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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】
[387]森崎名無しさん:2012/12/08(土) 16:58:20 ID:??? バランスブレイカーブンナーク シナリオブレイカー新田 体調ブレイクしてしまったスレ主 爆弾低気圧、地震、寒さ、インフルに気をつけて乙
[388]森崎名無しさん:2012/12/08(土) 20:32:57 ID:??? ヴィオラと試合があった?その日は濃霧で中止だったよ(すっとぼけ)
[389]森崎名無しさん:2012/12/10(月) 20:17:52 ID:??? エムスカ「見ろ、人(サンパウロ守備陣)がゴミのようだ!」
[390]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/12/18(火) 16:22:41 ID:??? 仕事と健康の関係で長く更新が止まっていました。 今日から少しずつ再開させていきたく思います。 年末の更新が厳しいのでこのサンパウロ戦だけは年内にー
[391]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/12/18(火) 16:25:40 ID:??? ◎ブンナーク アトミックショット( ハート7 )77+( 4 + 4 )=[85] リマ ブロック( ダイヤJ )67+( 4 + 6 )+(人数補正+1)=78 アマラウ ブロック( クラブ6 )70+( 1 + 6 )+(人数補正+1)=78 ◎石崎 ブロック( スペードA )68+( 6 + 3 )+(顔面+6)+(人数補正+1)=[84] レナート 悟りセービングU( ハートJ )=奇跡起きない 【シュート】−【クリアorブロックMax】≧1 → ゴールに突き刺さった! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ブンナーク「ァアーーートミック!! ショットオォォォォォ!!!!」 核兵器を思わせるブンナーク渾身の右脚。 その衝撃音は凄まじかった。 アマラウ「ぐっはぁ!!!」 石崎「くそったれえぇぇぇ! ぶへっ…!!!」 言うまでもなく威力も凄まじい。 アマラウの如き恵まれた体格の猛者だろうが、とにかくブロックに特化した石崎だろうが、 誰彼構う事なく突き抜けていく直弾道。 ミラクルなGKであるレナートも敢え無く吹き飛び、サンパウロゴールは突き破られた。 ピイィィィィィィィィィィィ!!! フロレンティア・ヴィオラ 4−0 サンパウロ ============================================= 前半15分 新田 三杉→新田→ファルコンクロウ (1得点) 前半24分 ミハエル 三杉→1対1弾かれ→ミハエル→ローズバスター (1得点) 後半8分 新田 PK (2得点) 後半12分 ブンナーク 三杉→ブンナーク→アトミックショット (1得点)
[392]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/12/18(火) 16:26:44 ID:??? あああぁぁぁぁぁぁ。。。。。。 スタンドから上がる声はもう絶叫でも悲鳴でもなくなった。 ただただ力なき落胆の声… それでしかない。 一方ゴールを決めた当のブンナークは歓喜の声を挙げた。 守備ではパワーで前線から圧力をかけるなど、確かな貢献を見せていたが… やはり彼はストライカー。 ゴールをもぎ取ってこそ最上の喜びを得るのだ。 ヴィオラの選手達はブンナークのダメ押しゴールを祝福する。 当然三杉もブンナークへと賛辞を伝えるが… 彼にはもう一つ注目すべき所があった。 言うまでもなく新田のプレイである。 新田「三杉さんもナイスアシストでした! 何だかんだでほとんどの点に絡んでますよね、流石。」 三杉「ああ、ありがとう… それより新田、さっきのプレイは良かったな。 ドリブルも見事だったが、それ以上にあのパスだ。」 新田「え、パスですか?」 三杉「どうして転等してまであの位置に出そうと思った? 振り返った様子が全くなかったが、僕があの位置に居ると判ったのか?」 新田「ああ…それならコーチングの声ですよ。 方向は当然それで分かるとして… あと最初の指示と5番(ドトール)を抜く時にくれたコーチング。 同じ様に聞こえたし、多分距離はそう離れてなくて、フォローに上がってるものと。」 三杉「………。」 新田「えっと…?」
