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【最強DF】キャプテンEDIT39【決定戦】
[131]森崎名無しさん:2012/07/17(火) 00:32:34 ID:AV5qlNFY A
[132]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/17(火) 01:07:14 ID:??? >>127 ですよねーw >>B.無失点を支える守備陣の要に注目しよう。確かキャプテンの次藤ってのがセンターバックをやっているんだったっけ? ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------- FWとしての性(さが)というものか、大前が特に注意を払って観察したのは、やはり相手の守備陣だった。 大前「とはいえ、個人的に気になるのは無失点を続けている守備陣だな……」 菱野「比良戸中の守備陣ですか。確か大型CBの次藤という方が記事でも注目されていましたわね。 確かキャプテンも務めておいでのはずです」 大前(キャプテンマークを巻いたデカいヤツ……アレか。ん? そう言えばアイツ、さっきの俺たちの試合の会場にもいたような?) 入場してきた比良戸中選手の中の、一際目立つ巨漢。 それは紛れも無く、花輪中戦の観客席で意味ありげな笑みをこちらに寄越していた大男であった。 そういえば小さい方も、FWの佐野だったような気がする。 大前(アイツらも俺たちのことを偵察していたって訳か? ……この二回戦は突破する気満々ってことか。 どんな手管を使うか、しっかりと見定めさせて貰うぞ!) … … … 力を入れて比良戸中の試合を観戦する大前だったが、展開の方はそれを嘲笑うかのように退屈至極なものだった。 実況「――何度もチャンスを掴みながら得点に至らない松岡中学、またも攻めに入ります! 残り時間はあと僅か、これが最後の攻撃となるでしょう!」
[133]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/17(火) 01:08:15 ID:??? 松岡中・田中「くそ、今度こそ!」 畠山「頼むぞみんな!」 佐野(ニコッ) 後半まで、とにかく前半中に取った一点を守り抜く比良戸中に対して、松岡中が最後の総攻撃に出る。 だが、比良戸はFWの佐野まで下げて分厚い守りを布き、中々得点圏にボールを入れない。 それでもなんとかドリブル突破で相手を切り崩し、何とかゴール近くまで進出に成功する松岡中選手・田中。 松岡中・田中「たのむぞ!」 実況「松岡中学・田中くん、ゴール前にラストパスを送った!」 松岡中FW「よし!っ」 次藤(そうはいかん……) だがそれも、ゴール前にデンと構えていたキャプテン・次藤が阻みに行く。 次藤「それっ!」 松岡中FW「あっ!?」 実況「あ〜〜〜〜っと、駄目だ通らない! 比良戸中・次藤くん、またしてもクリアー!」 畠山「ナイス、次藤!」 巨体をもって鳴らす次藤の力強いクリアーで、ボールは再び後方へと押し戻される。 この試合中、こんな光景は何度となく繰り返されていた。 どれほど比良戸の守備を切り崩しても、最後には次藤。とにかく彼の堅さを攻略できず、松岡中の攻撃はことごとく失敗する。 そして、
[134]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/17(火) 01:09:35 ID:??? ――ピィイイイイイイイイイィっ!! 実況「あっと、ここで試合終了の笛! 1−0、比良戸中再三のピンチを招きながらも前半の一点を守り抜きこれで三回戦進出です」 大前「やっぱり堅いな、次藤っていうヤツ……あの常人離れした体格、俺でも油断したらやられそうだ。 それに毎度のクリアーだけど、意外にポジショニングがいい。まんざら巨体だけってことはないみたいだな」 試合そのものは単調で退屈だったが、注目した次藤のプレイには唸らされる点があった。 実況「しかし、九州ナンバーワン・今大会優勝を争うダークホースと言われた比良戸中、一、二回戦ともに1−0の辛勝でした!」 次藤(フッ、この大会じゃ南葛・鳴紋と当たるまでどこにもワシらの本当の力は見せんタイ) 何度もピンチを招いた試合を乗り切りながらも、どこか涼しげな次藤の表情。 大前「あの顔、この程度の攻撃はピンチにもなりはしないって言ってるみたいだな。 ……下手な空中戦は避けて、ドリブルで切り崩していった方が良いんだろうか? 菱野さんはどう思う?」 菱野「……えっ? あ、はい」 話題を振ると、菱野は一瞬ハッと驚いた様に上の空の返事を返す。 どうにも、何か考えごとに気を取られていたようだった。 大前「どうかしたの? 何かこの試合で気に掛かる事とかあったのかい?」 菱野「ええ、それなんですが――」
