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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[17]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/28(日) 20:09:23 ID:5yhPvTSY ★人影 *JOKER* ★ JOKER…キョン キョン「古泉、長門、朝比奈さん?!」 「「「!」」」 人影は、キョンであった。 キョン「部活が終わって、妹に頼まれた買い物してたら…………」 四人で苦笑する。 偶然にしても出来すぎた出会い。長門は、何か作為的なものを感じた。 長門「(恐らくは、涼宮ハルヒの願望。)」 彼女は、記憶を取り戻しつつある。 長門「(断定には、まだ早い。しかし………)」 偶然だとしたら、嬉しいことである。また、佐々木に謝るまたとない好機だ。 長門「(………………)」 『2』票にて。 A 四人で近くのファミレスに行く B ハルヒがいるかも知れないので、予定通り本屋に行く C キョンに、佐々木に連絡してもらう
[18]森崎名無しさん:2012/10/28(日) 20:23:30 ID:VFwc0UYw C
[19]森崎名無しさん:2012/10/28(日) 20:24:52 ID:EN6LvkJ6 C
[20]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/28(日) 21:20:58 ID:??? C キョンに、佐々木に連絡してもらう 長門「………………提案がある。但し、古泉一樹には推奨出来ない提案。」 古泉「?」 長門「私は、チートコード使用中に佐々木○○に対し、傷付ける対応をした。よって、私は彼女に謝罪しなくてはならない。 あなたから佐々木○○に連絡を取ってもらい、謝罪の機会を得たい。 会話を円滑に進める為に、食事の機会を作り、そこで彼女に謝罪する事を考えている。 但し、古泉一樹が参加する場合、森園生に外食を認めさせる必要が出る。 謝罪はしたいが、古泉一樹、森園生の関係に支障をきたすのは本意でない。」 長門の言葉に、古泉は苦笑し、キョンは笑った。 古泉「構いませんよ。後で森さんも誘いましょう。」 キョン「たまに古泉と一緒にメシ食ってるけど、森さんも誘えば怒りはしないぜ。 それに佐々木だって、謝れば許してくれるさ。…………よし、近くのファミレスにいる、って連絡したからよ。さて、行こうぜ。」 キョンが長門に笑いかける。 長門「………感謝する。」 みくるが先陣を切るように歩き出す。 みくる「さぁ、行きましょう!」 古泉「(お酒はダメですからね!)」 みくる「(………チッ)」 ―――――――――――――――
[21]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/28(日) 21:54:15 ID:??? 佐々木「……………話はわかったよ。僕としても、話を長引かせるのは本意でないしね。許すよ。」 佐々木が真っ赤な顔をして、長門を見る。 長門「感謝する。」 話は終わり、後は楽しい時間。 佐々木「(………そんなに分かりやすいの?私は………?)」 長門「(肯定する。但し、彼は鈍い。貴女の気持ちにも半分位しか気付いていない。)」 佐々木「(落ち込むね…………。)」 長門が大量に食料を食べ、朝比奈が口を拭く。古泉がキョンと話し、佐々木が合いの手を打つ。 陽気な高校生の夕食。気の合う友人同士の柔らかな時間。 長門「メロンカルゴールド烏龍茶。」 佐々木「ぶほっ!」 キョン「おまっ……!くくっ……!」 みくる「ドドメ色じゃないですかッ………ぶははっ!」 古泉「し……死ぬ……ッ!」 皆が大笑いする。 鶴屋「みくるー!」 森「お待たせしたかしら。」 鶴屋、森が参加し、夕食は盛り上がったものとなった。 鶴屋「それじゃあねん。また明日!」 キョン「森さん、鶴屋さん、いいんですか?お金…………」 鶴屋「いいにょろよ。みくるがお世話になってるしさ。ま、どーしても、ってなら、今度スモークチーズを頼むにょろ!」 皆が苦笑する。 佐々木「いい人だね、鶴屋さんって。森先生、ご馳走様でした。」 森「ふふ。」
