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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
[345]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:24:46 ID:??? > ほんじゃあどーするの?→ ハート3 > 《ハート》 トーキックを利用すれば良いと新田がアドバイスした ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ミハエル(限られたシーンでなく、どんなタイミングでもゴールを狙える決定力が欲しい… 攻撃のバリエーションが多彩であってこそ、このチームは輝くからには。) ある程度の高さまでは確かに登ってこられた。 しかしながら、そこで満足などしていられるミハエルではなかった。 誰にも真似の出来ない高き地平を見た人間にもう十分だろう≠ニいう思考はないのである。 …とは言っても目の前の壁が高い事は否めない事実だった。 だがミハエルと同様、自らの成長について非常に貪欲な一人の選手が、まさにミハエルの様子を気にしていた。 新田(………) 新田瞬……彼はユヴェントス戦でミハエルが崩れ落ちる姿を見ていた。 その時の負傷が尾を引き、以前に見せたプレイを今は出来ない事に気付いている。 喉から手が出るほど欲しい武器がなく、それでも夢(もくひょう)を見定めて足掻くミハエルの姿… 新田はミハエルの感じているだろう歯痒さが、少なからず他人事に思えないでいた。 『…かと言って、ミハエルと自分は資質が異なる…役に立てるような実践的なアドバイスなど到底思い付く筈なし。』 自身をそのように評価していた新田は、これまで彼の様子を気にするだけ…何も行動を起こす事はなかった。
[346]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:26:32 ID:??? しかし先程のヴィオラ新規加入選手の話、そしてその候補リスト… 候補リストの中にあった一人の選手の名が、新田に行動を起こさせる切っ掛けとなった。 新田「(サルバトーレ・ビアンキ、あいつは確か…) なあミハエルさん!」 ミハエル「…ワット? ああ、ニッタボーイですか。 何ごとです?」 新田「キック力…シュートの事について悩んでいるんだったら、試して欲しいキックがあるんだ。」 ミハエル「ほう…?」 憎まれ口が多く、協調性もあるとは自身でも思っていないミハエル。 彼は自身がチームにちゃんと受け入れられていると考えていなかった為、 今回の新田の行動は、間違いなくミハエルの事を驚かせた。 新田「トーキック、トーキックだよ!」 ミハエル「トーと言うと…… オー、ポワントの事ですか?」
[347]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:27:57 ID:??? 新田がミハエルに進めたのはトーキック… サルバトーレ・ビアンキがランニングドリブルから予備動作もほとんどなしに放った高等技術。 そのシーンを観た時、ビアンキのキック技量の高さに誰よりも衝撃を受けたのが、何を隠そうこの新田だった。 新田も自身のキック力の弱さを嘆き、トーキックを練習した時期があったのだ。 しかしトーキックをまともにコントロールするには高いテクニック・センスが必要であり… 新田「(…俺にはそんなセンス、全くなかった。 けどミハエルなら…) そう、スパイクの爪先を使ったトーキックなら、キック力が弱くても強いシュートが撃てる。 打点が狭くてコントロールが難しいし、軸足の位置も普通のシュートとは変わってくるけど… でも、ただ悩んでいるくらいなら練習してみればイイと思う、何か思い付く切っ掛けになるかもだし。」 ミハエル「…………」 新田「……なに、その沈黙?」 ミハエル「いえ、少々驚きました。 チームメイトから技術的なアドバイスを受けた経験がないのでネ。 ……それと、少なからず嬉しい気分でもありマース。」 新田「えっ…?」 ミハエル「サンキューベリーマッチ、早速プラクティスしてみるとしますよ。」
[348]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:31:21 ID:??? 神妙な言葉で微笑を返され、逆に新田が戸惑い引く場面となった。 新田としては一笑に附される事も想像していた為、ミハエルの素直な御礼の言葉は一周して気味悪かった為だ。 そしてその笑みがいつもの皮肉めいた物でなく、柔らかく美しさまで想わせる微笑だった事も理由の一つに入る。 新田(正直あの笑顔は反則だと思った…のは、何かの間違いに違いないさ。) だが、それはミハエルが幼少時にスラムの人々へ勇気と清涼を与えていた、 文字通り天使の笑みであった事を新田が知る筈もなかった。 ※ 二次限界到達ボーナス、ミハエルがシュート技[ローズバスター(新)/+6、消費200]を覚えます。 もしかしたら次の試合までに。 更にミハエルの低い浮き玉補正が1上昇。 ※ ついでに新田とミハエルの相互感情が3上昇。
