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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
[661]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:46:02 ID:??? 森崎「…ご馳走さん。 陽子さん、さっきのジャパンカップのオファーの話だけどさ。 もしパルメイラスとサンパウロが同じ順位で終わってしまったらどうなるんだ?」 陽子「え? うーん…そうね…その場合は互いのクラブチームとの交渉条件で決まるんじゃないかしら。 実はサンパウロともパルメイラスともまだ交渉中で、完全に参加が決まったって言う訳じゃないのよ。 と言っても日本サッカー協会はお金だけは有り余ってるから、断られる事は無いと思うけどね。」 森崎「分かった、そんじゃあ俺はこれで失礼させてもらうぜ。」 翼「待てよ森崎、好き勝手言うだけ言って逃げるのか?」 森崎「ケッ、いつだって相手になってやるよ。 取り敢えず3ヶ月後にはリオカップで叩き潰すけどな。」 翼「それはこっちのセリフだよ。 三杉くんに勝ってみせて、リアカップへは勢いをつけて望むさ。」 語気は多少和らいだが、互いの眼光は先程よりも鋭くなっている。 バチバチと音が聞こえそうな程に熱視線が向き合うが…
[662]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:47:14 ID:??? 陽子「あの〜、二人とも…熱血は時と場所を選ばないと変な噂が立つわよ?」 森崎・翼「…あ」 周囲を見回すと、喫茶店のマスターがニヤニヤと聞き耳を立てているし、 他の客についても全員がこちらに大注目していた。 森崎は入ってきた時よりもバツが悪そうに、そそくさと店を出て行った。 翼もその後ぶつくさと森崎への文句を零したが、間もなく帰路へとついた。 陽子は翼を見送ると、疲れた顔で伸びをした。 陽子「う、うーーーん。 …やっぱりあの二人が揃うと大変なのね。 南葛や全日本ジュニアユースでチームメイトだった子達の苦労が偲ばれるワァ…」 しかし仕事が終わった解放感からか、すぐに彼女の顔には眩しい笑顔が戻った。 陽子(…でも、なかなか好いトコあるじゃない、森崎くん。) 彼女も足早にその場を去って行った。 恐らくこれから一杯やるのだろうが、それについては直ちに描写する予定がございません。 そしてそれから数日後…
[663]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:48:42 ID:??? <ブラジル・グアルーリョス国際空港> レントゥルス「着いたーーー!」 ダラピッコラ「はっはっは、おいでやすだぜブラジル!!」 三杉(ふう、相変わらず酷い目にあった…。 ロングフライトでのエコノミーは本当に勘弁して下さい…) フロレンティア・ヴィオラの面々はブラジル・サンパウロ最寄りの空港に降り立った。 フライトの疲れを色濃く残している者、元気いっぱいに残している者と様々であるのだが、 ちなみに… キンコーーーーーーーン 係員「すみません、身に付けている金属は外して頂かないと入国は…」 M沢「そんな事を言われてもな…」 約1名、チェックアウトも入国審査も通らない可哀相な奴もいた。 シーザー「チッ、仕方ねえ……悪いがM沢、お前次の復路便で帰れ。」 M沢「そっ、そんなぁーーー!」 シーザー「次回からお前には船便のチケットを用意してやるから。」
[664]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:49:51 ID:??? オワイラン(これはひどい。) スペルマン(…っていうか、よく出国できたよね。) オジオ(イタリア人の適当さゆえだね…。 って言うか、ロシア人にそれを言われたくないなぁ。) 新田(…って言うか、やっぱロボじゃん!) ミュラー(解せぬ…) 押し問答した物の、今回M沢くんはイタリアへ送り返される事になった。 取り敢えず戦力には大きな影響なしという事で、選手達はこの件を見て見ぬ振りするしかなかった。 三杉「さてメリー、確かサンパウロ側の出迎えが来ているんだっけ?」 メリー「ええ、飛行機の到着が時間通りだったので、もう来ていると思いますけれど…」 周囲を見回すが、どうやらそれらしい人物は見当たらない。 遅れているのだろうかと、二人は肩を竦めて顔を見合わせる。 そんな中、ミハエル・ドノヴァンが二人の側に寄った。
