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【あの頃僕達は】Another-CU_5【少年だった】
[784]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:28:20 ID:??? バビントン(うん……彼は天才だ。 あれがもってる≠烽オくはもってる奴になれる¢I手なんだ。) この時バビントンは自分がもってる≠竄ツじゃない事を唐突に理解した。 もってる¢I手を目指すにも足らない身である事を理解した。 その身から溢れようとしていた嫉妬心も消え失せた。 バビントン(彼みたいな選手は大舞台であればあるほど実力を発揮出来るんだろうな… ハハッ、悔しいって思う事がバカバカしくなっちゃうな。) バビントンは自分の事をよく知っていた。 それゆえにバビントンには翼を目指す事は出来なかった。 身体を壊す程に自分を虐め抜いても、彼のようなスーパープレイを身につけられないのは明白だったし、 何よりも練習より試合でパフォーマンスが上がる奇跡のようなクソ度胸… 生まれついての才能とも言える勝負強さは、バビントンが喉から手が出るほど欲し、手に入れられない物だった。 バビントンは翼と出会い、自分がサッカー選手としてもってる≠竄ツになる事を諦めた。 しかし彼はサッカーをやめなかった。 彼自身、サッカー以外で自分に何か人より秀でた才は何も見出せなかったのもある。 しかし彼は何より『サッカーを諦めた』わけでは決してなかったのだ。
[785]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:29:31 ID:??? 〜そして現在〜 バビントン(ボクはもって≠ネい。 だから無理な挑戦(チャレンジ)は絶対にしない。) 目の前に立つミハエルを見据え、バビントンは絶対に勝てる勝負とは思えなかった。 攻撃時…それも攻めている時ならば勝てる確信のない勝負も必要な時がある。 守備時であっても、中盤であるバビントンが絶対に負けてはいけない状況は稀だ。 しかし2点差を付けられた状況で、カウンターになりそうなこの場面は負けてはいけない状況≠ナある。 こんな時、バビントンの頭に『頑張る』とか『出来る限り』という思考は存在しない。 バビントン(そう…ボクは勝てない。 徹底的にネガティブを追求したら、僕は負けちゃいけないのに、勝てない。 だからボクの仕事は、勝てる味方に勝てる勝負をさせる事なんだ。) ミハエル「フフン、おどきなさい!」 ダダダッ タッ ターーーン バビントン(………!) ザッ
[786]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:31:00 ID:??? 迫り来るミハエル、切り込みからのダブルタッチターン。 バビントンは相手(ミハエル)がしっかり確実に見極められるような、稚拙なタックルを繰り出した。 そう…確実に見極められ、次のプレイへ思いを馳せられる程に楽勝なタックルを。 ミハエル(フッ、今のボクでもこの程度ならば楽勝。 さあフィニッシュへの道筋を考え…) ドッゴオォォォォォォォォ!!! ドサアッ!! ミハエル「ゲホッ…!」 背中を地面に強く打ち付け、一瞬呼吸が不可能となった。 ミハエルは自分の身に何が起きたのかを理解出来なかった。 まるで心臓マヒで意識を一瞬にして喪失したかのように… 文字通り前後不覚となり、今は不自由となった呼吸を必死に整えている無意識しかなかった。 そんなミハエルの傍で立ち上がった男が鼻で笑った。
[787]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:32:07 ID:??? ドトール「フフ…」 ミハエル「ケホ…(彼は………いつの間に…)」 耳元に届く笑い声の方へ目を向けると、タックルの名手と言われた男が自分を見下ろすのが見えた。 中央のストッパーである彼がいつの間に居たのか、いつタックルを繰り出したのか… ミハエルはそのどちらにも全く気付く事が出来なかった。 頭の中には混乱しかない。 そんな状態のミハエルに、ドトールは一言だけ呟いた。 ドトール「フフ、失敗したよ。 その古傷が再びキミに襲いかかるのを見たかったのだが…」 ミハエル「!!」 その言葉はミハエルの柔らかい部分をザックリと切り裂いた。 心臓がドクドクと激しく脈打ち、身体が強張り、過呼吸のように息が速まった。 今までに抱いた事もなかった恐怖がミハエルに取り憑いた瞬間だった。 ※特殊イベント発生。 今後ミハエルは[怪我への恐怖]により、行動に応じたマイナスペナを受けます。