[22]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/28(日) 22:49:54 ID:5yhPvTSY 帰り道。鶴屋はみくると帰り、古泉は森と帰る。 夕食に途中参加した朝倉が、長門に声をかけた。 朝倉「(長門さん、いいの?)」 長門は朝倉を向いた。 長門「(理解不能。)」 朝倉「(だから、キョンくん。このまま佐々木さんを送って行って、送り狼に…………)」 キョンの自転車の後ろに乗ろうとする佐々木。長門は、彼らを見て…… 長門「(……………エラー。)」 胸がチクリと痛んだ。 長門「朝倉涼子。私の役割はあくまでも観測。選択はあくまでも彼にある。」 朝倉は、溜め息をついて長門を見た。 朝倉「…………やって後悔したほうが、マシだと思うけどなぁ。」 長門「帰宅する。」 ――――――――――――――――― 佐々木「キョン、今日は楽しかったよ。」 キョン「ああ。」 佐々木は、キョンに笑いかける。 佐々木「(……ずっと、こんな優しい時間が続けばいいな……)」 佐々木は、キョンにもたれかかった。 先着一名様で。 ★選択 !zange ★ JOKER…二人の影が重なった。 クラブA…二人の影を、誰かが見ていた。
[23]森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:52:58 ID:??? ★選択 *JOKER* ★
[24]森崎名無しさん:2012/10/28(日) 22:55:26 ID:??? >>9 長門「推奨できない、あなたはこの【銀色】をやるべき。」 みくる「ちょwwwてめえwwwww」
[25]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/28(日) 23:12:53 ID:??? >>24 案外出てられるんですよね、ゴットゥーザ様。 ハルヒ、空気! ★選択 *JOKER* ★ JOKER…二人の影が重なった。 佐々木「…………………」 キョン「…………………」 お互い、いつかこうなる気がしていた。 二人の影が重なり合う。 キョン「…………………」 真っ赤になり、お互いを見る。 佐々木「…………おやすみ!」 佐々木が駆け出した。 キョン「……………やれやれ。」 真っ赤になったキョンが、頭を掻く。 キョン「………明日から、顔合わせづれぇな。」 とりあえずは、この赤い顔を妹にからかわれないようにしなくては。 佐々木の思いは、気付きつつあったが、ああも明らかに行動されるとは思わなかった。 それに応えた自分………。 キョン「全く。やれやれだ。」 ※今ループが、佐々木ルート(グッドエンド以上)に固定されました。
[26]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/28(日) 23:52:43 ID:??? 水曜日。一番中弛みする日だ。 佐々木「や、やぁ。キョン。おはよう。」 キョン「あ、ああ。おはよう、佐々木。」 ぎこちのない会話………。我ながら気の利かない事このうえない。 古泉と朝倉は、意味ありげにニヤニヤしてやがるし、長門は一瞥するだけで黙っちまった。 古泉「んっふ。貴方も遂に、ですか?」 キョン「黙れうざい死ね。」 あああ、気まずい!佐々木も佐々木で、オープンだけど実はオープンでない性格だ。 古泉は古泉で、俺にゴムなんか渡してくるし! 古泉「備えあれば、憂いはないでしょう。友人の、いえ、親友の恋です。全力で応援しますよ。」 キョン「よし、わかった。お前は窓から飛び降りろ。」 その日一日、結局佐々木とはまともに喋られず、失意のまま文芸部室へと向かった。 くすぐったいような、痒いような感覚。多分、これを恋した感覚っていうんだろうな。 部室をノックすると、そこには朝比奈さんがいた。 みくる「あら、キョンくん。」 キョン「朝比奈さん……………」 俺は、佐々木じゃなくて、朝比奈さんに恋していたはずなのにな…………………。 ―――――――――――――――― 部室にキョンくんが来た。長門さんが言うには、昨日佐々木さんの思いに気付いたらしい。 今更な話だし、あたしゃこいつのキモい視線に晒される事がなくなるから、万々歳なんだけどな。 お茶位入れてやっか。前祝いってやつだ。 みくる「キョンくん、お茶をどうぞ。」 キョン「朝比奈さん………///」 ………おめーよ、その視線がキモいんだよ。
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0ch BBS 2007-01-24