[665]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:51:02 ID:??? ミハエル「ソーリー。 ミスギ、申し訳ないですが数分席を外しますヨ。」 三杉「えっ? ああ…数分でちゃんと戻って来てくれよ?」 ミハエル「了解。」 三杉(トイレ…かな? ハッキリ言えば良いのに。) ブンナーク「ふう、出た出た。 気持ち良いくらいに出たぜ。」 三杉(ここまでハッキリ言う必要は全然無いけどね。) ブンナーク「なあミスギ、M沢ってトイレで何が出るんだろうな?」 三杉「氏ね…」 メリー「D.O.S.I.M.S(ドブに落ちて死んで生き返ってまた落ちて氏ね)」 ブンナーク「な、なにぃっ!?」 そんな血も涙もない凄惨な光景が繰り広げられるのだった。
[666]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:52:19 ID:??? それから数分後…ミハエルが歩いて行った方向がやけに騒がしくなった。 何かあったのかと、三杉は怪訝な顔でそちらを凝視していると… 三杉(おや、あれは…) トイレに向かった筈のミハエル。 見覚えのない少女が、彼を強引に腕を引かれている姿が三杉の目に飛び込んだ。 何が起こったか想像もつかないが、とにかく三杉は反射的にミハエルの名を呼んでいた。 三杉「ミハエル! 一体どうしたんだ!?」 ミハエル「OH…」 少女「あっ!」 三杉の声に反応したのはミハエルだけではなかった。 彼の腕を引いている少女もこちらへ反応を示し、しかも近づいて来るのである。 少女は見た所どうやら日本人であり、ミハエルだけでなくもう一人腕に引いていた。 そのもう一人の方は三杉も知っていた。
[667]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:53:27 ID:??? 三杉「石崎か…?」 石崎「おっ、み、三杉じゃねえか!」 ミハエル「このヤマザルを知ってるんですか、ミスギ!?」 ミハエルと石崎が同時に声を上げ、三杉の耳をつんざく。 この両者の間でトラブルがあった事だけは三杉にも把握出来た。 取り敢えず二人の事はスルーして… 三杉「君は?」 陽子「初めまして、私は片桐陽子…日本サッカー協会の者です。」 三杉「宜しく。 …で、何があったんだい?」 石崎「この野郎が陽子さんに不埒な事をしやがったんだ!」 ミハエル「黙りなさいこのヤマザル! テキトーな事を言っていると許しませんよっ!!」 石崎「にゃにおう!?」 陽子「ああ、もう…二人とも!」 三杉(……これは参った。)
[668]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 07:54:54 ID:??? どうやら状況はこんがらがって最悪なようである。 しかも石崎とミハエルの両者ともが興奮気味でまともに話が出来ない。 猿頭の石崎はともかく、ミハエルがこれ程感情を顕わに怒るのが三杉を不可解にさせていた。 三杉(普段のミハエルはこんな風に怒らない…相手に敵意を向けられても颯爽とかわす筈だ。 以前僕に対して敵意を向けた時も、こんな様子は全く見せなかった。 まさか演技…? …となると、石崎の言った言葉が正しいのか? いや、そんなまさか…) 不埒な行為を働いたと石崎は言ったが、それこそミハエルの印象には有り得なかった。 しかし普段の様子と違いすぎるミハエルの様子に三杉は困惑を隠せず… ☆三杉(クッ、一体何があった!? どちらが悪いんだ…!) A これは石崎が悪かったに違いない! B 残念だが様子的にミハエルの方が悪かった可能性の方が高い! C いや、きっとこの片桐陽子とかいう女が悪いんだ! D いや、実は犯人は僕なんだ!(かま夜的に) E その他 3票選ばれた選択肢で続行します(メル欄空白じゃないと美樹本が殺人ミッキーになっちゃうYo。)
[669]森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:04:55 ID:vmYG5mV2 E 貴公子スマイル全開で陽子さんにご挨拶。 手を取ってキス、する寸前で 「……と、こんなところだろう?」と二人を見る。
[670]森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:08:52 ID:0k37RiV+ E>>669 それだ!
[671]森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:42:01 ID:hbzGTOWU E>>669
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0ch BBS 2007-01-24