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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[199]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 13:48:26 ID:C2jeFyPw F
[200]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 13:52:44 ID:5lSsPmrA A
[201]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 13:58:36 ID:Tt3oVw16 F
[202]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 14:25:37 ID:??? 佐々木一人勝ちか。まあよかったね(棒)って感じ
[203]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 14:29:38 ID:??? F ループから出る(佐々木トゥルー固定) ―――――――――――エピローグ―――――――――――― 俺は、再びハルヒが望む世界にいる。 佐々木との関係?んなもん順調に決まってんだろ。ただ、あいつも忙しくてなかなか会えないのが、珠に傷だがね。 あと、俺は今…………学校で虐めにあっている。まぁ、これまでやった事を考えたら、因果応報なんだがな………。 古泉、長門、朝比奈さんだって皆、敵に回っちまった。ハルヒの力さ。 あいつは、俺をいじるつもりだったんだろうな。今さらあいつをどうこうする積もりはない。 今度は、俺が消えるだけさ。 一回、虐めが辛くて堪えきれなくなって、反射的に飛び降りようとした時、俺はとある人に出逢った。 イタリアのセリエBの監督だ。 その人は、俺に言った。 フランツ「お馬鹿な真似はおよしなさい。」 ………あのイカれた空間で、俺のサッカー能力は世代屈指になっていたようだ。 その人は、俺にイタリアに来るように伝えた。俺の返事は、無論イエス。 イタリアへ旅立つまで、あと二日。今日は、学校に行く最終日だ。 文芸部室。俺は学校生活の最後は、皆に会うと決めていた。 ノックをすると、古泉がドアを開けた。 古泉「…………何の用ですか?」 キョン「手間は取らせねぇよ。入らせて貰うぜ。」 ハルヒ「ダメよ。古泉くん、つまみ出して。」
[204]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 14:50:32 ID:??? ハルヒの言葉に、古泉が俺を掴む。 キョン「…………………………………」 しっかり目に焼き付けておくよ。お前らを。 ハルヒ。いつぞやは、本当に悪いことをした。謝っても謝り足りねぇが、謝っておく。 長門。いつも頼りきりですまん。 朝比奈さん。いつも優しくして頂いてありがとうございました。 古泉。こうなっちまったが、お前を俺は親友だと思っている。 古泉「…………お話は、外で伺います。」 俺は外に出ると、古泉に向かい合った。 キョン「………遠くへ行く事になってな。お前らの顔を見ておきたかったんだよ。」 古泉「そうですか。涼宮さんの精神も安定されていますし、貴方はもう必要ないですよ。」 キョン「そうか。………安心したよ。」 ハルヒも安定して、古泉達も平穏無事。言うことはない。 キョン「ま、頑張ってくれや。すまんな、手を取らせて。古泉。森さんと幸せに。」 古泉は、珍しく目をむいた。殴られるのは勘弁だからな。とっとと退散するぜ。 こうして、俺の北高校の生活は終わりを告げた。 佐々木「キョン。ついに明日だね。」 キョン「まぁな。………ハルヒ達にも挨拶はしときたかったんだが、つまみ出されちまった。やれやれ。」 佐々木は、俺にもたれかかる。 佐々木「………君には僕がいる。僕は、絶対に君を裏切らないよ。」 キョン「…………。」 日本最後の夜。家族からも見放されていた俺は、佐々木の家で過ごした。
