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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[283]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 11:57:49 ID:??? ★これは *クラブA* ★ クラブA…古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」 古泉「いますよ?多分、想像通りの方かと。」 ………森さんか。しかし、羨ましい。この古泉を好きに出来るなんて、ある意味最高に羨ましいぞ。 古泉「うーん……その顔を見ると、男女の友情は難しそうですねぇ。 彼女も、『僕』を見たら同じ感想でしょうか。」 近い近い近い。当たり前だ。同性からだと、ハルヒコや佐々木(男)だって気色悪いんだぜ? お前は、慣れていたってのもあるがな。 古泉「困ったものです。」 そう言い、柔らかく笑う古泉。こいつが女性だと、ハルヒや佐々木と違い、物凄く大人びた感じになるんだな。いや、事実大人か。 まぁ行為を真似ただけでは大人になれないのは、俺が実証済みなんだが。 キョン「俺にとって、お前は『男』だからだよ。いきなり異性になられてみろ。お前の顔やスタイルだと、反応に困る。」 古泉「おやおや。思わぬ告白を頂きましたね。」 ………確信した。こいつは、確実に『古泉一樹』の女性体だ。 キョン「昼休みとか、放課後、たまに空くよな?」 古泉「ええ。またボードゲームでも楽しみますか。」 キョン「パン賭けでな。」 古泉「私にダイエットは必要ないですよ。」 キョン「抜かせ。」 ………こっちの古泉とも、仲良くなれそうだ。少しだが、嬉しいぜ。
[284]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 14:40:11 ID:??? ―――――――――――――――― キョン子「あたしは、世の不条理を感じずにはいられない。」 あたしは、いっちゃんの男性体………古泉一樹とボードゲームをしている。 あのクソッタレハルヒコと、佐々木のクズから逃げたと思いきや、日本でも同じような、いや、同一人物に囲まれていた。 朝比奈センパイに憧れていた、ただの女子高生。タニーナとクニキーニャとつるんで遊んでいた、ただの女子高生なんだ。 ハルヒコの馬鹿が織り成す、超常的な現象に巻き込まれて、一方的に気に入られて、気が付けば徹底的に捨てられた。 そんだけの存在なんだが…………なんであたしは、またこいつらとつるむのか? まぁ、またいっちゃんと話したりするのは、嬉しいんだけど。 古泉「僕も不思議でなりませんよ。」パチリ いっちゃんは、相変わらず悪手しか打たない。ボードゲームの弱さは相変わらずか。 ハルヒコの超常的な現象に巻き込まれたというだけに、あたしといっちゃんは仲が良かった。 いっちゃんの憧れだった森さんと、いっちゃんが付き合った時は、他人事ながら大いに喜んだなぁ。 ………それだけに、ハルヒコの改変は残念だった。 あいつは、馬鹿だから考えなしにやらかしたに決まっている。しかしな。あたしゃ、そんなに強くねぇんだよ。 見事に人間不信に陥り、あたしは日本に帰った。今のままの状況より、リセットしたほうが楽だから。 それに、あんな態度取られたら、未練もなくなるってもんよ。佐々木(男)も一枚噛んでいた、って知った時は、さすがに一発殴ったけど。
[285]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 20:36:24 ID:??? キョン子「どーしてこうなっちまうんだかなー…………王手。」 ハルヒコの女性体…ハルヒからSOS団に入団を打診され、気が向いたらたまにいっちゃんとボードゲームを楽しんでいる。 古泉「参りました。やはり強いですね。」 ……あたしが来て、あたしに真っ先に話しかけてきたのは、いっちゃんだった。 どうやら、この世界の私は佐々木の手に堕ちたらしい。 何となくわかるよ。多分、あたしが知らないところで、佐々木と結ばれる『何か』があったんだろう。 あたしには、それがなかった。だから、佐々木もハルヒコも許せなかったんだし。 