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【夢幻泡影】黄金のジノ13【エンドレスエイト】
[77]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/31(水) 21:48:09 ID:NqMiyjU2 ハルヒ達が去って、長門は俺の袖を離した。 キョン「…………すまんな。長門。心配をかけた。」 長門「…………………」 長門は、無言だ。 長門「…………帰る。」 やれやれ。機嫌を損ねちまったな。 ――――――――――――――― ※分岐 『2』票にて。 A 佐々木視点 B ハルヒ視点
[78]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/10/31(水) 22:33:14 ID:??? 投票途中ですが、本日はここまでにします。 NTR話の寝とり側書いているみたいで、我ながらムカムカしますねw すまん、国木田。 ああ、森崎板は、明るく楽しく激しい全年齢対象ですので、エロはカット……と私が言っても説得力ないですね。 いくつか、既に作中で濡れ場をやらかしているわけですし。
[79]森崎名無しさん:2012/10/31(水) 23:05:55 ID:9CpRjVV2 B
[80]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 00:06:40 ID:oupdx6xE B
[81]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 00:07:05 ID:0N4TyGnw A
[82]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 09:02:45 ID:??? B ハルヒ視点 いつも通り、カップルの儀式を済ませて、あたしは家に帰った。 ………こういうのって、もっと不思議で楽しいものかと思っていたけど、実際はただ単な『誰でもいつか過ぎる道』であった。 『お前は今、幸せか?』 見透かされた思い。私は、こんな『誰でもやる』事を望んでいたのだろうか。頭が痛い。 世の中は、もっと不思議だったと思う。不思議に溢れていて、それを見付けようとする私を、困ったような笑顔で同意する…… ハルヒ「…………古泉くん……………」 いつも笑顔を絶やさずに、私の我が儘を受け入れてくれた……… ハルヒ「みくるちゃん……………」 無口で無表情だけど、心は誰より暖かかった……… ハルヒ「有希…………………」 私に文句つけまくってきていたけど、誰より私を理解してくれた………… ハルヒ「…………………………………」 あなたは私を知っていたと思った。私を知って。 あなたは私を知らない。気にしないで、知ってるから。 右と違った狂った感覚。これを打ち破ることができない。 これを破る。 これを破る。 何かがおかしいと、私は私の手を見つめる。薄青の線に照らされた、この十字を歩く。
[83]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 09:26:41 ID:??? ハルヒ「キョン…………………………」 頭のもやが晴れていく。私は……………………… ハルヒ『キョンの気を引く為にさ、協力してくれない?国木田くん。』 ………そうだ……… ハルヒ『私を見て!』 ………私は……… ハルヒ『キョンがいなかったら、全部国木田くんに………』 キョンを……… 古泉『残念ですが、お別れですね。さようなら、涼宮さん。お幸せに。』 待って……… みくる『誰か一人でも欠けたら、もうSOS団なんかじゃないです。』 違う……… 長門『これは、貴女の望んだ結果。』 私は……… キョン『ハルヒ、お前は俺の………!』 ハルヒ「……………………………………ッ!」 ―――――――――――――――― 周防「――――情報――――爆発。」 橘「と…………特大の閉鎖空間………!ねぇ、パンジー、コレクッテモイイカナ」 藤原「そんな場合じゃないだろ。逝って来い。」 橘「うわあああああ〜〜〜〜〜!」
[84]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 09:51:40 ID:??? 金曜日。 妹「キョンくん、おっはよー!」 キョン「ぐはぁーッ!」 妹のダイビングに、目を覚ました。 ……………あー、下手したらあと二日間で、世界の終焉が………。 あの状態なら、ハルヒだって世界ぶっ壊すよな。だからって俺があいつにつく理由なんてないが。 状況を整理して考えたら、あいつが国木田と付き合って、邪魔な俺を消そうとした。 これは佐々木が言うには、俺への疑念が佐々木の力により膨らんだ結果だという。 朝比奈さんの未来を守る為に、古泉と頑張ったんだけどな。 結果論になるが、佐々木を真っ先に消されなくてよかった。仮に消されていたら、俺は消滅していただろうし。 ………佐々木の前に、俺が悪いんだがね。ただ、もう後の祭りだ。 古泉、朝比奈さん、長門があいつを信頼出来ない以上、あいつの望む世界には絶対にならないだろう。 ここでは皆、普通の青春を謳歌している。 それも、佐々木の力かも知れんがね。あいつはそういう奴だ。 裏を返すと、それもハルヒが佐々木を消したいと思う理由なのかもな。 ハルヒにしてみると、まさに『自分のものを奪われた』感覚になるだろうし。 …………あん時の言葉が聞こえているとは思えんが………俺もあいつに酷い事を言った。 『お前は俺の全てを奪った』 ……こうして生活してりゃ、その全てというのが、実は仲間というね。 友達なんて、数える位しかいなかったから、余計沁みたし、寧ろ俺があいつからSOS団を奪ってしまった。
[85]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 10:03:39 ID:RRcp23dY 先着一名様で。 ★通学路 !zange ★ JOKER…佐々木 クラブA…ハルヒ
[86]森崎名無しさん:2012/11/01(木) 10:06:31 ID:??? ★通学路 *JOKER* ★ 全く話に関係無いですが、 仮にキョンのサッカーステータスが膨れ上がった場合、 プロに来る可能性はありますか?
[87]黄金のジノ ◆a5vIUIiqDI :2012/11/01(木) 10:59:39 ID:??? >>86 前スレの予告にある通りです。ループを抜けたらモデナ入りします。 CBとしては決定的なウィークポイントがありますから、能力は高いに越した事はないです。 ★通学路 *JOKER* ★ JOKER…佐々木 校門には、佐々木がいた。 佐々木「おはよう。」 キョン「おはよう。」 …………うん、顔合わせづらいな。妙に意識しちまう。 昼休み、俺は長門に鍵を借りて、文芸部室に古泉と隠った。 たまには午後の授業のサボりもいいだろう。オセロに将棋にパズルに、古泉と俺は話をしながら熱中した。 古泉「そういえば、昨日、閉鎖空間が発生していましたよ。」パチリ キョン「ハルヒだろ?昨日公園で長門と話していたら、あいつが国木田といたからなぁ。」パチリ 古泉「そうですか。なら、彼との喧嘩ですかね。」パチリ キョン「あいつとしても、望んだ世界にいるだろうに。何がそんなに不満なんだろうな。」パチリ 古泉「まぁ……女性の心は変わりやすいですから。」パチリ キョン「巻き込まれたほうはたまらんがな。………王手。」パチリ 古泉「僕には理解しかねますよ。………待った。」 キョン「ハルヒだって、新しい関係を築けないような奴じゃないだろう。何故また俺達にこだわるかね。」パチリ 古泉「違和感があるからじゃないですか?記憶を取り戻した時が怖いですね。」パチリ キョン「無意識的に、俺達を取り戻したいと考える、か。……王手。」 古泉「ええ。………投了です。」
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0ch BBS 2007-01-24