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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[74]森崎名無しさん:2012/10/31(水) 20:21:26 ID:??? ★帰り道 ダイヤ10 ★
[75]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/31(水) 21:15:57 ID:??? ★帰り道 ダイヤ10 ★ ダイヤ…長門 校門にいた長門と一緒に帰っている。 長門は、腰を落ち着けて話したいといい、俺はファミレスに誘ったが拒否された。公園がいいらしい。 なんかここのところ、ずっと公園に行っている気がするな。 佐々木と恋人になったというのに、我ながら節操がないな。うむ。 長門「…………すまない。性急に事を進めようとしてしまった。」 長門は、俺にそう言うとまた俯いた。いや、そこは………まぁ佐々木は怒るだろうが。 キョン「いや、お前が考えた案だ。何の理由もなしにお前があんな事を言うわけがないからな。」 長門には、いつも助けてもらってばかりだ。この位何でもないさ。寧ろ俺こそすまん。 長門「…………感謝する。」 長門は俺を見上げた。 ※分岐。今回は佐々木ルートの為、投票なし。 長門「…………私という個体は、性行為というものに価値を見出だせない。」 キョン「………………」 長門「擬似的な『つがい』となる為に、性行為が必要だとは思えない。 言葉に齟齬が発生するかも知れないが、私という個体は、子を成す事は不可能。 それを考慮し、性行為というものが、擬似的な『つがい』において必要なのか、私には理解出来ない。 結論として………私はまた彼女を傷付けた。」 キョン「………………」 長門。多分、お前が誰かに愛情を抱いた時に理解する事だよ。 俺は今、佐々木が欲しい。全部だ。佐々木の身も心も欲しい。そこは男として、そうなる。 佐々木は『リビドーと愛情は違う』と笑うだろうが、佐々木を自分の、自分だけのものにしたい。
[76]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/31(水) 21:42:23 ID:??? 世にいる男なら、多分大概の人間はそうなるぜ。女性心理は、知るよしもないが…………。 キョン「…………長門。多分、それは―――――」 ハルヒ「あら、キョン。」 俺の声は、ハルヒにより遮られた。 キョン「ハルヒ………………」 ハルヒの隣には、国木田。疲れた顔だな。国木田、すまん。元の世界になったら、そのツラ張り飛ばしてやるよ。 ハルヒ「なに?あんたの大切な人って、この子なの?」 キョン「お前には関係ないだろ。」 ………ああ、ダメだ。記憶が戻ると耐えられない。ここだよ。お前らが俺を裏切った場所は。 お前が力を使ってまで古泉を撒き、朝比奈さんを利用し、俺を消そうとした場所。それがこの公園だ。 そこに恨み事があるわけじゃないがな。ハルヒ。俺も悪かったんだしな。 ハルヒ「…………何よ。」 俺は立ち上がるとハルヒを見た。 …………ひでぇツラしてやがる。まるで入学当時だな。 キョン「…………お前は、今………幸せか?」 少なくとも、お前が望んだ世界にお前はいるぞ。 ハルヒ「……………………………………」 国木田が割ってはいる。 国木田「誰だか知らないけど、彼女を悪く言うのはやめてくれないかな?」 キョン「………すまんな。」 確認だっただけだがな。………長門がずっとシャツを引っ張っている。 古泉なら容赦しねぇが、国木田を相手に喧嘩なんかしねぇよ。 ま、俺が古泉に勝つ要素なんてねぇけどな。ぶちのめされて終わりだ。 国木田「行こう、涼宮さん。」 おいおい。彼女なら名前で呼んでやりな、国木田。
[77]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/31(水) 21:48:09 ID:NqMiyjU2 ハルヒ達が去って、長門は俺の袖を離した。 キョン「…………すまんな。長門。心配をかけた。」 長門「…………………」 長門は、無言だ。 長門「…………帰る。」 やれやれ。機嫌を損ねちまったな。 ――――――――――――――― ※分岐 『2』票にて。 A 佐々木視点 B ハルヒ視点
[78]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/31(水) 22:33:14 ID:??? 投票途中ですが、本日はここまでにします。 NTR話の寝とり側書いているみたいで、我ながらムカムカしますねw すまん、国木田。 ああ、森崎板は、明るく楽しく激しい全年齢対象ですので、エロはカット……と私が言っても説得力ないですね。 いくつか、既に作中で濡れ場をやらかしているわけですし。
[79]森崎名無しさん:2012/10/31(水) 23:05:55 ID:9CpRjVV2 B
[80]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 00:06:40 ID:oupdx6xE B
[81]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 00:07:05 ID:0N4TyGnw A
[82]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 09:02:45 ID:??? B ハルヒ視点 いつも通り、カップルの儀式を済ませて、あたしは家に帰った。 ………こういうのって、もっと不思議で楽しいものかと思っていたけど、実際はただ単な『誰でもいつか過ぎる道』であった。 『お前は今、幸せか?』 見透かされた思い。私は、こんな『誰でもやる』事を望んでいたのだろうか。頭が痛い。 世の中は、もっと不思議だったと思う。不思議に溢れていて、それを見付けようとする私を、困ったような笑顔で同意する…… ハルヒ「…………古泉くん……………」 いつも笑顔を絶やさずに、私の我が儘を受け入れてくれた……… ハルヒ「みくるちゃん……………」 無口で無表情だけど、心は誰より暖かかった……… ハルヒ「有希…………………」 私に文句つけまくってきていたけど、誰より私を理解してくれた………… ハルヒ「…………………………………」 あなたは私を知っていたと思った。私を知って。 あなたは私を知らない。気にしないで、知ってるから。 右と違った狂った感覚。これを打ち破ることができない。 これを破る。 これを破る。 何かがおかしいと、私は私の手を見つめる。薄青の線に照らされた、この十字を歩く。
[83]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 09:26:41 ID:??? ハルヒ「キョン…………………………」 頭のもやが晴れていく。私は……………………… ハルヒ『キョンの気を引く為にさ、協力してくれない?国木田くん。』 ………そうだ……… ハルヒ『私を見て!』 ………私は……… ハルヒ『キョンがいなかったら、全部国木田くんに………』 キョンを……… 古泉『残念ですが、お別れですね。さようなら、涼宮さん。お幸せに。』 待って……… みくる『誰か一人でも欠けたら、もうSOS団なんかじゃないです。』 違う……… 長門『これは、貴女の望んだ結果。』 私は……… キョン『ハルヒ、お前は俺の………!』 ハルヒ「……………………………………ッ!」 ―――――――――――――――― 周防「――――情報――――爆発。」 橘「と…………特大の閉鎖空間………!ねぇ、パンジー、コレクッテモイイカナ」 藤原「そんな場合じゃないだろ。逝って来い。」 橘「うわあああああ〜〜〜〜〜!」
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0ch BBS 2007-01-24