佐々木はあたしに、「敢えて何もしなかった」が、あたしは「助けて欲しかった」んだ。四面楚歌の中、誰かに。 だから、ハッキリ言って佐々木が信じられなかったし、誰も信じられない。SOS団も。 あたしがそう言った後、古泉くんは、俯いていた。その姿は、いっちゃんにだぶって見えた。 ハルヒコの改変があっても、いっちゃんは親友だと信じたかった。だから、彼はいっちゃんじゃないと分かっていても… あたしは、古泉くんに、こう告げた。 いっちゃんは、あたしの親友だと今でも思う、と。『あたし』も、古泉くんにきっとそう思っている、と。 我ながら臭すぎるし、こっちの『あたし』が『あたし』であれば、なんだけどね。 古泉くんは、号泣しながらあたしに謝った。謝りながら、嬉しい、とも。 あっちの世界のいっちゃんも、こう思ってくれていたら、何も未練はないね。佐々木の手に堕ちたあたしがいるのは、癪な話だけど。
[286]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 22:09:26 ID:zIr3LqRc 2軍の章にて、誰かの展開を少しだけ見ます。 『2』票にて。 A コードカナダ〜反逆の国辱〜 B ポケットの中のカルチョ C カツの惑星に愛を込めて D 閃光のハサウェイ E ジャングルの小鹿・ガゼちゃん F そうよアタシは蟹座の男 G カルチョアドベンチャー H アナベベと愉快な仲間達 I 身の程を弁えよ J 北の国から
[287]森崎名無しさん:2012/11/08(木) 22:12:17 ID:9Uez7f0w H ズベタと来てるのか単身で出稼ぎなのかどっち?
[288]森崎名無しさん:2012/11/08(木) 22:16:03 ID:63181TFw E
[289]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 22:18:29 ID:??? >>287 ズベタと来ています。
[290]森崎名無しさん:2012/11/08(木) 22:32:16 ID:uaZUg24E E
[291]森崎名無しさん:2012/11/08(木) 22:32:32 ID:vMZjif0g I
[292]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/08(木) 22:50:33 ID:??? Eに決まったところで、続きはまた翌日に。 因みに、バーニィ、太一さん、アナベベは彼女または嫁あり。国辱は……まぁ頑張れ。サザとカツは、身の程を(ry
[293]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/09(金) 12:40:39 ID:??? E ジャングルの小鹿・ガゼちゃん タンザニア出身。超人レスリング正義超人軍、期待の星。ヘラクレス・ファクトリー第一期首席。 彼の輝かしい超人レスリング人生は、約束されたも同然だった。 しかし………堕落を覚えた彼は、いつしか落ちぶれはて……超人レスリング冬の時代も相成り、リストラされ、今に至る。 これは、そんな一匹の小鹿の物語……………… ――――ジャングルの小鹿・ガゼちゃん―――― 超人レスリング、冬の時代……………… あるものは、呑んだくれ………あるものは、建築など自らの技能を活かす道に行き………あるものは………… ガゼルマン「サバンナに帰ろう………ガゼルの群れが俺を待っている………」 故郷を夢見て、都会に佇んでいた。物乞い同然にまで落ちぶれたガゼルマンは、ミラノの摩天楼の下で静かに息を引き取るかに見えた。 しかし………捨てる神あれば、拾う神がいる。 ザ・ファックス「ガゼちゃん!ガゼちゃんじゃないか!」 ガゼルマン「お…………お前は…………ザ・ファックス…………」 ガゼルマンを拾った神は、幼なじみのザ・ファックスであった。 ザ・ファックスは、小さな会社の事務員として暮らしていた。幼なじみの誼もあり、ザ・ファックスはガゼルマンの生計が立つまで、 ガゼルマンと共に暮らすことにした。 ガゼルマン「スマン、ザ・ファックス……」 ザ・ファックス「いいよ、ガゼちゃん。友達じゃないか。」
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0ch BBS 2007-01-24