[788]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:33:33 ID:??? バビントン「ドトール!」 ドトール「フフ…ああ、走れよバビントン。」 ポーン タックルから早々に立ち上がり、バビントンは既に走っていた。 最初からこれが目的だったと思えるほど、先程のタックルは清々しい稚拙さだった。 三杉「クッ、あの選手…!」 ロベルト(流石はバビントンと言うべきか。) バビントン(理想(ヴィジョン)のない挑戦(チャレンジ)は思考の放棄… それが解った以上、ボクにはネガティブに理想(ヴィジョン)を突き詰めるしかない。) バビントンはチームにとってのリスクをとことん引き下げるプレイを目指した。 ローリスクでローリターンを掴むだけで自分は構わない、と。 そのローリターンをもってる¢I手に繋ぐ事を、自分の理想として掲げたのだ。 野心を捨てた薄っぺらい男だと彼を蔑む者も居た。 しかしバビントンは、人がなかなか捨てきれない野心(それ)を徹底的に捨て去る事で、 逆に、当初誰も考えられなかった方法でもってる£jに近づきつつあった。 バビントンのプレイ成功率はそれを物語るだけのヴィジョンが確かに示されているのである。
[789]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:34:45 ID:??? 三杉「クッ、僕が止める!」 ダッ バビントン「悪いけど、ツバサと互角にやり合うキミを相手にするヴィジョンはないよ!」 シュパァーーーーーン! 三杉を抜きさえすれば、翼にもストラットにもパスが出せる可能性が生まれた筈… またマイナスクロスを上げるチャンスアップにも繋がった だが三杉が近づく素振りを見せるや否や、バビントンは一切迷わずクロスを上げた。 それはヴィオラにとって都合の悪い状況を生む判断だった。 ペペ「ナイス、バビ!!」 ダラピッコラ「ナイスじゃねえってのっ!!」 ミュラー「この位置… 競り合えない、ブロックに待ち受けるしか…!」 スペルマン「止めたいね、このままじゃ…」 これに走り込むのはペペ。 歩幅調整の様子から、ダイレクトシュートにいくのは明白だった。
[790]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/10/31(水) 00:36:14 ID:??? ☆前半はラムカーネに指示できます。どのセービングをさせますか? 3票選ばれた選択肢で続行します。(投票はメル欄空白で宜しくお願い致します。) A キャッチ(72+ゼロシステム) 消費40 通常のキャッチです。うまくいけば完全にマイボールです。 B パンチング(74+ゼロシステム) 消費80 キャッチよりもシュートを止めやすいです。上手く弾けば高確率でマイボールです。 C シャドーシールド(82+ゼロシステム) 消費300 必殺キャッチです。 トランザム的です。 D 飛び出し(73+ゼロシステム) 消費60 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ペペのジャンピングボレーの威力:74 ラムカーネの現在ガッツ:400/880 ※ラムカーネにはスキル・ZEROシステムによって現在[+5]の補正がつきます。 ※ラムカーネが行動回数に比例して後半に弱体化します。(現在2回行動済み)
[791]森崎名無しさん:2012/10/31(水) 00:36:33 ID:/tmZ/X7M Aミハエルも月までブッ飛ぶこの衝撃…
[792]森崎名無しさん:2012/10/31(水) 00:38:06 ID:??? A バビ様は“厄介”なプレイヤーだねぇ
[793]森崎名無しさん:2012/10/31(水) 00:39:10 ID:1c0OPbog っとAで
[794]森崎名無しさん:2012/10/31(水) 00:41:57 ID:+sT0b/Qc B
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0ch BBS 2007-01-24