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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[274]森崎名無しさん:2012/11/07(水) 21:07:03 ID:??? ★古泉 *JOKER* ★
[275]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/07(水) 21:34:08 ID:??? ★古泉 *JOKER* ★ JOKER…古泉「んっふ。話したい事もありますし、中庭に行って食べましょう。」 古泉「涼宮くん用のバケットもありますし……んっふ。話したい事もありますし、中庭に行って食べましょうか。」 古泉は、そう言うと優雅に立ち上がった。………あー、いや、こいつ、やっぱりルックスいいなぁ。 ―――――――――――――――― 古泉「ふふ。………以前は、彼女とよくこうして二人で食べていたんですよね。」 この世界での『俺』か。やっぱりこいつとは、親友だったのか。……嬉しい反面、寂しいな。 古泉「確か、海老が好きでしたよね。あなたは、この海老サンドに目がなくて……。」 キョン「………お前も好きで、たまにゲームしながら取り合いになったな、古泉。」 …………古泉は、変わらず笑顔だ。 古泉「………。本当にその方は、私に似ていたんですね。」 似ていた、じゃなくて同一人物だよ。俺ん中じゃな。 古泉「………話したい事というのは、それです。」 古泉は、笑顔を崩さずに俺を見た。 古泉「涼宮くんの世界改変で、私は彼女に取り返しのつかない過ちを犯しました。 あなたが引っ越してくる、三日前。彼女は私達に別れを告げに来ました。 ………私は………涼宮くんの命令で、彼女を追い出しました。……彼女は…… 『今までありがと。さよなら、いっちゃん。』 ……と言い残し、以降消息が知れません。」 古泉は、下を見ている。こいつの事だ。事実が分かったあと、必死に『俺』を探したんだろう。
[276]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/07(水) 22:06:53 ID:UwJTY6PI この世界の『俺』が、どんな時間を過ごしたか、それは知らん。興味がない。 ただ、ひとつ言えるのは、『俺』は、俺と同じ同性の親友がいた、って事だけさ。 古泉「………私は、彼女によく似たあなたが、彼女にしか思えません。」 だろうな。俺もそうだよ。 古泉「聞いても、何もならない事を承知で聞きます。彼女にとって、私は…………あなたにとって『僕』は、どのような存在でしたか?」 俺は、海老サンドをひとつ口に入れた。 キョン「…………………………………そこは、自分で考えろ。」 古泉は、下を向く。 キョン「答えは、もう言ったはずだからな。」 古泉「…………え?」 嫌いな奴の好物なんて、誰が覚えるか。そんな酔狂じゃねぇよ。 それに、言葉の通りだ。俺はお前に感謝しかないんだぜ、古泉。 キョン「………やっぱりうめぇな。海老サンドは。」 俺の言葉に、古泉は…………泣いた。 ごめんなさい、と。ありがとう、と。 なぁ、古泉。お前が、こうした質問を『俺』にしているなら、言っとくぜ。 キョン「わざわざ言わすな、馬鹿が。」 とな。 暫くして、古泉は泣き止んだ。やれやれ、今日はバケットひとつが昼食か。とんだ厄日だな。 とりあえず……古泉に聞いておく事は……… 『2』票にて。 A や、やっぱり森さんと………? B 恥ずかしい事言わされた分、言わせてやる。お前にとって『俺』はなんだ? C 機関の存在について D 特にないな。 E その他
[277]森崎名無しさん:2012/11/07(水) 22:13:45 ID:QMLhuke2 A
[278]森崎名無しさん:2012/11/07(水) 22:16:02 ID:mGffUUXw d
[279]森崎名無しさん:2012/11/08(木) 00:15:57 ID:vMZjif0g A
[280]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 11:11:06 ID:zIr3LqRc A や、やっぱり森さんと………? 目の前にいる、古泉…………俺が知る『古泉一樹』は、森さんと幸せになっていた。 では、この『古泉一姫』はどうなんだろう?下世話ながら興味が湧く。 キョン「なぁ、古泉。」 古泉「なんですか?」 キョン「お前、彼氏いたりとか………」 先着一名様で。 ★これは !card ★ JOKER…古泉「んっふ。生憎とフリーです。好きな人がいたものですから。」ホ泉改めレ泉…… クラブA…古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」
[281]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 11:24:19 ID:zIr3LqRc ミス。 先着一名様で。 ★これは !zange ★ JOKER…古泉「んっふ。生憎とフリーです。好きな人がいたものですから。」ホ泉改めレ泉…… クラブA…古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」
[282]森崎名無しさん:2012/11/08(木) 11:28:03 ID:??? ★これは *クラブA* ★
[283]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 11:57:49 ID:??? ★これは *クラブA* ★ クラブA…古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」 古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」 ………森さんか。しかし、羨ましい。この古泉を好きに出来るなんて、ある意味最高に羨ましいぞ。 古泉「うーん……その顔を見ると、男女の友情は難しそうですねぇ。 彼女も、『僕』を見たら同じ感想でしょうか。」 近い近い近い。当たり前だ。同性からだと、ハルヒコや佐々木(男)だって気色悪いんだぜ? お前は、慣れていたってのもあるがな。 古泉「困ったものです。」 そう言い、柔らかく笑う古泉。こいつが女性だと、ハルヒや佐々木と違い、物凄く大人びた感じになるんだな。いや、事実大人か。 まぁ行為を真似ただけでは大人になれないのは、俺が実証済みなんだが。 キョン「俺にとって、お前は『男』だからだよ。いきなり異性になられてみろ。お前の顔やスタイルだと、反応に困る。」 古泉「おやおや。思わぬ告白を頂きましたね。」 ………確信した。こいつは、確実に『古泉一樹』の女性体だ。 キョン「昼休みとか、放課後、たまに空くよな?」 古泉「ええ。またボードゲームでも楽しみますか。」 キョン「パン賭けでな。」 古泉「私にダイエットは必要ないですよ。」 キョン「抜かせ。」 ………こっちの古泉とも、仲良くなれそうだ。少しだが、嬉しいぜ。
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0ch BBS 2007-01-24