。 ミュラー「そもそもミハエルはウォーキングの日は我々と別メニューでしたが、その間は一体何を……?」 オワイラン「ボクには何となく想像がつきますよ、ミュラー。」 ミュラー「…と言うと?」 オワイラン「舞踏の類ではないかと思います。 だってほら、彼はこの2ヵ月で姿勢がとても美しくなっていますから。」 ミュラー「舞踏ですか………ふむ、なるほど?」 スペルマン(正解………多分ね。) 彼の別メニューを知らないと言えど、選手の中にはかなり確信的な所まで突いている者も居た。 とは言っても、それがサッカーにおいて何の役に立つようになるかまでは中々想像出来るものではない。 ミハエルがレクチャーするというのは、それらの疑問がハッキリスッキリするという事なのであった。
[285]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/04(土) 17:53:12 ID:??? シーザー(2ヵ月前の時点でミハエルの奴は膝に大きなダメージを残していた。 故にこそ先に重力との 折り合いをつける垂軸≠ニ体勢を楽に保てるようになる体軸≠修得する必要があったわけだ。) ミハエル「さて…それでは気が進みませんが、このボクが諸君らへ指導してさしあげましょウ。 まずは詰まらない事を気にしている者が居るようなので、最初に伝えておきマス。 ボクがこの2ヶ月間、別メニューとして学んでいたのはクラシックバレエです。」 ダラピッコラ「ほー、バレエねえ……」 レントゥルス「シャレオツー」 ピンと来ないのか、多くの選手たちはこの二人のようにポカンとした反応をする。 しかしミハエルは気にする様子もなく本題へ入った。 ミハエル「バレエを学ぶに当たり最初に教わったのは、操り人形のように天井から吊られる感覚の取得でス。 地球の中心から発した一直線のピアノ線が、身体の中心を貫いて宇宙まで抜けてゆくような…。」 三杉「天井から吊られる感覚…。」 ミハエル「フフン、バレエダンサーとは軽やかであり、観客に体重を感じさせてはいけませんからネ。 ハッキリ言って、この感覚を自分のモノにしなければ、基本の姿勢すら保つ事が出来ませン。」
[286]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/04(土) 17:55:12 ID:??? そう言ってミハエルは足の置き方を独特な物にした。 両の踵をピッタリくっつけたまま、爪先と膝を外側に180度開いたのである。 これはバレエで云う所のポジシオン・デ・ビエの一番に相当する形である。 ミハエル「これが基礎の基礎…しかしこのポジションで立ち続ける事すら、今のユー達には難しいでしょう。」 言われるが儘に三杉はミハエルの足の形を真似してみた。 確かにミハエルの言葉通り簡単ではなく、身体は直ぐにグラリとふらつき始める。 周囲を見渡せば、他のメンバー達も同様に苦戦中だった。 三杉「確かに…」 ミハエル「シュア。 それも仕方ありませン、キミには先程話した感覚…垂軸を意識出来ていないのだかラ。」 三杉「垂軸…?」 ミハエル「ええ、しかし言葉については後にしましょウ…先ずは体感しなければ何も始まりませン。 その為にユー達全員、ボクの言う通りにしてみなさイ。」
[287]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/04(土) 17:56:13 ID:??? ミハエルの指示は、以下のように段階を追う意識でポジションを取るよう試みる事だった。 @ 足の5本の指を平均に床を踏みつける。 床の上に置いて立つのではなく、床を踏んで上に伸びるようにして立つ。 A 両膝は真っ直ぐに伸びる。 B 両骨盤は床と平行に保つ。 C 臀部(おしり)と腹部は無限にしまう。しめるのではなく、しまう。 D 脊髄(背骨)は真っ直ぐにし、全体の筋肉の焦点は腰に集める。 胸部は中にしまう。 E 両肩は下にさげ、より首を長くみせる。 F 首を長くみせるため、あごを平らに保つ。 あごの下にリンゴ1個分くらいのスペースをつくる。 ブンナーク「むっ…! ぬぬ………」 新田「これなら確かに姿勢を保っていられるけど…」 三杉(疲れるな、こいつは…… 長時間続けられるとはとても思えない。) ミハエル「ここで注目すべきは、この姿勢を取っている事で、やはり腹筋のヘソ下部分に力が入っている事デス。 シーザーコーチの言葉を借りれば、丹田と言うのでしょうか?」 シーザー「うむ、まさしくそうだな。」 確かに気にしてみれば、三杉も丹田部位に最も力を入れている事が意識出来ていた。 どうやら人体の中でも、丹田という部位は何かしら重要な物を秘めていると確信される。
[288]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/04(土) 17:57:17 ID:??? 続いてミハエルは更に指示を付け加えてきた。 G 中心となる丹田から外側(両肩)に向け、身体に縦割りの感覚(想像)を入れる。 H ここから、丹田を貫く軸だけを残すよう、身体の余分な力を削いでいく。 丸太のように立っている身体の力を 外側から順に削いでゆき、身体の中心にある一本の細い垂直軸を削りだすようなイメージを忘れない。 具体的には両体側、つまり、くるぶし・大転子・肩を貫く垂直ラインの力を抜き、次に胸・腹面と背中の面の力を抜く。 I 更に内観できる限り、丹田を通っている体軸に向かって、足首から下の足裏部も含め、力を垂直に力を抜く。 重要なのは、足の5本指の力を抜く事で、拮抗する丹田周囲の力も抜ける事。 ミハエル「ここまでの段階を追う事で、ユー達の身体は小さく揺れ始めているでしょウ。 しかし丹田の周辺には感覚が残っているでしょう…この段階で垂軸は体感出来ていまマス。 丸太のように身体を維持している状態から、細い軸で姿勢を支えている状態へ変わったのデス。」 新田「おお…なんかヤジロベエみたいですね、三杉さん。」 三杉「ふむ、言い得て妙だ。 それに先程のような疲労感もない…これならば長い時間も立っていられそうだ。」 ミハエル「この感覚…いや、適度な脱力と言うべきでしょうカ。 これを有していると、不思議と全ての動作スタートがスムーズで軽やかになるんですヨ。 垂直に通る軸の感覚を日常生活においても常に意識する事デス。」 三杉(動作スタートがスムーズに…か。) シーザー(それこそがBeginingu Movement Load Theory…即ち初動負荷理論≠フ基本だ。)
[289]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/04(土) 17:58:27 ID:??? ミハエル「続いては体軸…ポーズをキープした時、姿勢をキレイに保つ為の、身体の中心を貫く軸を言いマス。」 ブンナーク「よっしゃ、どんと来い!」 ミハエル「やる気があるのは良いですが、キミには適性がなそうデース。」 ブンナーク「なにいっ!?」 シーザー(…しかし流石にこんな話ばかりでは読者も退屈じゃあないのかね?) スレ主(そうかなあ?) ☆まだ体軸の説明がありますが… A 全部描写する B スキップ(かくかくしかじかで三杉達は聞いた事になる) [3]票選ばれた選択肢で続行します。(メル欄空白じゃないと青つなぎの男にロックオンされます。)
[290]森崎名無しさん:2012/08/04(土) 17:58:42 ID:HZ/HLm6+ A
[291]森崎名無しさん:2012/08/04(土) 18:01:37 ID:bUGEsDv2 A
[292]森崎名無しさん:2012/08/04(土) 18:04:09 ID:z5HQG08c A
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0ch BBS 2007-01-24