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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[480]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/11/20(火) 21:06:02 ID:YVTLwlfo Ｅ アナベベに話す バーニィ「(こいつらはダメだ。)」 キョンは相談には乗ってくれるだろうが、それ以上がないだろう。 キョン自慢の頭脳明晰な彼女なら、知恵を貸してくれるかも知れないが、この場合無理だろう。 ローレンスは、こいつに相談する時間があれば、壁にでも話すほうが有益だ。 バーニィ「キョン、後で話すよ。」 キョン「そうか。」 俺は、アナベベを捕まえた。 アナベベ「ん？」 バーニィ「アナベベ、相談があるんだが。」 アナベベ「金以外なら、相談に乗れるぞ？」 食堂の外に出る。俺は、アナベベにクリスの話を語った。 …………アナベベは…………目に一杯の涙を溜めている。 アナベベ「バーニィ……………」 アナベベは、俺の肩を掴んだ。 先着一名様で。 ★アナベベは !zange ★ JOKER…アナベベ「待ってろ。ズベタを呼んでくる。」 クラブＡ…アナベベ「俺と同じ境遇かよ……！」ズベタ「……………」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ
[481]森崎名無しさん：2012/11/20(火) 21:06:30 ID:??? ★アナベベは *クラブA* ★
[482]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/11/20(火) 21:25:45 ID:??? ★アナベベは *クラブA* ★ クラブＡ…ズベタさんがお怒りです。 アナベベ「バーニィ…………わかるぜ、その彼女の気持ち………」 アナベベは、ズベタとの結婚前について、誇張を交えて語った。 愛する者同士が引き裂かれる辛さは、アナベベ自身が一番知っている。 アナベベ「バーニィ、力を貸すぜ！」 バーニィ「本当か？！」 アナベベが胸を叩く。 アナベベ「おうよ！その彼女は俺だ！ズベタの魔の手から救ってやるぜ！」 バーニィ「あ……」 バーニィが、アナベベの後ろを見る。そこにいたのは……… アナベベ「愛がなくても結婚は出来るが、愛する奴らが結ばれるのが一番だ！………おい？バーニィ？」 バーニィ「後ろ………」 アナベベ「？」 ズタボロにされたアナベベが、ズベタに引き摺られていく。 ズベタ「…………バーニィ。」 バーニィ「は、はい！」 ズベタは、バーニィを振り向くと言った。 ズベタ「こいつの言うように、愛がなくても結婚は出来る。でもね。愛は、後から生まれるものでもあるわ。 私は話を半分しか聞いていないから、わからない。でも……………バーニィ。貴方がどうするか、よ。 このバカに話すより……まずやるべき事あるでしょ？」 ズベタは、そう言うと去っていった。 ………ズベタは、ああ見えて良妻の鑑だ、と誰かが言っていたな………。
[483]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/11/20(火) 21:39:20 ID:YVTLwlfo とりあえずは、自分のやるべき事……………それは、まず情報収集だ。 アルのおかげで、情報が入った事は幸運だった。その情報の正誤は、判断出来ないが……限りなく正に近いはずだ。 クリスに近しい人間は、今のところアルしかいない。しかし、クリスは、アルに本心を話す事はないだろう。 バーニィ「……………」 八方塞がりだ。 しかし、だからと手こまねいて見ていては、完全に詰んでしまう。 バーニィ「…………何か方法はないか………」 『２』票にて。 Ａ 連邦といえば、ハサウェイの親父は…… Ｂ 先任軍曹閣下の知り合いに、誰かいないか？ Ｃ 太一なら、顔がきかないだろうか…… Ｄ クリスに直接聞くか？ Ｅ キョン自慢の彼女の知恵を借りるか？ Ｆ サイクロプス隊の力を借りるか？ Ｇ その他
[484]森崎名無しさん：2012/11/20(火) 21:41:26 ID:zWvUt1N+ Ｃ
[485]森崎名無しさん：2012/11/20(火) 21:43:20 ID:ERhJ5rvw A
[486]森崎名無しさん：2012/11/20(火) 21:44:27 ID:Q00rp7Yk A
[487]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/11/20(火) 22:31:00 ID:??? Ａ 連邦といえば、ハサウェイの親父は…… バーニィ「連邦といえば、ハサウェイの親父は…………ブライト・ノアだったな。」 一年戦争の英雄。そしてハサウェイの父。クリスの近況を知るに、うってつけとも言える。 早速、俺はハサウェイの部屋に出向いた。 ハサウェイ「ん？バーニィじゃないか。どうしたんだい？」 ………相変わらずカオスな空間……… クェスだったかな？ハサウェイの想い人の巨大なポスターに、キョンの机の上の小さな写真立ての２つ。 ストーカーの領域に入ったハサウェイと、正常な恋愛を築いているキョンの対比が、よりこのカオスな空間を強調している。 因みに、キョンの写真立ての写真は、キョンと彼女のツーショットと、ＳＯＳ団という連中の写真だ。 この連中を中心に、相当手酷く虐められたと軍曹から聞いていたが…そんな連中の写真を飾る神経がわからない。 モチベーションの管理だろうか？いずれにせよあまり聞きたい話ではないし、聞いてもキョンは答えないだろう。 バーニィ「ああ、ハサウェイ。少し君のお父さんに聞きたい話があってね。」 ハサウェイ「お父さんに？」 ハサウェイが、怪訝な顔をした。 ハサウェイ「…………うーん、難しいと思うよ？」 ハサウェイは、難色を示す。……考えてみると当然か。軍の機密にかかるかも知れない話になるんだ。 いかに息子にとはいえど、話せる話題ではない。
[488]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI ：2012/11/20(火) 22:47:58 ID:YVTLwlfo キョンが食堂から戻る。 キョン「バーニィ、来ていたのか。」 バーニィ「まぁね。…………ついでだし、キョンも聞いてくれるか？」 ハサウェイ「？」 バーニィ「実は…………………」 話を聞き終わると、ハサウェイは大きく頷くと、携帯電話を手に取った。 ハサウェイ「お父さんに聞くのは難しいから、お母さんに聞くよ。」 バーニィ「ハサウェイ………？」 ハサウェイ「お母さんなら、絶対に力を貸してくれる。こんな話、絶対に許されるもんか！……もしもし、お母さん？」 ハサウェイが電話をする間……キョンは、こっちを向くとこめかみを押さえた。 キョン「すまん。………力になれそうにもねぇ。」 そこは最初から期待していないよ。 キョン「まぁ、だが、話をして気を紛らわすくらいなら、俺にも出来るぞ。」 バーニィ「……………」 『２』票にて。 Ａ なら、彼女に連絡してもらおうか。 Ｂ なら、その写真立てについて答えてもらおうか。 Ｃ 今のところは、特にない。世間話でもするか。 Ｄ なら、彼女との馴れ初めについて答えてもらおうか。
[489]森崎名無しさん：2012/11/20(火) 22:50:51 ID:x+iVbCJQ C こいつの女関係掘り下げるのはゴメンだ
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0ch BBS 2007-01-24