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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
[647]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:41:53 ID:??? 「これは何かの悪い夢」と言いたくなるような覚醒っぷりだもんな…。
[648]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 20:44:33 ID:??? しかし新田の変貌振りに驚きこそすれ、まだまだ森崎には勝てないんだろうな… 脅威を与えたいのならシュートフラグの回収が見たいところですなあ
[649]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 21:04:33 ID:??? そういや新田もこの試合に賭ける物は三杉と同じくらいあるのだろうな
[650]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 21:32:52 ID:??? 森崎もそうだけど、翼のJYでの新田評も能無しだったからなあ。 この辺でしっかりと新田の名誉挽回させとこか
[651]森崎名無しさん:2012/08/25(土) 22:23:35 ID:??? 陽子さんを思う気持ちは石崎より森崎の方が強かったというわけか・・・ いや本編ではこの時点で恋愛関係にないけど
[652]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:33:58 ID:??? > 誰か来たぞー→ ハート3 > 《ハート》 森崎 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 陽子「やっほー、森崎くん。」 森崎「よっ、来たぜ陽子さ…ん?」 翼「………」 森崎「………」 先客が居た事に…と言うよりも、先客の人物が誰かと言う所で森崎は顔をしかめた。 翼も同様にバツの悪い顔で軽い溜息を漏らす。 試合では時々敵としてまみえるが、こうしてプライベートで出くわすのは相当ぶりだった。 森崎「(へっ、まあいいか…)こうして顔を合わせるのは久しぶりだな、元気にやってるみたいじゃねえか。」 翼「…そっちも。 近くで見ると背も伸びたみたいだ。」 森崎「おう、流石に成長期はもう終わってるだろうけどな。」
[653]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:35:09 ID:??? 翼「お互い無事にジュニオールへ昇格できたね。」 森崎「当然ってトコだ、カッコ悪く日本に帰る訳にもいかないしな。」 翼「また今季も対戦があるかと思うと少し気が重い。」 森崎「おっ? ふふん、俺に恐れをなしての発言か?」 翼「まさか。 奇行ってのは傍で見てる方も疲れるってだけさ。」 公の場で喧嘩をするつもりはないか、当たり障りなく会話を繰り広げる二人。 しかし徐々に会話内容に棘が含まれ始め、互いの微笑は氷のようになっていた。 陽子(あーあ、一応笑顔は保ってるけど……毒々しくなってきたワァ。) 当然ながら陽子の頬はヒクついている。 これ以上二人の世界で会話を続けさせるのは、正直宜しくないだろう。 陽子は頭の中を整理し、言うべき事をそらで再確認すると… 陽子「コホン。 それでは、二人揃った所で本題に入ります。」 森崎「ん?」 翼「本題?」
[654]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:36:25 ID:??? 陽子「まずは(ry」 目を丸くする翼と森崎に対し、陽子は事務的な口調で全日本サッカー協会からの祝辞を述べた。 祝辞とは二人が共にプロ予備軍ジュニオール≠ノ昇格し、あまつさえキャプテン就任した事に対してである。 正直二人が昇格してから時間が経っているが、恐らく二人揃った席で伝える事が決まっていたのだろう。 森崎「…話ってのはそんだけかい?」 陽子「ううん…話はここからよ。 二人には来年、Wトーナメントの代表になって貰う予定がほぼ確定してるけれど… その前に、全日本ユースの強化試合の相手となって貰うのも予定されています。」 翼「強化試合?」 陽子「具体的には、年明けに開催される全国大会リオカップ≠ノて、より優秀な成績を収めたチームに 来年2月に日本で開催されるジャパンカップ≠ノ参加し、全日本ユースと戦ってもらいます!」 森崎「な、なにィ! 全日本ユースとだぁ!?」 翼「ジャパンカップだって…!?」
[655]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:37:52 ID:??? 陽子「ええ。 規模は小さいですが、一応FIFAにも認定を貰ったユースクラスの国際大会です。 そして目的の第一は国内組に世界と自分達の実力差を認識させる所にあります。」 森崎「ほほぅ…」 ニヤリ 弱者を甚振(いたぶ)るビジョンでも見えたのか、森崎は悪そうにほくそ笑んだ。 翼の方は特に何も口を挿まずに耳を傾けている。 陽子「パルメイラスかサンパウロ、どちらかのチームにブラジルのレベルをみせつけてもらう訳ですが… 更に西ドイツからハンブルガーSV…若林源三くんが所属するチームの招待が決まっています。」 森崎「ハンブルガーSV…!」 翼「若林くんも…!」 ハンブルガーSVについては過去に対戦歴があり、因縁のあるチーム。 そして若林源三については今更言うまでもなく良く知る相手である。 流石にこれは小さくないニュースだったか、森崎だけでなく翼も思わず言葉を漏らした。 だが陽子の衝撃発言は更に加速する。
[656]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:39:04 ID:??? 陽子「翼くん、本当はこれに三杉くんのチームも招待される筈だったのよ?」 翼「!!」 森崎「はっ? 三杉?」 どういう事かと言わんばかりに森崎は二人の顔を交互に行き来させた。 陽子「森崎くんは知らなかったようね。 まあ私も翼くんから聞かされて初めて知った事だし、仕方ないか。」 森崎「どういう事だよ翼。」 翼「どういう事も何もないさ。 三杉くんは心臓病を治し、今はイタリアでプロ予備軍に所属している。」 森崎「なっ、なんだってーーー!?」 陽子(素直な反応ね。) やはり三杉淳が心臓病を治した事、更にはイタリアでプロ予備軍である事は森崎にとっても大きかったようだ。 そんな森崎の反応を満足気に見詰め、陽子はコーヒーを一口すすった。
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0ch BBS 2007-01-24