[393]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/12/18(火) 16:27:51 ID:??? 三杉「いや分かった。 今後も頼りにしている。」 新田「あっ、はい。」 いまいち新田は釈然としない顔をしていた。 三杉の方は内心で驚嘆を抑えられなかった。 ミラン戦での3点目よろしく、新田のプレイがまた進化していると感じたのだ。 三杉(あの時の新田は、パスに込められた仄かに意思を読み取った。 そして今、ほんの僅かな情報をヒントに、守備を打破する方法を選択した。 新田は凄まじい勢いで成長…いや、進化している。 情報の受け手? …と言うより、周囲に散らばっている意思の紡ぎ手か。) これまでにも三杉は新田を頼りにしていた。 しかしあくまで『自分が彼を導く立場』というベースがあってのこと。 その認識が根底から崩れてきていた。 『新田が自分と対等な相棒にまで成ってくれるのでは…』 三杉はこの時初めて、そこまでの期待を抱くようになった。 それは意思を発する者≠ニ受ける者≠ニいう関係を超越した、絶対的な信頼関係。 通常なら予想出来ない発想を計算に取り入れる、次代のレジスタとして必要な物だった。 ※ 三杉と新田の相互感情が上昇、新田との信頼補正LV2が開放されました。 三杉は新田へのパスで、後半から必ずレジスタを発動させられます。 また新田は特殊フラグが進行、三杉に対してのシャドウストライクフラグと変化しました。
[394]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/12/18(火) 16:29:08 ID:??? 後半13分時点で、これほどまで絶望的な差がついてしまった。 ここまでを強気に抗ってきたサンパウロ側だが、このスコアでは流石に戦意を失うと思われた。 事実として彼等はほぼ一様に肩を大きくうなだれていた。 ペペ(ツバサのドリブルを止め、ドトールのタックルを避け、イシザキのブロックの上からゴール…) バビントン(ダメだ、強すぎる…) アマラウ(このアマラウは間違いなく究極クリア生物。 だがこうも徹底して浮き玉を避けられれば無力か…) ドトール(バカな、あり得る話ではない。 何かタネがある筈だ… このドトールのタックルが何度もかわされるなど認めん…!) ガジガジガジ 石崎「クソ、やっぱ強ぇ… 理解できねえけど、やっぱ三杉は普通じゃねえ… …でも翼さえ……そう、翼がいつもの翼に戻りさえすればまだ……!」 だがサンパウロはまだまだ戦いを諦めずに済んだ。 闘いへ駆り立てる者、キャプテンのメンタルが生き返っていたからだ。 翼「ごめんみんな。」 石崎「翼…!」
[395]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/12/18(火) 16:30:14 ID:??? 翼「俺は多分…みんなのサッカーを、俺一人が壊していた。 みんなが俺のプレイに合わせてフォローしてくれていたのを忘れていたんだ。」 ペペ「つ、ツバサ…」 翼「俺は俺が敵のキャプテンを…三杉くんを倒せればチームも勝てると思ってた。 目の前の勝負で勝利を一つ一つ積み重ねていけば、結果的に勝利が入ってくると思ってたんだ。 これまでずっとそれで勝ててきたから、そう疑わなかった…。) バビントン(驚いた、あのツバサが謝ってる。) 翼「でも話は三杉くんはしたたかだった…。 中盤に人数を密集させた守備で、 ドリブル突破を中心とした俺達の攻撃を立ち回らなくさせてきた。」 マウリシオ(確かに1対1で抜きにいける場面はほとんどなかったし、 そういう場合でも相手さんはディレイに徹してたかも…) ストラット(こんなにオレまでパスが回って来ない試合は初めてだが… なるほど、ミランの守備に近い事をやられてたのか。 そうなるとペペやマウリシオは勿論、ツバサでも突破が厳しいのは納得がいく。) 翼「攻撃もそうだ。 三杉くんは俺よりもずっと勝つ事に対して色々な手を打ってる。 きっと仲間達の力を正確に把握していて、幾つもの攻撃手段の中から最良の物を選択してるんだ。 お陰でこちらの強みであるアマラウやドトール、石崎くんまで真価を発揮させられない。」 アマラウ「同感としか言えぬな。」 ドトール「忌々しい話だ…。」
[396]アナカン ◆lphnIgLpHU :2012/12/18(火) 16:31:37 ID:??? 翼「もう解るよね… 俺はキャプテンとして三杉くんに対抗出来ていない…。 攻守のバランスを考えたり、皆の力を発揮できる作戦を考えたり、やるべき事はあったのに。 ボールは友達=@練習でも試合でも、自分がボールを巧く扱う事が最優先。 皆の力を引き出したり、フォローをしたり…助けてもらうとか協力するって意識が抜けていた。」 石崎「翼ぁ………」 ペペ「ツバサ……」 アマラウ(殊勝だな…。 だが静かな口調とは裏腹に、闘志が盛っている。) ストラット(キャプテンの責任…か。 思えばジノもそうだった……) バビントン(…………) 翼「うん、自分の間違いは判った。 修正するには時間が必要だって事も解る。 この試合の中で、皆のキャプテンとして相応しいプレイが出来るか分からないけど… でも俺は諦めないよ。 ここで諦めたら皆やロベルト、ライバル達、このボール(友達)… そして何より、ずっと応援してきてくれたサポーターを裏切る事になるから。」 石崎「翼!」 歓喜の声をあげる石崎… 他の選手達も表情の悲壮感が薄らいでいる。 中には『何を甘っちょろい事を今更…』という顔をしている者も居たが… それでもきっと悪い気はしていなかった筈である。
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0ch BBS 2007-01-24