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【最強DF】キャプテンEDIT39【決定戦】
[851]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/29(日) 20:28:38 ID:??? >>850 いやいや、まだ登場すると決まった訳ではないですよw >>A.健康祈願お守りを一個使って、怪我を即座に治す! -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「……四の五の言ってる場合じゃない。早く、ピッチに戻らないと!」 そう祈った途端、大前の持つお守りが微かな光を発し、中空に溶けた。 同時に、足から痛みがスーッと引いて行く。 そこへ慌てて駆けつけてくる菱野。 菱野「大丈夫ですか、大前さん!?」 大前「あ、ああ。痛みは大袈裟だったけど、傷自体は大したこと無い。そんなに厳重な治療はいらないから、さっと済ませてくれ」 菱野「ほ、本当ですか? ……あら、確かに既に腫れが引き始めていますわね」 菱野は不思議そうな顔をしながら、軽く湿布を張って治療を終える。 大前(うーん。余計な心配をかけちゃったかな。何か、こう……ちょっとした罪悪感が……) ※ 健康祈願お守りを1個消費しました。残り3個です ※ ※ 大前の怪我が全快しました! ※
[852]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/29(日) 20:30:07 ID:??? 菱野「ところで大前さん、比良戸中と戦うための作戦なんですが……」 と、治療を続ける素振りを見せながら耳打ちする菱野。 大前「何か思いついたのかい?」 菱野「ええ。これまでの試合を横から拝見していましたが、比良戸中の方々には一つ見落としている点があります。 それは……次藤選手の体力ですわ」 大前「次藤の? ……アイツ、無茶苦茶タフそうだけど。体力切れなんて、狙えるのかな」 そう疑義を呈する大前に、菱野は教え諭す様に言う。 菱野「確かに次藤選手の持久力は、見た目相応に常人離れしていらっしゃいます。が、それが無尽蔵である訳ではありません。 これまで彼は守備に攻撃にと縦横無尽に活躍されてきましたが、その分スタミナは余計に浪費しているはずです」 大前「……確かに。俺とのマッチアップで一回吹っ飛び、宇津木も隙を突いて一回吹っ飛ばしているな。 この上、攻守に走り回っているとなると……アイツは自分の想定以上に体力を減らしているかも」 菱野「そこを突いて、前半中に次藤選手をスタミナ切れに追い込めれば、比良戸中は要となる選手を欠きます。……方法は簡単です。 まず比良山さんがシュートを撃つ。これは必殺シュートではなく通常のミドルシュートにし、撃てる回数を増やすべきでしょう。 そしてそれが決まれば良し。でなければ、次藤選手がブロックしたところを大前さんがタックルで奪います。 この脚の具合なら、いつも通りの切れでタックルできますわね?」 大前「あ、ああ。大丈夫、だけど……(思ったより怖いこと考えるなァ、菱野さんも)」 菱野「それは重畳。そして奪ったらそのまま1対1でゴールを狙って戴きます。 これを二、三度繰り返せば、次藤選手のスタミナ切れも目前です……これが私の考えた作戦ですわ」 菱野の提案は、彼女の顔立ちにそぐわない、えげつない代物だった。 大前のタックルは高確率で相手を吹っ飛ばす。それを前提にした作戦である。
[853]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/29(日) 20:31:21 ID:0XPN85hA 菱野「……無論、無駄なリスクを避けるために正攻法で攻略するのもよいでしょう。どうなされますか、大前さん?」 大前「う、うーん……(次藤を無力化出来るのは有り難い。相手の最大の壁であると同時に有用な攻撃の起点だ。 この策が上手く行けば前半の内にヤツを潰せる目もある。が、余計な真似はせずに正攻法でゴールに集中したくもある)」 審判「鳴紋中、治療はまだ終わらないのか? そろそろ再開したいのだが」 菱野「あ、少々お待ちを! すぐに終わりますわ!」 大前(とりあえず、ピッチに戻る前に可否だけは返事しないとな。どうする?) 先に3票入った選択肢で進みます。メール欄を空白にして、IDを出して投票してください。 A.よし、その作戦に乗った! B.いや、正攻法で比良戸と戦うぞ! C.その他(自由選択です。大前に取らせたい行動を併記してください)
