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【あの頃僕達は】Another-CⅡ_5【少年だった】
[427]森崎名無しさん：2012/10/02(火) 20:16:33 ID:RJTRSKOo B［２－６－２］前スレのオジオファンタスティック
[428]森崎名無しさん：2012/10/02(火) 22:21:13 ID:??? お も し ろ い こ と に な っ て ま い り ま し た
[429]森崎名無しさん：2012/10/03(水) 13:09:07 ID:Wwm+rYnQ 細かい指示はないけどやることは一緒か
[430]森崎名無しさん：2012/10/03(水) 13:32:47 ID:??? ・ミハエルを一列下げて三杉と共にボール運びを担当して貰う →ミハエルのポジションを下げている ・レントゥルスがストラットをマーク →やっちゃうとボランチの位置ががら空きになる＆最終ラインが２人なので臨機応変に動いてほしい ・ブンナークは浮き球勝負をせずにミドルシュートを狙っていく事。 →これだけちょっと不安？ という感じで自分はBを選びました
[431]森崎名無しさん：2012/10/03(水) 17:20:18 ID:??? ここまでファンタジーなシステムかつ、最低限のブロックすら捨てるなら ライン上げて、スペル-ダラピ、オワイラン-ミュラー、レント-スペル-ミュラーで 連携してもいいんではなかろうか。
[432]森崎名無しさん：2012/10/03(水) 17:29:44 ID:??? 各選手の必殺ワンツー習得がラ・オルケスタへの道だったり
[433]アナカン ◆lphnIgLpHU ：2012/10/04(木) 15:38:51 ID:??? ＞ B［２－６－２］前スレのオジオファンタスティック ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉（…そう、誰もが理解している。 強いんだ、サンパウロは。 今の戦術で闘い続けていれば、いずれ必ず押し切られてしまうだろう。） 実感を口には出せず、頭の中で呟き収めると… 三杉は今の闘い方とその問題点を思い描き、言葉に変えた。 三杉「サンパウロは強い。 特に３人しかいない筈の中盤が恐ろしい存在感を放っている。 ＷＧのペペが低い位置に留まり、いつでもサイドアタックを狙ってくるような構えを 見せているのも厄介だ。 こちらとしてはどうしても意識を取られてしまうからね。」 オジオ「…ごめん、この戦術は人数差を考えて出したボクの案だったけど…それはどうやら サンパウロに通用しなかったみたいだ。 彼等は二人程度なら人数差を跳ね返してくる。」 三杉「そう、こちらとしては中盤から下を互角以上で闘えると思っていたんだ。 しかし敵のトップ下の３枚が、通常では考えられないほど攻撃パターンを持っている様子だ。 おまけにトップに２枚も下がってくればゲームメイクに参加できる巧者…。」 オワイラン「ストラット、ツバサ、マウリシオにフィニッシュを狙える事も分かってます。」
[434]アナカン ◆lphnIgLpHU ：2012/10/04(木) 15:39:57 ID:??? 三杉の言いたい事をオジオ、オワイランが好く付加してくれる。 短時間っでも幅広い視野での説明が可能となり、この体制は非常に好ましいと言えた。 オジオ「…中盤は実質５枚、そしてフィニッシュも最低３人。 どうやら彼らにとってフォーメーションはこだわるべき物ではないように見えるね。」 三杉「それこそがブラジルの唯一にして無二の〝伝統戦術〟なんだ。」 レントゥルス「ほえ…？」 新田「ブラジルの戦術？」 三杉が戦術と口にした事で、幾人かは首を傾げた。 誰が口にしたか、個人技の南米、組織プレイのヨーロッパ。 南米の卓越した身体能力と個人技に対抗するため、欧州が組織的戦術を構築した… 少しサッカーについて知っている者なら、この符号を知っている筈だ。 しかし三杉はいま〝ブラジルの伝統戦術〟と言った。
[435]アナカン ◆lphnIgLpHU ：2012/10/04(木) 15:41:12 ID:??? 三杉「キミ達もブラジルタイプと呼ばれる異色のフォーメーションを見た事がある筈だ。」 ブンナーク「？？？」 三杉「いや、ブンナークはいいんだ。」 オワイラン「－－－－－－－ . －－－⑨－－⑦ . －－⑩－－－－ . －－－－－－－ . －⑪－⑥－⑧－ . －－－－－－－ . ②－④－⑤－③ . －－－－－－－ . －－－①－－－ …ですね？」 三杉「そう、あのフォーメーションはブラジル伝統のフォーメーション…じゃない。」 ミュラー「えっ！？」
[436]アナカン ◆lphnIgLpHU ：2012/10/04(木) 15:42:34 ID:??? 三杉「82年Ｗ杯、黄金のカルテットを擁したブラジルが『試合中に』とっていた形だ。 ペレ達カナリアレジェンド１１人を、得意なプレイスタイル、得意な位置で自由に プレイさせた結果、あのような歪な形が出来上がったんだ。 つまり…」 スペルマン「フォーメーションは後から描かれたとでも…？」 三杉「そういう事だ…僕も完全に失念していたよ。」 ブラジルにとってフォーメーションなどほとんど意味をなさない… 各人が自分の得意なプレイ、個人技も多用しつつ、自由にプレイをする。 そんなカオスでありながら、互いに阿吽の呼吸の連携もしてみせる。 矛盾であるが、それがブラジルの伝統戦術なのであった。 三杉「サンパウロも同様なんだ、 中盤は３人とフォーメーションでは見せているが、実質は額面の通りじゃない。 机の上で考えた人数差が覆さてしまっているのは、敵の個人技の強さもあるが、 セオリーには決して囚われないメンタルを武器にしている所にあるだろう。 それは脆さに繋がる危うさも秘めているが、ツボに嵌ればこの通りだ。」
[437]アナカン ◆lphnIgLpHU ：2012/10/04(木) 15:43:37 ID:??? ミハエル「…となると、我々も常識を捨てねばなりませんネ…？」 三杉「確かにね…〝既存の常識〟は捨て去ろう。」 ミハエル「ワット？」 三杉「僕らが彼らと同じように、ただ自由にプレイをしても混乱するだけだろう。 最低限の常識や使命感を僕らは胸に刻みつけておく必要がある。」 そう言って口元を釣り上げ、三杉はフォーメーションを提示した。 ２人を除き、誰もが目にしたことのない奇妙な形であった。 －－－－－－－ －－⑱－⑪－－ ⑱新田 ⑪ブンナーク －－－－－－－ －⑧－－－⑦－ ⑧オジオ ⑦ミハエル －－－⑩－－－ ⑩三杉 ⑮－－⑬－－③ ⑮オワイラン ⑬レントゥルス ③ダラピッコラ －－－－－－－ －－④－⑥－－ ④ミュラー ⑥スペルマン －－－①－－－ ①ラムカーネ
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0ch BBS 2007-01-24