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【覇者の称号】キャプテン森崎44【カンピオーネ】
[51]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/11(火) 10:08:23.00 ID:m8trYeyV "../test/read.cgi/morosaki/1345818150/50" >>50 思いません、じゃなくて思います、でした。失敬。
[52]創る名無しに見る名無し:2012/09/11(火) 13:51:07.74 ID:24LCtDiv 乙でした― 三杉さんが久しぶりに活躍した気がする・・・
[53]創る名無しに見る名無し:2012/09/11(火) 14:39:32.01 ID:yM+U96uo 乙です。三杉△
[54]創る名無しに見る名無し:2012/09/11(火) 15:51:53.33 ID:/nPh5j1p 乙 次はイタリアか 最強のドリブラーは森崎だと知らしめてやろうじゃないか
[55]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/12(水) 11:04:29.95 ID:K7wf17X0 〜大会17日目の夜〜 見事準決勝へ勝ち進んだ全日本ユースはその日の内にブラジリア連邦直轄区から準決勝の舞台となるサンパウロ州に移動した。 選手たちは疲れを癒す為にホテルに到着してから思い思いに暇を潰していたが、選手たち以外のスタッフはむしろここからが本番である。 見上「邪魔をするぞ、井出」 井出「あ、いらっしゃいませ!散らかっているのは勘弁なんだな」 片桐「それがお前の仕事だからな。しかし良くここまで集めた物だな」 賀茂「睡眠時間は削りすぎんなよ?倒れるんなら大会が終わってからにしろ」 井出「大丈夫です!ブラジルのビデオ屋はお宝の山なんだから、むしろ見れば見る程力が湧き上がるんだな!」 賀茂「そ、そうか…特殊な奴だな、お前…」 見上「若いからと言って無理をし過ぎると体を壊すぞ…」 特にデータ分析を受け持つ井出はビデオとノートの山に囲まれて夜を過ごす事になるのだが、今夜はここに監督達も集ってきた。 何十本ものビデオを繰り返し見て解析する地道な作業を苦しむどころか楽しんで行う井出に 監督達も呆れ半分に感心するが、ふと片桐が一つのビデオテープに気づいた。 片桐「ん?井出、なんだこのテープは。これもサッカーのテープなのか?」 ”Aの伝説”と言うおよそサッカーとは関係なさそうな題名がついたテープに。
[56]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/12(水) 11:05:40.14 ID:K7wf17X0 井出「ああ、それですか?沢山買ったら店主がオマケでくれたんだな。何でも南米のストリートサッカーや 非公式試合で活躍する都市伝説級の謎の選手、通称”勝負請負人A”のプレイ集のビデオらしいですよ」 見上「なんだそれは?胡散臭いにも程があるな」 井出「俺もそう思ったんだな。だから全然見てません」 賀茂「まーアテにはなんねえな。でも笑いのネタにはなるんじゃねーか?今見てみようぜ!」 片桐「また始まった…賀茂さん、時間のムダですよ」 賀茂「固い事言うなよ!次の試合は4日後だぜ?ちったぁ息抜きするのも大事だってんだ」 見上「ふぅ、賀茂はこうなったら聞かんからな…まあ少しなら良いだろう。井出、そのビデオを見せてくれ」 井出「あ、はいっ(何時も思うんだけど、賀茂さんってどんな役職についているんだろ?)」 彼らは興味本位でそれを見る事にした。ただの息抜きのつもりで。 見上「ん?…この青年は何処かで見た気がするな」 片桐「言われてみれば確かに…誰でしたっけ?」 賀茂「あ、この顔…こいつ、ブラジルユースで10番つけてる癖に全然試合に出てこない奴じゃないか?」 井出「そ、そうなんだな!アルツール・アンチネス・コインブラ!彼のビデオだったなんて…」 見上「ほう。これは思ったより有用な資料になりそうだな」
[57]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/12(水) 11:06:21.20 ID:K7wf17X0 1時間後、彼らは息を潜めて静まり返っていた。 言葉を失うとはまさにこの事で、誰も何も言いたくなかったのだ。 それでもその場の最高責任者としての意地か、見上が振り絞る様な声を上げた。 見上「何故だ…?」 井出「か、監督…」 見上「何故これ程の選手が試合に出てこない!?あの猛者達を差し置いて10番をつけているのも これなら全面的に納得だ!だが、それなら何故試合に出ないのだ!そもそも何故徹底的に無名なのだ!?」 賀茂「お、落ち着きやがれ見上!パニックになったってしょうがねえだろうが!」 片桐「そ、そうです見上さん。息を整えて下さい」 見上「はあ、はあ…すまん。もう大丈夫だ」 井出「え、えーっと…たぶん、ケガをしているんじゃないでしょうか。それともチームメイト達と仲が悪いとか、 秘密裏に処理されたけど監督の怒りを買ったスキャンダルを起こして起用して貰えないとか…」 片桐「それなら出場していない理由にはなるが、無名さの説明にはならないな」 賀茂「そんなん分かる訳ねーだろ…地元のマスコミだって分かっていないみたいなんだし」
[58]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/12(水) 11:07:05.53 ID:K7wf17X0 あのただでさえ強いブラジルユースに更にとてつもなく強大な戦力が隠されていた可能性がある。 こんな状況ではどんな百戦錬磨の者でも冷静である事など出来はしない。 見上「…分かり様が無い謎はもう良い。分かっているのは、もしこの選手が出場してきたら凄まじい脅威となる事だ」 井出「は、はい…彼がチームの一部として機能すれば、ブラジルユースはもう反則的な強さに…」 見上「出来る範囲で良い、解析はやっておけ。だがウチの選手達には知らせるな… この男については訳が分からない事が多すぎる。今まで全く出てこない選手の事まで煽り立てて、不安を蔓延させる訳にはいかん」 井出「はい」 片桐「(参ったな。今までのブラジルユース相手なら、勝ち目は確かにある筈だったのに)」 賀茂「(こんな奴出てきたら神に祈るしかねえな。こりゃまた見上が胃を痛めそうだ)」 最終的に彼らはその脅威の対策をしつつそれが徒労に終わるのを祈る事にした。 それを逃避と見るか、精神を守る為の決断と見るかは人それぞれだろう。 彼らの努力は近い未来に報われる事になる。
[59]2 ◆vD5srW.8hU :2012/09/12(水) 11:07:50.65 ID:K7wf17X0 今日はこれだけ。また明日お会いしましょう。
[60]創る名無しに見る名無し:2012/09/12(水) 20:56:19.13 ID:26IVB77v おつかれさまです 友達からキャプ森を教えてもらってからやっと追い付きました! これからも楽しみにしています
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0ch BBS 2007-01-24