[854]森崎名無しさん:2012/07/29(日) 20:31:51 ID:t0ru9B86 A
[855]森崎名無しさん:2012/07/29(日) 20:33:23 ID:EZ6YHrTE A 比良山にシュートを打たせるまでは考えていたが、その先まで考えているとは。
[856]森崎名無しさん:2012/07/29(日) 20:33:55 ID:??? 菱野ちゃんマジ監督
[857]森崎名無しさん:2012/07/29(日) 20:36:30 ID:wuwOJIIs A DFやボランチが主軸のチームが一番やられたくない戦術だよねw
[858]森崎名無しさん:2012/07/29(日) 20:44:56 ID:??? 比良山は厳重注意をうけていて、キーパーも控え、文句は出ないだろうしな。
[859]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/29(日) 20:57:03 ID:??? >>A.よし、その作戦に乗った! ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大前「すみません、今終わりましたーっ!」 時計を気にする審判に声を掛けながら、大前は立ち上がる。 そして、ポンっと菱野の肩を叩いた。 大前「……その作戦、乗った。監督の代わりにチームを預かる菱野さんが、勝つために考えた作戦なんだ。 キャプテンとして、選手として、そして一人の男として……必ず成功させてくる」 菱野「! は、はいっ!」 審判「良いから、早く戻りたまえ(さりげなく女子にボディタッチとは……全く最近の若者は……ブツブツ)」 何故か妙に不機嫌になった審判の許可を得て、ピッチに入る。 実況「大前くん、一分も経たずにフィールドにカムバックします。どうやら軽い治療で済む程度の軽傷だった模様です」 次藤「む? 手応えからすっともそっと長引くと思っとったばってん、そうでもなかったんが?」 森崎(観客席)「案外しぶといなーアイツ」 松山(観客席)「怪我にもめげない根性! 素晴らしいっ! それでこそ俺たちのライバルだ!」 ふらの中メンバー(観客席)((はいはい、ライバルライバル)) 藤沢(観客席)「松山くん、楽しそう……(ウットリ)」
[860]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/07/29(日) 20:58:05 ID:??? 比良山「戻ったか、大前!」 雪村「いやあ、無事でよかったよ!」 宇津木「だが大した怪我でもないなら大袈裟に痛がらないでほしいというの正直な意見。 キャプテンが戦列を離れていると高確率で確実に士気に響く」 達也「まあ、いいじゃないっすか。それで兄貴。何かマネージャーが耳打ちしてたけど、新しい作戦でも教わったのか?」 大前「それなんだが……まあ、みんな。耳貸せ」 と、攻撃陣を集めて具体的な作戦案を伝える。 果たして反応はというと、 本多「え、えげつない……」 雪村「うわぁ……」 比良山「確かに有効な作戦ではある。好みは分かれそうだが、苦戦している今、贅沢は言えんか」 宇津木「限られたルールの中で勝利条件を満たしただけ。金成みたいな裏世界でひっそりと幕を閉じたヤツとは違うと思う。 そももも相手のスタミナ配分の隙を突くと言うだけなので倫理的にも恐れるものはなかった(確信)」 達也「まあ、そんなにドン引きすることも無いっしょ。えげつないっていうならこんなツートップを抱えてる時点で最初からだし」 大前「待て、それどういう意味だ達也」 達也「褒め言葉だよ兄貴。それよりさっさとポジションに戻ろうぜ? スローインは比良戸がやるんだからな」 本多「うむ、それもそうだ。何にせよ、ヤツらの攻撃を凌ぎ切ってからの仕事になるな」 というわけで、比良戸中のスローインである。
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0ch BBS 2007-01-24