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【あの頃僕達は】Another-CU_5【少年だった】
[942]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/12(月) 18:04:45 ID:??? ◎ブンナーク アトミックショット( ダイヤQ )77+( 3 + 3 )=[83] マリーニ ブロック( ハートJ )67+( 4 + 1 )+(人数補正+2)=74 リマ ブロック( スペード10 )67+( 6 + 1 )+(人数補正+2)=76 アマラウ ブロック( スペード10 )70+( 4 + 4 )+(人数補正+2)=80 ◎石崎 ブロック( ハート4 )68+( 1 + 6 )+(顔面ブロック+6)+(人数補正+2)=[83] 【シュート】−【クリアorブロックMax】=0 → 新田がフォロー 新田 隼シュート( ダイヤ5 )72+( 3 + 6 )+(瞬間フリー+1)=[82] レナート 悟りセービングU( クラブ4 )→[悟り発動] ※数値無視勝利 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ブンナーク「ァアートミックショットだぁぁぁぁぁ!!!」 ズバッシャアァァァァァッ!!! 獣の嘶きと共に鈍い衝撃音が走った。 ボールが破裂したのかと思わせる音量は、強大なエネルギーをそのまま示していた。 ズガガーーンッ!! アマラウ「ゴボォッ!!」 リマ、マリーニ、アマラウと言った、サンパウロの精鋭DFが矢継ぎ早に蹴散らされ… アトミックショットはその名の通り、ゴールを襲う直弾頭になるかと思われた。 しかしサンパウロには救世主と言うべきまだ壁が残っていた。
[943]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/12(月) 18:06:06 ID:??? 石崎「クソったれーーーーー!!!!」 バッ アマラウの巨体をも吹き飛ばしてきた弾丸シュート。 しかしこのアトミックショットに一片の怖れなく顔面を差し出す男の姿があった。 それは勿論ジャパニーズクレイジー≠アと石崎了だった。 バチイィィィィィィィッ!!!!! 石崎「げぷぅっっっっっ!!!!!!」 ブンナーク「なにぃっ!?」 ジャストミート足らずとも撃ち損じでもない、十分な威力のシュートだった。 ゆえにアマラウを吹き飛ばした時点でブンナークはゴールを確信したのだ。 しかしアトミックショットはアマラウよりも小柄な男に間違いなく跳ね返されている。 口惜しさを越える驚きがそこにあった筈である。 ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! チャーリー「防いだーーー! このシュートはGKまで届かなーーーい!!」 陽子「よし! 流石は石崎くんねっ!」 アマラウ(グッ… 助けられたか…。) シーザー(あのガキ、最後まで目を閉じなかったな。 確実に真芯で受け止める為、位置も 体勢もギリギリまで調整したってわけか…。 フッ、一見愚行にしか見えない特攻 が限りなく理に適ってやがる。 尤も、実行できる奴はそう居ないだろうがな。)
[944]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/12(月) 18:07:09 ID:??? 石崎「うわおっ…! 誰かクリアしてくれぇっ!!」 確かに真芯で捉えた為に、石崎自身が吹き飛ばされる事はなかった。 しかし完璧に受け止めきる衝撃でもなかったのだろう。 ボールは石崎の射程距離を二周りは越えるくらいに跳ね返ったのだ。 一時は救われた気分にはしゃいだスタンドのサポーターだったが、 まだ地獄が終わっていない事に気付くと再び沈痛な面持ちを取り戻す。 ポテン ポテン マウリシオ「やっば…! クリアを…」 ダッ 新田「瞬発力なら負けねえ!」 ダダッ チャーリー「おおーーっと、弾かれたボールのフォローはヴィオラが早い!! しかも先制弾を放った新田くんです! ピンチはまだまだ終わらない…!」 「ご、ゴールまでパックリ空いてるじゃねえか!!」「ちょ、シュートらめえぇぇぇぇぇっ!!!」 沈痛が絶叫へと変わるまでに数秒も要しなかった。 これにいち早く辿り着いた新田が早速シュートモーションに入っている。 しかもブンナークが蹴散らした事でシュートコースは完全にがら空きだ。 この至近距離でフリー…普通に考えれば決まらない筈はない。 観客はただひたすらレナートと奇跡に祈るしかなかった。
[945]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/12(月) 18:08:17 ID:??? ___ , -ーー=ニ ___二ヲ i =-n-=) _,,..ィ" `ヾ`ilオ_ ,,, − ''" 。_i,,, さいこくらっしゃー `! ̄ _,,..=ィァラ,i;;-ゥ=,ー -、_ _,,.ノー-ー'''" ノ""}'リ//i,|,==-ヽ-ー、_ ,,,,_ _ rニ-(__,,, - '' /、i/'/ /'' _ ヽ\ ー`ー-イ、 il/_`ヽ /; ; ; ; ; ; ;i'-ー',,,.,ヽ ノ/ /− ̄ ー 、i\、= ー`<ミミト、ヽ ,/; ; ; : : ヽ`ニフ /' //__ ̄ ,ーi lー `iヽY'|il ,r-(; ; : : :ヽ__,, ィニ!--'ー'' ヽー- /ヽ l l ̄ 、ヽ l'1 /、 __,..._ _,,rニヽ ヽ : : ; ;_,, -ニ=- ー- 、 ) / // ` 、_!'レ: ) '=ニム_ ヽ' ,..、,-、,ゝ、i \ _,,,..--'=.ヽ` ニー- ヽ /ー- /' ヽ /`'''" _(二 ̄`ニy'''ヽu!inlr-i!