[205]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 15:08:44 ID:??? 長門「…………涼宮ハルヒの改変により、彼は虐めのターゲットとなってしまった。 孤立を防ぐ手段はあったにも関わらず、私は有効な手段を取れなかった。 ………恐らくは、佐々木○○の力もある。」 長門は、栞を取り出した。 長門「私に有効な手段は取れない。しかし、対抗処置を施す。」 長門は、本に栞を挟んだ。 長門「ジノ・ヘルナンデス。貴方に鍵を預ける。」 ――――――――――――――――――― 翌日。俺は佐々木と共に空港にいた。 キョン「世話ばかりかけちまったな。」 佐々木「くっくっ。水臭いぞ?」 佐々木は、俺にキスをした。 佐々木「君の帰る場所は、僕……そして君の居る場所は、僕の居場所さ。キョン、出来る事をやって来るといい。僕は、君を待つ。」 キョン「佐々木………………。ありがとう。必ずお前を迎えに行く。」 俺は、最高の思い出を胸に、イタリアへと旅立った。 佐々木。必ず大成してみせるからな。 ――――――――――――――――― 佐々木「…………さて。これから最後の仕上げだ。」 くっくっ。これは罰だよ、涼宮さん。君が私のキョンにやった事。それを返してあげるよ。 たっぷり熨斗をつけてね。
[206]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 15:57:07 ID:??? ………キョンが退学して、一週間が経った。 あいつの行方を探ろうとしたけど、行き先は一向に掴めない。 自宅も引っ越ししたらしく、誰もいなかった。 転校生が来るらしいが、何の興味も湧かない。 空席になった前の席を見て、あたしはまた溜め息をついた。 岡部「では、自己紹介を。」 キョン子「イタリア、ミラノから来ました○○といいます。 あだ名はキョンと呼ばれていました。皆さん、よろしくお願いします。」 ――――――――――――――――― 佐々木「自分がやった事を、彼女の口から聞くといい。 すべて理解した時……………君は、キョンを再び求めるだろうね。 でも、許さない。キョンは、僕のものだ。 くっくっ。これが僕からの返礼だよ、涼宮さん。 存在しないものを追い求めて、罪の意識に、せいぜい苦しむんだね。」 エピローグ―――― 『人誅』了。 佐々木が、ヤンデレすぎてもうね……………。
[207]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 16:19:32 ID:FKGoZ1m2 各トゥルーを紹介します。 ハルヒ…ハルヒが非を認めて皆に謝罪。全ては元通り。 長門…有機生命体の愛の概念を理解。ハルヒ、佐々木の力を借り、消失エンド。 朝倉…自分一人で汚名をかぶり、消滅。全てを知るのはキョンのみ。エピローグで再会。 古泉…固い男の友情で結ばれる。ルートとしてはハルヒに準ずる。 みくる…未来を変えてしまい、消滅。後にハルヒ、佐々木の力により復活。 キョンのキャラクターに対するブレは、読者参加型である以上、やむを得ない部分もありました。 なので、クズにもなれば、熱い男にもなるという。 実は、この話自体は、連載開始より構想はありまして、長門を出すと決めた時から、キョンを出そうと思っていました。 私の技量不足の為、かなりヤバい出来になってしまいました事を謝罪します。 前スレを埋めてから、再開します。 リクエストがあった、メッシーナ短編を挟み、再びふらの対全日本をお楽しみください。 ジノ?今頃海岸でバカンスを楽しんでいますよ、多分………。
[208]森崎名無しさん:2012/11/04(日) 17:48:23 ID:??? 乙でした!! キョンとジノが猥歌を歌い欧州中の童帝達を虜にする コアな人気バンドになる展開とか胸熱やで! なお、バックコーラスは阪中さんのもよう。
[209]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/04(日) 19:23:09 ID:FKGoZ1m2 >>208 乙感謝! 流石にそれは超展開過ぎて書けません! もう少しだけ、蛇足を。 イタリア、ミラノ。 モデナに入団した俺は、ここの学校に通う事になった。 流石に最終学歴中卒ではヤバいだろう。 ここには、かつてジノ・ヘルナンデス、葵真吾も在学していたという。 その関係からか、ミラン、インテルのユース選手の在学も多い。 俺は、自己紹介した後、席に座った。 ???「……………お前、キョンってあだ名なのかよ。」 後ろを振り向くと、そこにいたのは…………… 先着一名様で。 ★こいつは !zange ★ JOKER…ACミランユースFW、涼宮ハルヒコ クラブA…インテルミラノユースMF、佐々木(男)
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0ch BBS 2007-01-24