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【ヤベッチュ外伝も】Another-CU_4【超よろしく】
[674]森崎名無しさん:2012/08/26(日) 08:51:21 ID:??? E いや、実は犯人はブンナークなんだ!
[675]森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:01:29 ID:??? E いや、犯人はそこに隠れている森崎だ!石崎もミハエルも彼のカラオケを聞いて狂ってしまったんだ!
[676]森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:09:40 ID:??? E >>675+ここだ、ここでタークの歌声で正気に戻すんだ!
[677]森崎名無しさん:2012/08/26(日) 09:14:20 ID:??? E >>676+ついでにタークに助っ人を依頼する よし、ターク参戦に繋がった!
[678]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:35:07 ID:??? > E >>699 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉(……まっ、ミハエルが公衆で不埒を働く筈がないか。 大方…) 三杉は石崎とミハエルを視線から外し、陽子と名乗った少女の方を見た。 片桐と言う名字にもしやと思う所があったが、今はそれを考えずに彼女の方へ一歩前に踏み込んだ。 陽子「えっ?」 三杉「彼等の事もありますが、一先ずこちらの挨拶が遅れた事をお詫びします。」 陽子「一先ずって…!」 三杉「フロレンティア・ヴィオラのキャプテン、三杉淳。 以後どうぞお見知りおきを。」 ニコリ 柔和でキラキラとした笑顔を陽子に向け、三杉は改めて自己紹介した。 そしてそのまま陽子の手をサッと取り…
[679]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:36:08 ID:??? 陽子「ちょ、ちょっと!」 手の甲へとキスすべく、三杉は跪きながら陽子のか細い手に顔を近づける。 三杉「………」 陽子(なっ、なにするのこの子ー!?) ミハエル「………?」 石崎「みみみみみ、三杉ーーー! テメェ何やってんだぁーーーー!!!」 ピタッ 絶叫に近い石崎の怒号が聞こえて三杉は動きを止め、石崎達の方へ顔を向ける。 三杉「…と、君の言っている不埒ってこんな所だろ?」 ニヤリと自信ありげな表情をたたえ、三杉は彼等にそう言ってのけた。
[680]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:37:33 ID:??? 石崎「はあぁー!?」 陽子(あっ、そういう事ね。 でも…。) 石崎「全然違うっつーーの!!! って言うかお前も陽子さんの手を離せ!!」 三杉「えっ?」 てっきり三杉はミハエルが陽子にこのような事をしたのだと思ったわけだが…どうやら話は違ったらしい。 石崎は冷静になるどころか、馴れ馴れしく陽子の手を取った三杉に対してもヒートアップの様相を見せる。 三杉「じゃ、じゃあ何があったって言うんだい?」 石崎「その野郎はなあ! 有ろう事か陽子さんを無理やりに抱き寄せて抱擁しやがったんだーーー!!」 三杉「ええっ!?」 絶叫の如く言い放った石崎の言葉に、三杉は仰天するしかなかった。
[681]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:39:38 ID:??? 陽子「ちがーーーーう!!! それがそもそも違うっ!!」 ミハエル「ふう…バカバカしい!」 クルリ 石崎「てっ、テメェ逃げるかっ!!!」 ミハエル「ヤマザル…貴様がボクに対して言った事、決して忘れませんよ。 それからミスギ!」 三杉「な、なんだい…」 ミハエル「お見通しなつもりで的外れな事を言うのはおよしなさい、間抜けですよ!」 三杉「グッ…!(た、確かに不用意だったか……)」 ※ 三杉とミハエルの相互感情が減少。 補正LVが無くなりました。
[682]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:42:18 ID:??? 先程の心頭から一転して冷え切ってしまったか、ミハエルは悲しげな背中でこの場を離れて行く。 そして未だ頭に血が昇りっぱなしの石崎はミハエルを追いすがろうとするが… 石崎「クソっ、待ちやが…」 陽子「このっ…」 いきり立って走りだそうとする石崎の目の前に、陽子は素早く回り込み… 一瞬キョトンとした石崎に向け、彼女は腕を引き絞った。 バチィィィィィィン!!!! 石崎「ぶほっ!!!」 頬を思い切り張り倒した。 陽子「バカっ! なんで話を聞かないのよ!」 石崎「よ、陽子さん!? だだ、だってあのヤロウが…」 陽子「何が『だって』よ!? あれは……」
[683]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:45:25 ID:??? 〜 回想に限りなく近い数分前 〜 ミハエル(ええと…あっ、WCはあそこですネ?) 案内図からトイレの位置を確認し、悠々と歩き始めるミハエル。 空港入口に近いその方向に、周囲を見回しながら危なっかしそうに歩いている少女が一人。 ミハエルは然程も気にする事なくWCのある方向へと向かっていた。 陽子「あっれぇ…? 石崎くんったら何処かしら?」 ヨタヨタ 距離が縮まり、ようやくミハエルも危なっかしそうな少女の存在に気がついた。 ぶつからないようと方向を僅かに転換させて通り過ぎようとした時… 陽子「キャッ…」 グラリ ミハエル「…っと!」 スッ 少女が転倒しそうになったのに気付き、ミハエルは思わずスッと距離を縮め… みっともなく転倒するより前に、少女の事を抱き支えて見せた。 素早い動き出しに、瞬時の出来事でも女性の体重を抱えられる腕の力…バレエスクールの賜物であろう。
[684]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/08/26(日) 19:47:19 ID:??? ミハエル「大丈夫ですカ?」 陽子「あっ、ど、どうも済みません!」 ミハエル「ふふ、気をつけなさイ。」 陽子「ありがとうございます…って、あれ?」 グッ それでミハエルは彼女の身体を離してWCへ向かうつもりだった。 しかし相手の少女の方はジッとこちらを凝視し、またミハエルの胸襟から手を放そうとしなかった。 当然ながらミハエルは戸惑う事となったが、力任せに引き剥がすという事も躊躇われた。 ミハエル(ワット?) 陽子「貴方、確か…」 怪訝な顔をするミハエルに向けて少女が何か言おうとした時、 奥にあるWCの方向から、如何にも下品そうな声が聞こえてきた。
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0ch BBS 2007-01-24