- ''' ̄ ヽi ヽ  ̄ −_/_二='"二ニ=、`−/  ̄ `''ソ、,r''ク ,`''i`" i ー- ヽ _/二ニ - '''  ̄ ; ; ; ; ; ;l`'" `''iヽ h /、 l i /  ̄,_,,-'"; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ノ ーー------`y'ヾ" >i_,,, .. --ーt二二 ̄ ニ-ー"; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ' ; ;_;,/ ; ; ; ; ; ; ; ; ;('''ヽ, -`''ニ(i)_ノ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ̄; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ' _ − ̄ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ̄; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ― ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;__ − l ̄ ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ;___ ――― l 神の導きか、悪魔が唆(そそのか)したか。 とにかく質の悪い事に、サポーターの祈りはおかしな何かに届いた。
[946]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/12(月) 18:09:21 ID:??? ガシィッ!! 新田「うぇっ!?」 レナート自身はシャバで流行のゲームの真似事をしただけ…。 しかし彼の伸ばした両腕は、切れ味の鋭いシュートボールを掴んでいた。 先のブンナーク以上に目を見開いた新田が鈍い声を上げる。 ワアアアアアアアアアアアアアアアア!! 「レナート!レナート!」「ザルかと思ってたけどそんな事はなかったぜ!」「「流石は守り神!」 「本当に守り神だった気もするけど細けえ事はいんだよっ!」「イシザキもよくやった!!!」 最悪のピンチを断ち切るファインセーブに観客は沸き上がる。 そしてこのタイミングで前半終了の笛が『ピィィィィッ!』と響き渡った。 新田「前半終了…」 ブンナーク「チッ、なんだってんだ…!」 マウリシオ「た、助かった。」 ストラット「結局2−0のままかよ…」 結局前半は2−0というスコアのまま変わらず。 この結果の受け止め方はそれぞれだったが、総じてヴィオラには悔恨が残った。 一方のサンパウロには安堵の表情が比較的目立つ。 終わり方の問題であろう。
[947]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/12(月) 18:10:24 ID:??? また両キャプテンの思う所もどうやらそれを象徴していた。 三杉(押し切れなかった…。 しかもこちらにミスがあった訳じゃない、相手がミラクルだった。 リードはしているが、この切れ方は想像以上にムードへ影響してしまうだろう…。) 翼(運でも何でも、終盤の怒濤の攻勢を凌(しの)げた事がまず大きい。 スコアは開けられたが、内容は点差ほど悪くない。 そして何より…) 守備力、決定力、突破力、そしてスタミナと、いずれの項目にも優劣がある。 今現在どの項目がいずれの天秤に傾いているのか、 三杉は理屈による計算で、翼は直感による計算でおおよそを把握している。 だが本当のその天秤が後半どう傾くかである… 少なくとも試合の大勢はまだ定まっていない事は両者共通の認識だった。 賀茂「…ふう。 なかなか見応えのある試合だな、流石に…」 陽子「そうですね。 でも私としては予想外でした。」 賀茂「お前はサンパウロのリードを疑わない立場だろうしな。 以前から三杉の方を知っている俺としちゃ、どう転んでも納得出来る。」 長い赴任による贔屓目の部分を見透かされ、陽子は恨めしそうに賀茂を睨む。 だが賀茂はそんな陽子を無視して立ち上がった。 胸ポケットをまさぐっている事から、何の為に立ったかは明白である。 しかし皮肉の一言でも言ってやろうと思ったか、陽子は敢えて聞いてみた。
[948]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/11/12(月) 18:11:32 ID:??? 陽子「どこ行くんですか?」 賀茂「一服だっつーの、言わせんな。」 陽子「吸ったらちゃんとガム噛んできて下さいよ。」 賀茂「へーへー。」 そう言って喫煙所へと消えていく賀茂。 しかし彼はただ煙草を吸う事だけを目的とはしていなかった。 ハーフタイムに会う約束をしている人物が居るのだ。 一方、観客席に残された陽子に近付く人物も居る。 いずれの人物もこの試合を鋭い目で観ており、ヴィオラに少なからず興味を持っているようである。 どのような興味であるかは共通していないが、前者は主に戦術的、後者は肉体的な見地のようだ。 ☆賀茂と陽子、どちらの視点を追いますか? A 賀茂 B 陽子 3票選ばれた選択肢で続行します。
[949]森崎名無しさん:2012/11/12(月) 18:14:12 ID:W7ghfHvQ B
[950]森崎名無しさん:2012/11/12(月) 18:14:17 ID:uMYhSQDY A レス数が前スレ超えちゃったね
[951]森崎名無しさん:2012/11/12(月) 18:16:04 ID:9j01TNr+ B
[952]森崎名無しさん:2012/11/12(月) 18:20:07 ID:8aTlb8ns A
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0ch BBS 2007-01-24