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【マシンガンを】私の巫女様3【ブッ放せ】
[826]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/12/22(土) 03:36:40 ID:??? A 「これは、怒りですね。許し難い怒りです」 --------------------------------------- 君代 「―――これは怒りです、許し難い」 ゴッ! チャ・ザ神 (おお……命の周りにオーラが見えます) 私を侮りきった目で、見下す事への怒り。 サッカーを、競技とは程遠い何かにしている怒り。 私達の前へ立ち塞がり、障害物となっている怒り。 そして―― スポーツマンシップに乗っ取って戦った、花真瀬中学校の心を踏みにじった怒り。 何よりも―――私の仲間を、傷つけた怒り。 この感情が怒りで無いならば、何が怒りでしょう? 煮えたぎる溶岩の様に、燃やし尽くせと燃え上がる赤い赤い感情。 怒り、怒り、怒り、怒り、怒り、怒り、怒り、怒り、怒り、怒り、怒り、怒り。 抑え付けられない、獣の炎。 この炎を共有出来る人は――!
[827]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/12/22(土) 03:38:29 ID:??? ギィィィ……と、悲鳴のような音を上げ開く扉。 現れたのは、能面を表情として貼り付けたかと疑う様な風華さん。 その能面は、白般若―――能曲は道成寺か? 風華 「命さん。……その表情は、私と同じですね。 怒り、怒り……義兄さん、ふふ。嬉しいですよ、私」 くす、くす、くす……と溢れる笑み、溢れる怒り。 相当の感情を持って、この試合に賭けている事が伺える。 風華 「私以外にも、怒りを以って試合に臨んでくれる人が居るなんて。 一度も勝てなかった、義兄さん。 部室で私の体を弄った、伊藤 誠。 それを無関心で見過ごした、伊坂、草加、名護…… これ以上無い、怒りですよ。 それに、表舞台に出て来てくれたんです。今こそ、正正堂堂倒しますよ」 君代 「私は、花真瀬中の皆さんと…… 何よりも風華さんを始め、傷つけられた人達の怒りを背負っています。 方向性は違えど、同士……です」
[828]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/12/22(土) 03:39:31 ID:??? 怒りの炎。 一般には、冷静さを失わせる事から好ましくない物です。 しかし。 風華さんにとっては。 物事に凡そ無関心で居た彼女の場合。 強烈に、一つの方向へと歩ませる為の火元となり。 同時に、道標ともなっていたようですね。 風華 「絶対、勝ちますよ。命さん。 どんな汚い手を使われようと、どんな痛みを伴おうと勝ちましょう」 君代 「当然です。負ける理由も、負けてあげる理由もありませんから」 その言葉と同時に、どちらとも無く腕をぶつけ合いました。 鈍い痛みは感情を共有しているかのようで――。 System 橘 風華さんとの友好度が上がりました。
[829]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/12/22(土) 03:40:54 ID:??? 今日はここまで。
[830]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/12/24(月) 01:40:00 ID:??? この年末に吐いて下すと散々なので休みます。
[831]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/12/26(水) 12:45:13 ID:??? 申し訳ありません 一身上の都合で年末年始までお休みします
[832]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2012/12/31(月) 23:31:12 ID:??? 2012年、一年間ありがとうございました。 まだ更新の目処は立ちませんが、年の瀬の挨拶だけはさせていただきます。
[833]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/01/04(金) 01:04:12 ID:??? あけましておめでとうございます 今年も宜しくお願いします 近々更新再開します
[834]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/01/06(日) 00:41:31 ID:??? 風華さんが到着し、私と意思を確認し合い。 その後、「精神集中のおまじないです」と言って目を手で覆い隠しながらぶつぶつと何事か呟き始めた頃―― 次に到着したのは【仁科 美月】さんと【黒咲 明堂】さん。 共通点は、お二人ともにサッカー経験が浅い事。……黒咲さんは、正直もう少し伸ばせそうでしたね。 悪いこと、したでしょうか? 美月 「みぃっ、速めに来たのにもう居るのです?」 黒咲 「気合の表れって所だろう、なにせ… 下手を打てばここで出来るサッカー、今日が最後だろう」 美月 「みぃ、せっかく面白くなってきたのにそれは寂しいのです…」 黒咲 「嫌なら勝つ事だな」 部内でも目立って背の高い黒咲さん、対照的に小さな美月さん。 うれしい事に、サッカーを続けたいと言う意思が伝わってきます。
[835]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/01/06(日) 00:44:49 ID:??? 黒咲 「あの畜生(橘右京を指す)への仕返しも出来るしな、一石二鳥と言う訳だ」 美月 「仕返し……乱暴するのです?」 黒咲 「しないさ、あくまでスポーツルールの中でやり込めてやる。 その方が、気分が良いだろう?くっくっ」 因縁のある相手でも、クリーンファイト宣言。 初めて出会った時からは、イマイチ想像し辛い絵でしたが……。 黒咲 「そうしないと、私にサッカーを教えた菜々子に… し、お前の顔に泥を塗ることになる。そんな事はしないさ」 君代 「わ、私ですか」 黒咲 「ああ、ここまでサッカーが出来るようになったのはお前のお陰だ。 この試合、勝ってお前に恩返しをさせて貰うぞ…くっくっ。 (その後、私の奢りでラーメンでも食べに行こう。小さな口で、つるつると食べるんだろうな)」
[836]私の巫女様 ◆Miko/icOEk :2013/01/06(日) 00:48:33 ID:??? う、うわぁ。 なんだか…こう、もう少し伸ばせたかななんて考えてた所で。 そんな事言われると、すごく申し訳無い感じがしますね……。 言った黒咲さんは、「私の言いたい事は終わったよ」と言わんばかりに柔軟体操を始めてしまいました。 ごめんなさい…その内穴埋めはしますから。 美月 「命おねえちゃん、ボクも頑張る!だから、これからも一杯遊んで欲しいの」ピョンピョン 君代 「よしよし、頑張りましょうね美月さん」ナデナデ 美月 「みぃぃ♪」 こちらは、美月さん…全くの素人でしたが、何故か一番伸びましたね。 名実共に、諏訪社中の総合力No.3の座を射止めています。 素直で、何でも言う事を聞くのが大きかったのかも知れませんね。 そもそもの跳躍力だとか、走力が高かった事を除いても。 美月さんをどこでどう使うか…重要かも知れません。 チャ・ザ神 (意外と攻撃能力に乏しい辺りが使いづらいですね、美月嬢は)
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0ch BBS 2007-01-24