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【最強DF】キャプテンEDIT39【決定戦】
[33]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/14(土) 00:00:14 ID:??? ★渡会、踏んだり蹴ったり→ クラブ6 =★ クラブ → れ、レッドカード!? 三回戦に渡会抜きだってーっ!? --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 審判が胸元から一枚のカードを取り出し、高く掲げる。その色は赤。 ……レッドカードである。 渡会「……えっ」 本多「そ、そんなっ!?」 実況「おおっと!? 審判が掲げたのはレッドカード! 鳴紋中キーパー渡会くん、ここで退場だ! そして明日の三回戦にも出場は出来なくなりました! これは厳しい裁定です!」 政夫「い、痛てて……あ、あったり前だ馬鹿野郎ーっ! 折角の俺たちのゴールに、こんな形で水を差しやがって!」 和夫「良い気味だぜっ! けっ!」 大前「そ、そんなっ! 審判、考え直して下さい!」 立花兄弟が露骨に鼻を鳴らす中、大前が抗議の声を上げるが、審判は首を横に振って取り合わない。 審判「確かに花輪中のシュートの仕方は常識的なものではない。しかし、ここで起こったことをルールに則って裁くのが私の仕事だ。 そして今回の事態は『得点機に相手プレイヤーに手を掛け、負傷に追いやった』という紛れも無い反則! こうなった以上、カードが出るのもやむを得まい!?」 大前「くっ……し、しかしっ!」 実況「これにはキャプテンの大前くんも抗議します! しかし、裁定は覆りそうにありません!」
[34]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/14(土) 00:01:19 ID:??? 花輪中応援団「当然だろ! いや、まだ軽いっ!」「大会から追放しちまえ!」「大前もだ! 何人吹っ飛ばしてやがる殺人鬼め!」 鳴紋中応援団「んだとてめェらァ!?」「審判が味方したからって、ちょづいてんじゃねェぞ!」「大前は関係無いだろ!?」 菱野「な、なんということでしょう……」 やす子「あったま痛いなァ。ある意味大前くん以上に替えの利かない子が……」 園村「えっ。こ、これってもしかして、三回戦は俺が出るの? ……む、無理無理無理ィ!!」 次藤(観客席)「ツいとると思うべきかツいとらんと思うべきか、悩むところタイ。どうせならベストメンバーのヤツらとやりたかったと」 佐野(観客席)「そ、そうですね……(俺としては両手を上げて『ラッキー!』って叫びたいところだけどなァ)」 松山(観客席)「三回戦さえ勝ち抜けば、俺たちとの試合には出てこれる、か。……勝ってくれよ、鳴紋中」 弥生(観客席)「ど、どっちの応援団も……こ、怖い……」 会場に怒号がこだまする中、当の渡会は信じられないものを見る様に突きつけられたカードに視線を注いでいた。 二失点、セービング成功率ゼロ、加えて反則退場。 キーパーとして、それ以上に選手として信じられない最悪の結果だった。 大前(わ、渡会……そりゃ辛いだろうな。今回の退場はチームにとっては手痛い打撃だし、渡会の選手としての未来にも禍根を残す。 くそっ、こんな時になんて言葉を掛けてやればいいんだ!?)
[35]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/14(土) 00:02:25 ID:AV6bBe+E 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.「安心しろ渡会! 俺たちは必ず、準々決勝にお前を連れていく!」 力強く送り出す! B.「気に病むことは無いぜ。花輪の連中にも三回戦の相手にも、これくらいのハンデはやらなきゃな!」 超強気の発言をする! C.「…………(ポム)」 無言で肩を叩いた。言葉は不要か……。 D.「馬鹿野郎ーっ! 渡会ィ!? なにをしてくれるんだーっ!?」 な、詰ったーっ!? 最悪だこのキャプテン! E.「随分と機嫌が良さそうじゃないか、えぇ?」 立花兄弟に絡んだ! ち、ちんぴらだーっ!? F.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[36]森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:03:01 ID:zzcwL6v2 A 新スレ乙です!
