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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】
[350]創る名無しに見る名無し:2013/03/12(火) 14:55:38.49 ID:y4mrwFYp 2さん乙です そういや中山とのコンビプレイっていつ無くなったんだっけ? 誰か教えてください
[351]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/13(水) 09:43:34.10 ID:3cX/GcW5 〜イタリアユース控え室〜 ジョアン「ジェンティーレ、ヘルナンデス。今お前達が何を考えているか当ててやろうか」 ジェンティーレ「えっ?」 ヘルナンデス「…どうぞ」 ジョアン「おのれサイクロン、次こそは…!そんな所じゃろう?」 ジェンティーレ「!…はい、その通りです」 ジョアン「くだらんのう。実にくだらん」 ヘルナンデス「な…なにィ!」 一方イタリア側ではジョアンがまず守備の核二人に喝を入れていた。 ジョアン「この大会、お前達が決められたゴールはサイクロンのみ…その事実がお前達の視野を狭くしている。 その状態をくだらんと言わずになんと言う?まるでサイクロン以外なら防げる事が保障されていると言わんばかりだ。 そんな態度は容易に敗北を招く。サイクロンは防げたが、他のシュートで得点されましたとな。 笑いものになりたくなければそんな驕りは捨てろ。守備とは勝つ為の手段であって勝利そのものではないのだからな」 ジェンティーレ「くっ…は、はい(くそっ。言い返せないのが余計に腹が立つ)」 ヘルナンデス「心得ました(その通りだ…傲慢になりかけていた。危ない所だった)」 ジェンティーレはプライドが高く激昂しやすい。ヘルナンデスは冷静だが劣等感を秘めている。 この二人の精神面での弱点を見抜いた上でそれを無効化せんと試みたのだ。
[352]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/13(水) 09:44:32.90 ID:3cX/GcW5 ジョアン「さて、ランピオン。ストラット。アルシオン。スタミナはどれ位残っている?」 ランピオン「まだまだ動き足りない位です」 ストラット「大丈夫、余裕がありますよ」 アルシオン「まあまあと言った所です」 ジョアン「よろしい。だがお前達の3人の内誰かが疲れきってしまえばその時点で 日本はこちらの攻撃に対処しやすくなってしまう。それは避けねばならない事態だ」 次に彼は攻撃陣の状態を把握し、その情報を共有する事でチーム内の 意思統一を図ってから後半の為の策をいくつか授けた。 この際特に叱咤したり宥めたりはしなかった。得点と言う結果を出したストラットと 徹底的な現実主義者であるアルシオンにはその必要がないと判断して。 ジョアン「よって作戦、と言う程ではないが…いくつか策を言い渡しておく。 状況に応じて使い分けるがいい。まずは…」 こうしてイタリアユースのハーフタイムは過ぎていく。 怨敵・日本を打ち倒し決勝の舞台へ上がらんと今一度決意を固めながら。 運命の45分まで後ほんの僅か…
[353]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/13(水) 09:46:37.08 ID:3cX/GcW5 今日はこれだけです。 また明日お会いしましょう。 "../test/read.cgi/morosaki/1345818150/350" >>350 中山とのコンビプレイはJrユース終了後になくなっています。 3年間(中学生時代を合わせると6年間)以上 同じ環境でプレイする事がなかった上、ジャパンカップ時に生じていた溝の為です。
[354]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/14(木) 08:45:06.85 ID:+s58GNVr *描写し忘れましたが、中里の投入で全日本ユースのフォーメーションはこうなります。 全日本ユース 4−4−2 −J−H− J葵 H日向 −−−−− −I−G− I翼 G岬 −−−−− −F−E− F三杉 E松山 A−B−C A早田 B中山 C中里 −−D−− D次藤 −−@−− @森崎 〜ドイツユースが宿泊中のホテル〜 カルツ「シュナイダーちゃんよ。こっから先、日本とイタリアはどんな手を打ってくると思う?」 シュナイダー「難しい質問だな…とりあえずどちら側ももう切り札らしい切り札は残していないと思う。 新技の一つや二つがあっても、もしくは試合中に閃く事があってもパワーバランスを崩す事はないだろう」 カペロマン「一言で言えば、全く分からないってか?」 シュナイダー「いや、そうではない。消耗戦になれば攻守共にコマの数が多い日本の方が有利になる。 盾となるジェンティーレを失ったらヘルナンデスが守備面で孤立し、相当不利になるだろう。 攻撃面でも一人疲れたらそれだけで攻撃パターンが劇的に減ってしまう。俺は日本有利と見るな」 フライハイト「問題は、それを当然理解しているであろうイタリアがどう出るか、だな」
