※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[631]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/28(水) 13:42:59 ID:161YzKac ★さあどうする? ダイヤJ ★ ダイヤ…待っておきますよ。 春香「ちょっと心配ですし、待っておきますよ。夜道も冬馬くんがいたら、心配ないでしょうし。」 片桐「そうか。俺は帰る。お前は冬馬についてやっていてくれ。」 春香「はい!プロデューサーさん、また明日!」 ―――トイレ――― 冬馬「あー、気分悪い…………何故片桐さんは、土粥なんか………」 喉の奥に指を突っ込んでも何も出なくなったので、暫く嘔気の心配はないだろう。 冬馬が、トイレの個室を開け、外に出る。誰か小用の便器を使っているようだ。 冬馬「って……………………………………」 涼「……………………………………」 ばっちりと目が合う………………… 冬馬「………………」 冬馬は、ジャージの上のチャックを最上段まで詰める。 冬馬「…………えーと、すまん…………」 涼「ぎ………………」 冬馬「ごゆっくりいいいいいい!」 涼「ぎゃおおおおおんッ!」 先着一名様で。 ★冬馬の運命 !zange ★ JOKER…逃げ切った! クラブA…涼「収録が終わったら謝ります、小鳥さんが!土下座もさせていただきます、小鳥さんが!」
[632]森崎名無しさん:2012/11/28(水) 13:45:24 ID:??? ★冬馬の運命 *クラブA* ★
[633]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/28(水) 13:59:45 ID:161YzKac ★冬馬の運命 *クラブA* ★ クラブA……………… 涼「ま、待ってくださいいいいっ!」 冬馬「ぐえっ!」 冬馬は、涼に個室に引きずり込まれた。 冬馬「おっ、お前何を考えている!」 涼「だ、だから誤解でして………」 冬馬「い、いや、だから…………誰にも言わねぇから離せ…………ッ?!」 涼「……………」 冬馬「…………お前、876の………」 涼「バレたら…………仕方ない、よね………」 涼の瞳のハイライトが消える。 冬馬「貴様、何をするつもりだ!!」 涼「何をってナニに決まっている!あなただってそういう作品に多数出ているから、分かるだろう!」 冬馬「出ていない!貴様と一緒にするな!」 涼は、デジカメを構える。 涼「良いではないか良いではないか!収録終わった後で謝りますから小鳥さんが!土下座もしますから小鳥さんが!」 先着一名様で。 ★冬馬の運命 !card ★ JOKER…出たら考えます ダイヤ〜スペード…逃げ切った! クラブ……………… クラブA…おおよそ考えうる限り、最悪の結果
[634]森崎名無しさん:2012/11/28(水) 14:00:46 ID:??? ★冬馬の運命 ハートK ★
[635]森崎名無しさん:2012/11/28(水) 15:22:32 ID:??? これは鬼ヶ島きゅんに逆境○進呈あるで!(リュンリュン
[636]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/28(水) 16:10:52 ID:??? ★冬馬の運命 ハートK ★ ハート…逃げ切った! ドバキィッ! 涼「ぎゃおおおおおん!」 冬馬「………あ、危ないところだった…………」 冬馬は、衣類の乱れを直すと、春香の待つであろうベンチに向かった。 SIDE 春香 春香「…………………」 春香は、冬馬を待つ間、MP3プレイヤーで音楽を聴いていた。 ……………何でまた自分は冬馬を待つのか。 片桐に駅まで送ってもらえば、早く家に着くというのに。 春香「(本当に何でだろ。)」 そもそもが、別に片桐についてくる理由がない。 春香「しかも相手は961プロ。」 以前、片桐スパイ疑惑を考えていた時は、自分が961の人間と仲良くなるなど発想もしなかった。 自分は765プロの一員、そして古株。こう言うのは自惚れかも知れないが、765の精神的支柱でもある。 そんな自分が、こんな端から見ると誤解されるような行動をする事自体、どうかと思う。 しかも天ヶ瀬冬馬。移籍組が言っていたが、ジュピターでも、冬馬が一番大変な思いをしてきたらしい。 ファンから期待も何もされず、ゴミ同然の扱いをされ、何度も悔し涙を流していた、と聞いている。 今でこそ多少受け入れられているが、当時のジュピターに対するファンの拒否反応は、凄まじいものがあった。
[637]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/28(水) 16:51:15 ID:??? それはそうだ。男性ファンが多い中に、いきなり男性アイドル。しかもライバル。好かれろというほうが無理だ。 しかしジュピターは、逆風を乗り越え……今ではアイドルとして不動の位置にいる。 ジュピターを嫌いな層でも、ジュピターを認めざるを得ない実力を、彼らは備えているからだ。 春香「…………………」 そんな彼だが……… 実際は小市民かつ、熱血ヘタレにぶちんという、実に愛すべきキャラクターであり、一緒にいると飽きない人間である。 春香「………………」 まぁ、自分は、天ヶ瀬冬馬に何らかの興味を抱いた。そういう事にしよう。 春香「(それが何かは、わかんないけど。)」 TVなどのキャラクターから、あざといと言われている春香だが、一個人・天海春香は、世慣れぬ只の女の子である。 冬馬「なんだ、待っていてくれたのかよ。」 SIDE 冬馬 何とか貞操の危機を乗り越え、冬馬は春香を見た。春香は、何か物思いに耽っているようである。 冬馬「(まさか、まだいたとはな。)」 てっきり片桐と帰るとばかり思っていた。 自分たち961プロの敵であり、ライバル。その765プロで『一般層』に一番受けているアイドル。それが、目の前にいる春香である。 毒ありのツッコミに、鋭いボケ、場を掻き回す機転、芸人裸足の行動力。全て、バラエティー向けである。 所謂『ヨゴレ仕事』でも引き受け、あざといまでに結果を出す、バラドルの鑑。それが彼女。 冬馬「(そういや、こいつ一部で閣下と呼ばれていたな。)」 春閣下。春香がバラエティーのコントでやり、一躍有名になったキャラクターだ。
[638]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/28(水) 17:21:25 ID:161YzKac ライブのMCでも、たまに春閣下をやるらしいが……… 冬馬「(やべぇ、超見てぇ)」 あざとくて、腹黒いキャラクターをしているが……目の前で物思いに耽る彼女は、儚げな少女である。 冬馬「(これって、本当のこいつなのかな?)」 実際に、自分もファンの前ではイケメンを思わせているが……本性は、ただのヲタ趣味のある少年だ。 冬馬「なんだ、待っていてくれたのかよ。」 気の利いた言葉もかけきれない、奥手な少年。自分でも嫌になる。 ――――――――――――――――― 結局、電車が来るまで話をし、改札で別れる。 冬馬「またな。」 春香「ん。」 二人の距離が離れていく。 冬馬「………………」 春香「………………」 『2』票にて。 A 腕を掴む B そのまま帰す
[639]森崎名無しさん:2012/11/28(水) 17:23:50 ID:mtHMOtzI A らっぶこめ! らっぶこめ!
[640]森崎名無しさん:2012/11/28(水) 17:44:03 ID:SZG3OFBU A
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24