[349]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:32:58 ID:??? …こうして、ヴィオラの10月度前半2週間の練習は非常に実りある物となる。 その初日であったこの日は三杉にとって格別に成果を得られたと言える。 ガション ガション 定時を越え、練習をそろそろ切り上げようという時、遠くから金属音が聞こえてきた。 入団契約処理の為にクラブハウスへと行っていたM沢とマエリベリーがグラウンドへ戻って来たのである。 M沢「いや、相済まん。 初日なのに練習に参加できなかった。」 三杉「まあ気にする事はないさ、契約に時間がかかる事は皆知っているからね。 そんな事よりも、改めてこれから共に頑張っていこう。」 M沢「こちらこそ宜しく頼むよ。」 再度二人の手と手(?)がギュッと握られた。 M沢の手(ギミックハンド)は間違いなく金属の冷たさがあったが、三杉は知らんぷりを押し通した。
[350]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:33:58 ID:??? シーザー「さて、解散の前に…ミスギ、オレが留守の間に就いたマネージャーを紹介してくれ。」 三杉「えっ? はい?」 シーザーの言葉に感嘆詞のみで応えながら、三杉はチラリと横眼でマエリベリーの姿を確認した。 いきなり紹介してくれとはどういう事かと理解が追いつかないのだ。 シーザー「オレも今朝書類を見て初めて知ったくらいでな。 お前等へのコーチングなんか放り出し、あの可愛らしいマネージャーとお茶でもと思ったが… まあ真剣にやると約束したからには、コーチの方を優先する事にした。」 三杉「はあ…そうですか? 何を言っているのか話が見えてきません。」 シーザー「キャプテンとして、マネージャーとコーチを職務上で引き会わせろと言っている。 でないとオレは仕事後に私人としてあの子にファーストインプレッションするぞ、いいのか?」 三杉「……………」 どうやらシーザーはちゃんと線引きしておきたいという事らしかった。(額面通り信じるならば) シーザーのヤンエグっぷりは三杉もサン・シーロにてその目で見ている。 英雄かどうかは分からないが、このコーチが色を好む人間性なのは明らかと言えた。 …ならばコーチとして、マネージャーとして、互いを紹介した方が良いというのは道理かも知れない。 そして監督が(実質)不在ならば、その役目はいずれの事も知るキャプテンが担うのも道理…なのか?
[351]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:35:20 ID:??? 三杉「分かりましたよ……。 マネージャーを紹介するんで、ちゃんと線引きして下さいね。」 シーザー「あいあい、マンマミア。」 三杉(やれやれだ…) 三杉は肩を竦め、向こうで片づけをしているマエリベリーの方を振り返った。 バカバカしいと思っているが、『より面倒くさい事態を避けるため』と自分を強引に言い聞かせつつ… 三杉「おぉい!」 メリー「え…?」 三杉は作業中のマエリベリーを手招きし、こちらへと呼び寄せた。 ☆マネージャーを紹介してください。 A こちらはマネージャーのマエリベリー・ハーンさんです。 B こちらがマネージャーのメリーです。 名はマエリベリーですが、愛称がメリーなのでそう呼ぶと良いかと。 C こちらがマネージャーAです。 クラブAとは別に仲良くありません。(※要5票) D こちらがマネージャーの天狗Aです。 不渡り手形とか持ってます。(※要10票) E 紹介すると言ったけど…すまん、ありゃ嘘だった。 F その他 [3]票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。)
[352]森崎名無しさん:2012/08/10(金) 00:37:06 ID:H8mRIHRQ A
[353]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/10(金) 00:38:56 ID:??? 本日はここまでと致します。 毎度毎度の亀更新で済みませんが、どうぞこのペースに慣れて下さい。 あと私は別に戦術とか詳しくないよ霊夢さん、大体だよ大体。 私にとってもキャプテン翼がサッカールールだよ。 GKは三角飛びの練習をするもの、フィールダーはスカイラブハリケーンの練習をするもの そんなの常識ー
[354]森崎名無しさん:2012/08/10(金) 00:40:51 ID:j6CIa1E6 B
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0ch BBS 2007-01-24