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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
[439]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/12(日) 23:27:22 ID:??? 最近板全体でもスペードが多い気がします。 …という所で本日はここで終わりにします。 次回はサーカス団員の少年が登場する予定です。足を滑らせた三杉を助けてくれます。 Aが出なくて良かったです。
[440]429:2012/08/12(日) 23:28:35 ID:??? 元は某JOKER分岐のミスギカートネタなんですけどねw
[441]森崎名無しさん:2012/08/12(日) 23:28:41 ID:??? 返り血と火薬の匂いの中乙
[442]森崎名無しさん:2012/08/12(日) 23:31:07 ID:??? 忘れられているけど三杉ってブンナークのパワーアップフラグを折って手に入れたスキル:異能生存体で怪我無効じゃなかったっけ?
[443]森崎名無しさん:2012/08/12(日) 23:33:40 ID:??? そうだった自爆しても死なないんだった
[444]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/12(日) 23:35:04 ID:??? >>442 すみません、これだけ。 無効なのは一応試合中の怪我でして、日常については突発的な死から免れる事になってます。 今回もAですと頭から落ちて……な所が軽傷で済むとお考え下さい。
[445]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/13(月) 22:59:25 ID:??? >>417 判定の逆転は、オワイランとフライハイトの会話に出くわす可能性でした。 普通の接触では彼らの立ち入った会話を三杉が知る事はそうそうありません。 >>440 存じておりますとも!w >>441 迂闊な乙は死に繋がる感謝 ============================================ > ウッドクライミング、スレ主は子供の頃やりませんでした→ スペード5 > 《ハート、スペード》 風船は回収。 しかし降りるところで足を滑らせて…(数値がA、4で軽傷) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「っしょ…(どうなるかと… 思ったが… 意外に… 登れるものだな…!) ふぅ…」 脚力が一般人よりもかなり鍛え上げられており、最近では体幹も強くなっている三杉。 両の足の力を一杯に使い、手は後ろへ引っ繰り返らないよう支える事で、存外危なげなく登ってゆけた。
[446]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/13(月) 23:02:43 ID:??? 三杉「(よしっ、これで…)ふぅ、届いた。」 子供「わぁ、やったー!」 三杉は5m程の高さまで登り、腕を伸ばして見事目的の風船を回収してみせた。 眼下では子供が満面の笑みで飛び跳ねているのが見え、三杉は口元を綻(ほころ)ばせる。 貴公子として云々以前に、あのような笑顔を見られたならば、慣れぬ木登りをした甲斐もあったと思えた。 三杉(さて、後は無事に地面へ降りて任務完了といこう。) ここまで登ってきたのと反対に、下へ下へと降り始める三杉。 しかしこれが中々難しかった。 木登りは一般的にも登るより降りる方が難しいと言われているが… 今の三杉は片手に風船の紐を巻き付けており、またその風船自体が木の出っ張りなどに引っかかって 割れたりしないか注意を払っている状態……難度としては登る行為より遥か高い物となっていた。 それでも少しずつ、ゆっくりと下を目指していたのだが… ズルッ 三杉「あっ!」 叫んだ時には遅かった。 風船の紐を巻き付けていたのと逆の手が、幹のくぼみを掴み損ねてしまった。 背中側へ倒れ込まないように支えていた手が離れ、三杉は背中から地面へと真っ逆さま! 『しまった』と反射的に思いながら、三杉はせめて後頭部から落ちないようにと足も木から離して受け身を狙う。 突然の身の危険であったが、意外と反応できる物だと自嘲しながら…。
[447]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/13(月) 23:05:29 ID:??? ガシッ! 三杉「えっ!?」 思い切り背中から叩きつけられるのを想像していた三杉だが、衝撃は然程なかった。 どうやら誰か受け止めてくれた人が居たらしい。 三杉「あ、ありがとうございます…!」 目まぐるしい事態に暫し思考停止に陥りそうになったが、反射的に三杉はその人物に向けて礼を口にした。 すると背中から『フウ…』と安堵の吐息が漏れる音が聞こえた。 ???「どうやら頭は打ったなかったようだな…不幸中の幸いだ。 …しかし間に合ったから良かったものの、あまり慣れない事はしない方が良い。」 身を案ずる言葉と、こちらを窘(たしな)める言葉が続いて飛んでくる。 それを聞くと、三杉は急に頭が回り出し、気恥ずかしさが押し寄せてきた。 三杉「あっ……いや、お恥ずかしい。 迷惑とご心配をおかけしました。」 背中に預けていた体重を自らに取り戻し、慌てて謝りながら振りかえると… そこには柔和な顔をした線の細い少年がこちらを見ていた。 ただ、長い前髪が顔の半分を覆い隠すという妙な特徴も、同時に三杉へ強く印象付けられた。 ぶっちゃけると、遠目から一見すると陰気な印象を持ちかねない感じである。
[448]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/13(月) 23:07:02 ID:??? ???「おや…」 子供「おにちゃん、だいじょうぶ!?」 ここで風船の持ち主である子供が駆け寄ってきた。 申し訳なさそうに、こちらを心配する顔をしている。 三杉「あ…うん、大丈夫だよ。 坊やにも余計な心配かけちゃったね、はい風船。」 子供「わあ…どうもありがとう! めいわくかけてごめんね、でもありがとう。」 三杉「今度は気を付けるんだよ?」 子供「うん!!」 タタタッと駆けて行く子供の背中を見送ると、気恥ずかしい思いもしたが、結果として三杉は満足を覚えていた。 ※ 貴公子Pが上昇。 (現在値99+ 6 +(スレ主の気分ボーナス+1) → 次回120到達で覚醒Pに+1)
[449]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/13(月) 23:10:12 ID:??? ???「あれはウチの風船…なるほど、そういう事だったか。」 三杉「ええ、まあ。 …でもご迷惑をかけた事には変わりません。」 ???「そうか…どうやらイイ人のようだ、アンタは。」 三杉「……君もね。」 柔和な顔が一層柔らかく微笑むのを見て、三杉はこの少年の人となりを把握した。 考えるまでもなく善意の人間だと確信したのである。 オワイラン「おおーーーい、ヴォルフーーー………!」 三杉(おや、この声は…) この時、離れた場所から誰かを捜し呼ぶ声が聞こえてきた。 その声色は何処となく三杉にとって聞き覚えがあり…………(具体的には折笠愛ボイスで…) 瞬間、三杉は色々と察する所となった。 ダラピッコラの言っていた、サーカス団員に所属しているらしきオワイランの友人とは…
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0ch BBS 2007-01-24