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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[178]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 00:27:47 ID:Hlzjmdjk E もう(同情の余地)ないじゃん…
[179]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 00:51:31 ID:??? うーんこの主人公
[180]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 04:50:48 ID:??? >>178-179 『鶴屋さんは(笑顔が)最高に良かったぜ。』です。キョンが謝ったのは、『誤解招く言い回し』だという。 キョンは、こうした言葉遊びが好きなキャラクターですしね。 E 阪中は元気にしているのか? キョン「そういえば、阪中は元気にしているのか?」 谷口「おいおい、なんであいつだよ?」 谷口が俺に詰め寄る。あの間を抜いたマキバオーみたいなしゃべり方も、離れてみると寂しくなるもんさ。 キョン「他意はない。………知っていただけだからよ。」 谷口「ふはぁ………しかし、お前が阪中まで知っているとなると、涼宮の電波話も真実味を帯びるな。」 一応、全部本当だぜ。様々な思惑が交錯して、無分別な暴力になった。それがランダムに降り注いだんだ。誰も悪くねぇ。 悪いのは、俺だ。 誰が消えても、ハルヒは知らねぇ。すまねぇが、俺はそうは思えねぇ。意図的に目隠ししているだけだ。 少しはハルヒの同情をしたかったんだがな。しかし、あいつは俺達に何を見せた?今となっちゃ、俺は今の世界の生活を取る。 すべての権利をサイコロの前に出したような、前の世界。そこで、耐え難い痛みをハルヒが皆に与えた。 あいつに捨てられた俺達は、左の翼のない鳥みたいなもんだった。しかし、今は俺達には佐々木がいる。 俺達は、ハルヒを知っていたと思っていたが、その実は、ハルヒを何一つ理解していなかった。 そして、ハルヒも俺達を知らない。そこは気にすんな。それは知っている。その証拠が、国木田の言っていた今さ。 前の世界からだと、狂っちまったみたいな感覚なんだが、これを破るつもりはねぇ。そして、間違っているとも思えねぇ。
[181]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 05:05:01 ID:FKGoZ1m2 谷口「お。」 谷口が、校舎を見る。 誰か来たみたいだな。 先着一名様で。 ★さあ、誰? !card ★ JOKER…天ヶ瀬冬馬………だと? ダイヤ、ハート…ハルヒ スペード…阪中 クラブ…国木田 クラブA…黒木田
[182]Q513 ◆RZdXGG2sGw :2012/11/04(日) 05:11:52 ID:??? ★さあ、誰? ダイヤA ★
[183]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 05:58:05 ID:??? ★さあ、誰? ダイヤA ★ ダイヤ…ハルヒ 谷口「噂すりゃ、涼宮だな。ま、しっかりやんな!あと、国木田泣かす結果になったら承知しねぇぞ!」 やれやれ。こいつは相変わらずだ。………また、友達になってくれるよな、谷口………。 ハルヒ「……………キョン……………」 キョン「よう。」 ハルヒは、嬉しそうに俺を見る。 ハルヒ「団長を迎えに来るとは、殊勝な心がけね!」 キョン「……立ち話もなんだ。あの喫茶店行こうぜ。」 ハルヒ「いいわよ!勿論アンタのオゴリ!」 キョン「やれやれ。」 ―――――――――――――――― ハルヒ「で、あたしは今、光陽園にいるのが、最大のミステリーだと思うの!」 キョン「SOS団が無く、国木田と付き合っている世界だから、か?」 ハルヒ「ええ!それにアンタに彼女がいた、って事にもね。」 ハルヒは、甘ったるいコーヒーを片手に言う。 キョン「ああ。佐々木だ。今週アタマ位だな、付き合い始めたのは。」 ハルヒ「へ、へぇー、良かったじゃない。」 キョン「他に特定の人と付き合いがある奴は、旧SOS団の連中だと、古泉か。」 ハルヒ「…………旧?」 やはり食いついてきたか。 キョン「俺達は、自分の意志で一緒にいる。……まぁお前がいた場所に佐々木が、佐々木がいた場所にお前がいる。そんだけだがな。 古泉とは、今では何でも話せる大親友だ。長門、朝比奈さんとは、異性だが親しくしてもらっている。 佐々木と付き合い始めた時、一番に祝福してくれたのが、旧SOS団の皆だ。」 ハルヒ「…………あんた、さっきから旧って何よ。」