[37]森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:03:13 ID:8f4MJkaQ B
[38]森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:03:52 ID:qsiy2n56 A
[39]森崎名無しさん:2012/07/14(土) 00:04:07 ID:SYwUCCmg A
[40]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/14(土) 00:25:04 ID:??? >>36 乙ありがとうございます >>A.「安心しろ渡会! 俺たちは必ず、準々決勝にお前を連れていく!」 力強く送り出す! ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 渡会「お、大前……」 キャプテン・大前の力強い言葉に、渡会が俯きかけていた顔を上げる。 本多「そうだ! お前一人が抜けたくらいでこのリードを覆されるようでは、俺たちの仕事が不甲斐ないというもの。 そして、三回戦も無事突破して見せる!」 輝林「……ご安心を。これ以上はやらせませんよ」 水守「ええ。それに、相手の方もそろそろ限界みたいですしね」 立花兄弟「……ちっ!」「見破ってやがったか、畜生め」 足の震えを隠しながらも、忌々しげに毒づく立花兄弟。 政夫の負傷が無くとも、彼らの足は既に限界。これ以上は満足なプレイは望めなかった。 大前「そういうわけだ。なに、俺たちは一人欠けたくらいでそこいらの相手に負ける様なチームじゃない。 長池さんや瀬川さんが退場した時も、結局は勝ったんだ。今日と明日、またそれをやるだけさ!」 渡会「あ、ああ……ありがとう、少し気が楽になったぜ……」
[41]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/14(土) 00:26:27 ID:??? 依然として顔色は冴えないが、動揺からは立ち直ったらしい。 渡会は審判の方に向き直ると、ぺこりと一つ頭を下げた。 渡会「見苦しいところを見せてしまって、すんませんでした。控室で頭を冷やしてきます」 審判「うむ。では、行ってよし!」 そして、速やかにピッチを去っていく。 渡会「監督、すみません……こんな大事な場面でやらかしちまって」 やす子「……事故みたいなものよ。いつまでもくよくよしないの。それより早いとこ控室行って休んでなさい。お説教はまたの機会にね」 渡会「……はい」 国岡「ったく、肝心なところでやらかすヤツだぜ」 やす子「やらかす機会も無いのは黙ってなさい。渡会くん、ご苦労さん」 菱野「お疲れさまでした」 渡会「……うっす」 ベンチ陣への挨拶もそこそこに控室に戻る渡会。反則退場した以上、ベンチにすらいることはできないのだ。 菱野「……大変なことになりましたわね。それに渡会さんに替わるキーパーは、如何されますか? 筋から言えば、どなたかを園村さんと交代するべきでしょうけれど」 園村「あ……う……」 菱野はそう言うが、当の園村は、碌に口も利けないほどコチコチに緊張していた。 とてもではないが、この場にキーパーとしては出せたものではない。
[42]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/14(土) 00:27:31 ID:??? 国岡「おいおい、本当に小学校時代の全国出場者かよお前」 墨田「……現三年生世代が中心の、中学サッカーのレベルが異常なんですよ。園村も秋までにはそれに対応できるでしょうが」 やす子「今は問題外、ね。明日の三回戦はともかく、今日は無理」 園村「あ、明日はやっぱり出されるんですか……?」 やす子「当然でしょ! ……それより、今はこの試合のことよ。今回は……大前くんにグローブを渡して!」 菱野「成程。セービングは度外視して、空中戦と通常の守備に期待と言う訳ですね?」 中学サッカーに対応しきれていない園村をフィールダーの誰かと替えるよりも、体格や守備能力に優れた大前をキーパーにする。 それが飯地の判断だった。 やす子「そういうこと。正直、大前くんのブロックの方がそこいらのキーパーのセービングより強いし」 菱野「分かりました。只今渡して参りますわ」 … … … 実況「キーパー渡会くんの退場により十人となった鳴紋中。しかし、選手交代の気配はありません。 これは既存のフィールダーにゴールマウスを任せるという判断でしょうか? 一方、花輪中は一挙に二枚目と三枚目の交代のカードを切って参りました。立花兄弟、ここで下がる様です」
[43]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/14(土) 00:28:32 ID:??? 花輪中応援団「よくやった、二人ともォ!」「鳴紋の正GKはいなくなった! 後は輝林の野郎さえなんとかすりゃ、追いつける!」 政夫「……この点差で交代かァ。ちっ、あの二発のスカイラブさえ決まってりゃ良かったんだが」 和夫「でも、あの輝林のヤツはデルタツインには手も足も出てなかったぜ! あのボンクラキーパーもな。へへ、良い気味だぜ!」 疲れた体と怪我をした脚を引き摺りながら、それでも意気揚々と立花兄弟は引き上げていった。 点差はいまだに三点。しかし、去年の雪辱を綺麗に返した彼らの足取りは、疲労も負傷も吹き飛んだように軽快である。 ※ 立花兄弟の輝林への『ライバル視』の感情が解消されました ※ 大前「花輪はあの二人を下げる気か。まあ、あれだけ合体技を連発してたら当然だな」 比良山「兄の方の負傷が無くとも、あの一発で限界だったろう。ところで、ウチはキーパーをどうするんだ?」 雪村「あ、菱野さんがテクニカルエリアに出て来た。誰か呼んでるみたいだけど……」 菱野「大前さーんっ! 監督のご指示ですわ! この試合は、大前さんがキーパーですっ!」 大前「……えっ」 達也「なにそれこわい」 菱野が告げた言葉に、面食らう大前。だが、他のフィールダーはと言うと、
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0ch BBS 2007-01-24