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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[650]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/28(水) 22:33:59 ID:161YzKac ★春香は ダイヤQ ★ ダイヤ…デレデレですやん。誰か助けて…… 春香は、少し赤くなっていた。 春香「(ジュピターだけなら、喧嘩を買ってた…………私を巻き込むな……………)」 リフレインされる冬馬の声。雪歩なら失神しているだろう。 春香「(ヤバい。嬉しい。無茶苦茶嬉しい。でも少し悔しい。それが最悪だけど嬉しい。)」 自分は共に戦う仲間でない、と宣言されたようなものだ。しかし。守るべき対象として見ていてくれているのは、嬉しい。 春香「(でも……………)」 自分はアイドルであり、冬馬もアイドルだ。 思いには気付いたが、皮肉な結果が待っていた。気持ちは最悪と最高を行き来している。 ということで、あの、そろそろメインヒロイン祭りを勘弁して下さい。 先着一名様で。 ★ジュピターは !card ★ JOKER、クラブA…真「あ!春香!最近天ヶ瀬冬馬と怪しいって、本当だったのか!」 伊織「にひひっ、お仕置き決定ね♪」引くなよ?引くなよ? ダイヤ…北斗「さーて、何か食べに行かないかい?」 ハート…北斗「んじゃ、邪魔者は去るのみ。チャオ☆」 スペード…翔太「あー、お腹すいた!冬馬クン、何か奢ってよ!」 クラブ…翔太「あれぇ?片桐プロデューサーだ。あれ、彼女かなぁ?」
[651]森崎名無しさん:2012/11/28(水) 22:35:32 ID:??? ★ジュピターは クラブ6 ★
[652]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/28(水) 22:46:16 ID:161YzKac 本日はここまでにします。 冬馬クンの清々しい童帝ぶりと、わた春香さんの追随を許さない正統派ヒロインっぷりが、もうね……。 ついでに。 先着一名様で。 ★片桐P !zange ★ JOKER…陽子 クラブA…小鳥
[653]森崎名無しさん:2012/11/28(水) 22:47:49 ID:??? ★片桐P *JOKER* ★
[654]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/29(木) 06:12:20 ID:??? ★ジュピターは クラブ6 ★ ★片桐P *JOKER* ★ 片桐発見。陽子と一緒にいた 翔太「ん?あれ、片桐プロデューサーじゃない?」 翔太の声に、三人が翔太を見る。 小鳥「それじゃあ、プロデューサー、また明日。」 片桐「はい。付き合わせてすみませんでした、音無さん。また明日。」 土粥の作成者と片桐が別れ、片桐に女性が近付き………親しい様子が、遠目からもよくわかる。 春香「あれ、プロデューサーさんじゃん!」 冬馬「片桐さん?………あれって………」 翔太「美人だねぇー、あの女の人!」 北斗「確かに美人だね。………その美人が、幸せそうに腕を組んでるけど………」 片桐SIDE 片桐「お前、呑んでるな?酒臭いぞ。」 陽子「えへへー。接待だったの。気持ち悪く酔っぱらってさー。」 片桐「ったく。」 陽子が片桐にしがみつく。 陽子「あの頃のお兄ちゃんの匂いー………」 片桐「汗臭いだけだ。とりあえず離れろ。暑い。」 陽子「やだー。」 陽子は幸せそうに腕を組んでいる。兄の、遠い記憶の中の匂い。子どもの時、兄が練習から帰って来た後に嗅いだ匂いである。 陽子にしてみると、遠い郷愁に駆られる匂いなのだ。やがて引き離すことを諦めたらしく、片桐は溜め息をついた。 片桐「三十路過ぎて、何が悲しくて妹と腕なんぞ…………」 陽子「仲良し兄妹、イェーイ。」(棒読み) 片桐「何故そこで棒読みだ。全く仕方ない奴だ。」
[655]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/29(木) 06:37:21 ID:??? ハルカッス「………な、何かヤバくない?え?あのプロデューサーさんが、あんな女性と親しげに………」 冬馬「か、彼女いたのかよ、片桐さん………そんな事、一言も………」 北斗「いや、お前がショックを受けるのはおかしい。」 翔太「まぁ、かっこいいもん。片桐プロデューサー。結婚してなくとも、彼女の一人や二人…………」 片桐の後ろをつける、ジュピター+のヮの。 ハルカッス「うわー、こりゃ、小鳥さんとあずささんと貴音さんと律子さん、泣くなー………。」 冬馬「は?その四人って…………」 ハルカッス「プロデューサーさんを『仕留め』にかかってる子達。雪歩や千早もだけど、あの子達は、ただの憧れね。」 冬馬「マジか………!うわ……ショックだぜ……………」 ハルカッス「ん?冬馬クン、プロデューサーさんと、夜のダンスレッスンしたいとか?」 冬馬「んなわけねぇだろ!バカか!」 翔太「こっちはこっちで、二人の世界だよ……」 北斗「冬馬……いつの間に……」 傍目から見ると、冬馬と春香はカップルにしか見えない。寄り添って歩き、リラックスした様子である。 翔太「で、今からどうするの?冬馬クン。僕、いい加減お腹空いたんだけど?」 現実に引き戻された二人が、慌てて身を離す。 春香「えあ?!と、時計は…………」 時間は、あと一時間以上余裕はあるが……終電よりは休める時間もある。 それに、慌て者の春香だ。何かないとも限らない。
[656]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/29(木) 06:41:23 ID:5anC4g9k 『2』票にて。 A 尾行を中止し、四人でファーストフードでも食べる B 尾行を中止し、春香を駅に送る C 尾行を続行
[657]森崎名無しさん:2012/11/29(木) 07:15:13 ID:fpTgum2Y B
[658]森崎名無しさん:2012/11/29(木) 07:31:00 ID:xCLiEpE+ B チャオ♪
[659]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/29(木) 08:35:54 ID:??? B 尾行を中止し、春香を駅に送る 冬馬「なら、天海を駅まで送って、近場のサイゼリヤに行こうぜ。」 翔太「さんせー。当然冬馬クンの奢りだよね!」 冬馬「はぁ?ふざけんな!」 翔太と冬馬の言い合いが始まる。 春香「………………」 春香は、苦笑すると同時にホッとした。 このまま冬馬と一緒にいたら、間が持たない。意識して気まずくなるよりはマシだ。 北斗「春香ちゃん。」 春香「ヴぁい?!」 不意に声をかけられ、春香が飛び跳ねる。 北斗「ウチの冬馬がお世話になってるみたいだね。」 春香「え?!いや、そんな事は!」 北斗の目はあくまで優しい。 北斗「あの通り、バカでどーっしようもない奴だけど……宜しくね。」 俺で良ければいつでもお相手するよ、と軽口も残し。 春香「……………」 駅の改札で、冬馬と別れる。 春香「じゃあ、また来週。」 冬馬「おう…………え?!!」 真っ赤になった冬馬の目に、自分の笑顔はどう写っているのだろう。 願わくは、アイドルでない天海春香の笑顔でありますように。 真っ赤になり立ち尽くす冬馬。 翔太「さーて、冬馬クン。」 北斗「事情聴取といくか。」 引きずられていく冬馬。冬馬は………いつまでも真っ赤であった………。
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0ch BBS 2007-01-24