[355]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/14(木) 08:53:25.06 ID:+s58GNVr 〜ブラジルユースが宿泊中のホテル〜 カルロス「イタリアは時間稼ぎに出ると思うか?」 トニーニョ「ううん…下策とは言わないが、上策でもないな」 サンタマリア「だが少なくとも速攻に出るのは下策だ。俺ならやや遅めに攻める程度にする」 ディウセウ「そもそもこんなたっけぇレベルの戦いで上策なんかあんのか〜?」 ドトール「滅多に無いな。弱点らしい弱点がなく、全ての面において一定以上の力を持つチーム同士の戦いでは」 ネイ「だけど小細工や機転とかならあるからな。後は精神力次第かな」 カルロス「…戦況は中々動かないかも知れないな。日本が強引に動かすかも知れんが、それは吉と出るか凶と出るか」 コインブラ「…日本の勝ちだ」 ブラジルメンバー『!?』 カルロス「………それは、何故だ?」 コインブラ「イタリアは常に賭けに出る必要に駆られている。日本はそうではない。その差だ」 ジェトーリオ「…ま〜た、謎かけみたいな言い方しちゃってさ」
[356]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/14(木) 08:55:58.75 ID:+s58GNVr 今日はここまで。 明日は後半に入れるかな?
[357]創る名無しに見る名無し:2013/03/14(木) 17:35:25.89 ID:g9BmDbT8 2さん、回答ありがとうございました
[358]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/16(土) 12:19:37.70 ID:QeJKZPKs 様々な視線の中、全日本ユースとイタリアユースの選手達はフィールドに再入場した! ワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! 放送「間もなく白熱の後半戦が始まります!スコアは1−1と全く互角で、試合展開もほぼ互角です。 前半終了間際の見事な死守で流れはイタリアにあると言えますが、まだまだどうなるかは分からない! 両チーム共攻守どちらも優れている為、1点の差が非常に大きい試合なのは言うまでもありません! そんな後半に向けて日本はケガをした赤井くんに代えて俊足サイドバックの中里くんを投入してきました。 最終ラインからのドリブラーを一人増やす事で反撃に厚みを持たせるのが狙いでしょうか? 一方イタリアは前半とメンバーが変わっていません。前半の戦い方のままで良いと言う事でしょうか、 はたまたそう見せかけて実は大胆な作戦変更を行ったのか?早く明らかにして欲しい所です」 翼「(2点目を先に取る事は1点目よりも更に大きなアドバンテージになる筈だ)」 ストラット「(2点目も俺のオムニゾーンで決めてやる。俺が世界一のストライカーとなる為に!)」 日向「(イライラするぜ…俺の負けが有り得ると言うこの状況が!)」 ヘルナンデス「(焦ってはいけない。接戦の時こそ勝負所を間違えない事が勝敗の分かれ目だ)」 中山「(カティナチオ…まさに鉄壁だ。だが俺が世界一のDFになりたいのなら、負けていられない)」 ジェンティーレ「(どんな守備が来ようとも跳ね返してみせる。それが俺が俺である証だ!)」 森崎「(三位決定戦なんてごめんだぜ。何が悲しくて何処かの誰か達が優勝を争うのを見なくちゃいけねえんだ)」 アルシオン「(玉座は常に一人乗りだ。王者は自分が築いた屍の山など一瞥もくれてはならない)」
[359]2 ◆vD5srW.8hU :2013/03/16(土) 12:19:53.08 ID:QeJKZPKs ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!! 放送「そして後半、全日本ボールからキックオフ!まずは葵くんがボールを受け取りイタリア陣内に入ります」 葵「よーっし、後半こそ俺が…」 ジョアン「(アオイかツバサのどちらか。予想通りだ。行け!)」 ドドドドドッ!! ランピオン「うおおおっ!」 ストラット「もらったァ!」 バンビーノ「いくぞォ!」 マンチーニ「このタイミングだ!」 葵「…ってぃいいいっ!?」 放送「おおお〜っと、イタリア誘い込んでからいきなり四方から襲い掛かった!後半開始早々アグレッシブだ!」
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0ch BBS 2007-01-24