[184]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 06:28:52 ID:??? キョン「言葉の通りだ。この一年、俺達は、佐々木、鶴屋さん、朝倉と楽しく過ごした。 古泉、長門、朝比奈さんは、お前の記憶があった。しかし、お前を探しに行かなかった。その理由がわかるか?」 ハルヒ「え…………?」 キョン「お前が、俺達を捨てたからさ。」 ハルヒ「捨てた?あたしが?」 ハルヒが目を丸くした。 キョン「お前は、国木田と付き合い始めてから、俺が疎ましく感じていた。 俺が居なければ、国木田に自分の初めてを全てあげられたのに、と考えた。 そう考えたお前は、俺を追放し、SOS団を不要とした。お前の意志で誰か一人でも欠けたら、もうSOS団じゃねぇ。 お前の良心を、皆は信じていたからな。結果は見事裏切られたが。……………おかしく思わなかったか?俺の突然の転校を。」 ハルヒ「………………え?」 キョン「お前は、そう望んだ。それを知った古泉、長門、朝比奈さんは、お前を見限った。 当たり前だろう?次は自分の番かも知れない、明日になれば自分が消されるかも知れない。 そんな状況で、仲間だと言えるか?俺達は、お前の玩具じゃねぇんだ。」 正確には、長門が保護してくれなかったら、お前に書き換えられていたんだがな。 キョン「なので、お前から離れた後は、皆で皆の新しい関係を構築した。それが今だ。」 ハルヒ「…………ま、待ちなさい、あたしは……………」 ハルヒの目が泳ぐ。 キョン「目をそらすな。お前自身が選んだ道だ。」 ………本当は、ダース単位の暴言の準備をしていたよ。しかし、案外言葉はでないもんだな。
[185]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 10:25:42 ID:??? ハルヒ「いや、おかしいわ。あんたがいなくなる=SOS団の消滅って、意味がわからない!」 キョン「俺=ジョン・スミス。お前は馬鹿げた事が出来るが、その媒体となるものが必要であった。 それが、ジョン・スミスだった。しかし、お前が媒体を国木田に変えた。」 ハルヒ「あたし一人が悪いってわけ?」 キョン「いや、誰も悪くない。原因は俺だがね。そう考えると、悪いのは俺か。」 ハルヒ「わかるように説明しなさいよ!さっきから、散文的で意味がわからないわ!」 キョン「………煮えきれない態度だった俺を焚き付ける為に、狂言やっていたらお前がマジになって、俺を消そうとした。 SOS団は俺を救おうとして、お前と対立。お前は聞く耳なし。俺は、お前の望み通り消滅しかけたが、長門が保護してくれて助かる。 その後、お前が願った『優しい世界』にいる。SOS団も何もない……まぁ正確にいえば、お前が忘れた世界、だ。」 ハルヒ「………あ、あんた、アタマ大丈夫?あたしにそんな事が出来るわけないでしょ?」 キョン「なら、何故震える?お前も記憶があるはずだ。当時のな。事象と結果に対して、あまりに違いすぎると思わんかね?」 俺の言葉に、ハルヒは真っ青になった。 ………ハルヒだけ悪人じゃねぇんだがな。俺なんか我ながら虫酸が走る。
[186]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 10:42:19 ID:FKGoZ1m2 『2』票にて。 A 「お前の気持ちは、当時から迷惑で気持ち悪かったよ。もう二度と俺達に関わるな。」止めを刺す。 B 「お前の気持ちは、当時は嬉しかったぜ。それだけにお前に失望しちまったんだよ。もう遅い。」やんわりと止めだ。 C 「で?何もかもまたやり直すか?俺達の気持ちも何もかも無視して?」選択はお前にある。 D A+「あー、それと、国木田な。」聞くまでもないよな?俺をクズにして締め括りたいなら、こいつが推奨だ。 E 「こっから語る事は、全て事実だ。お前には聞く権利がある。ただし、推奨はしない。」佐々木、自分の観点も踏まえて話す F 「せいぜい苦しむがいい。」涼宮ハルヒの人誅 完! ※どれを選んでも、エンド直行です。
[187]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 10:46:17 ID:7gAlZLnQ D
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0ch BBS 2007-01-24