[135]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/17(火) 01:10:36 ID:5uOckdm6 先着1名様で以下の文の『!』の後のスペースを消してカードを引いてください。 ★菱野は何に注目してたの?→ !card=★ カードの絵柄で結果が変化します ダイヤ → 「比良戸中のチーム全体から、何とも言えない違和感を感じまして……」 ハート・スペード → 「あの佐野選手の動きに注目していたのですが……」 クラブ → 「大前さんと同じく、守備陣に注目していたのですが……」 クラブのA → (お、大前さんの真剣な横顔に見蕩れていた、なんて言えませんわっ!) おい、大丈夫かお前 ダイヤのK・JOKER → 「全てまるっと分かりましたわ! 比良戸中の思惑は、この私がお見通しですっ!」
[136]森崎名無しさん:2012/07/17(火) 01:10:50 ID:??? ★菱野は何に注目してたの?→ ハートQ =★
[137]森崎名無しさん:2012/07/17(火) 01:10:53 ID:??? ★菱野は何に注目してたの?→ スペード9 =★
[138]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/17(火) 01:27:49 ID:??? ★菱野は何に注目してたの?→ ハートQ =★ ハート・スペード → 「あの佐野選手の動きに注目していたのですが……」 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 菱野「大前さんが守備陣を注視するとのことでしたので、逆に攻撃陣の中核・佐野選手の動きを見ていたのですが……。 やっぱりどこか妙でしたわね」 大前「……妙?」 菱野「ええ。何だかこの試合のプレイは、彼のスタイルと噛み合っていない様な気がするのです」 そう切り出して説明を始める菱野。 菱野「佐野選手は同じ二年生の宇津木さんや水守さんと比べても小柄なタイプの選手です。 パワーよりも俊敏さや技巧で勝負するタイプのFWと見受けられますわ。 そんな彼に見合った得点パターンは、やはりドリブルで守備陣を切り崩してからのキーパーと近い距離からのフィニッシュ。 それか素早い動き出しに物を言わせたダイレクトシュートかと思われるのですが――」 言いながら、パラパラと手元のノートをめくる。 菱野「――この試合では、そういったプレイはあまり見受けられませんでしたわね。 前半7分、味方DFの長いパスを受けてミドルシュート。相手DFに当たりこぼれてコーナーキックに。 前半8分、これを自分で蹴ってコーナーから直接得点。これが決勝点に。 前半14分、カウンターからのボールをやはりミドルで蹴って、これが豪快に吹かして枠外に。 以後は守備参加を重視……どうにもちぐはぐな感じです」 大前「言われてみれば、何だか変だなァ……」
[139]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/17(火) 01:29:00 ID:5uOckdm6 菱野が羅列した佐野のプレイの記録は、パッと見は自分にそぐわないスタイルを志向する無謀な学生選手の物にしか見えない。 それでも決勝点を上げ続けている辺りは非凡な才能があるのだろうが……。 大前(あの佐野ってヤツ、どうしてこんなプレイに終始しているんだ?) 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.弱点を克服するために、苦手なプレイをあえてやっているのか? B.あの次藤ってキャプテンに憧れて、パワフルなスタイルをやりたがっているのか? C.本当のプレイスタイルとその実力を隠すためなのか? D.FWは必殺ミドルシュートが無いと駄目だとか思いこんでいるのか? E.さっき偵察した試合での俺のプレイの影響か? F.決まっている。ただのバカだ G.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[140]森崎名無しさん:2012/07/17(火) 01:29:32 ID:AK3xMySs C
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0ch BBS 2007-01-24