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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】
[704]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/22(火) 16:25:33 ID:??? ガチャリ 扉が閉まり、翼がミーティング室を後にした。 翼が自分の言葉に何を思ったか、ロベルトには容易に想像が出来ていた。 ロベルト(俺から卒業しろという意思は伝わった筈だ。 しかし…) スパーストライカーを目指せ ロベルトはその言葉に、もう一つの意思が潜んでいた。 そちらは伝わっていない、伝わる筈がない。 そう思っている。 ロベルト「完成されたスーパーストライカー、ジャイロ… いやアルトゥール・フリーデンライヒか。 その血統を継ぐ者、スーパーストライカーとはあれ程のものなのか。」 翼を自分から卒業させるだけならば、今日でなくとも構わなかった。 緩やかに時間をかけて依存を解いてゆけば良いと思っていた。 だがその思いを一変させるほどの衝撃を受けてしまった… ロベルトの行動理由はシンプルに只それだけである。
[705]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/22(火) 16:29:27 ID:??? ロベルト(ヴィオラとの試合で、俺は自ら目指すチームの姿を垣間見た。 …垣間見た筈だった。 だが、確固たると思ったそれは、あの少年に一瞬にして打ち砕かれてしまった。) 一日でも早く、翼は自分(ロベルト)という常識から羽ばたく必要がある、と思わされた。 殻を破る日は一刻も遅らせられない… ロベルトは自らの見立てが尚も甘かった事を知り、更なる過ちを退けたかったのである。 大空翼という才能を預かった責任として。 …こうしてサンパウロの夜は更けてゆく。 戦いの後の休息を許さぬほどのうねりを帯びて。 先着で ★その他のモノローグ→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ、ハート》 アナーキーな世界の話 《スペード、クラブ》 ファンタジーな世界の話 《JOKER》 ???
[706]森崎名無しさん:2013/01/22(火) 16:36:36 ID:??? ★その他のモノローグ→ ハートJ ★ ん? これは「ウィオラとの試合の後に」何かあったってこと?
[707]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/22(火) 17:53:54 ID:??? > その他のモノローグ→ ハートJ > 《ハート》 アナーキーな世界の話 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― シーザー「…ったく、どうにもとんだ思い違いをしていたもんだぜ。」 ピンガを注いだグラスを傾けながら、シーザーは部屋で一人、思いに耽っていた。 ???『オレの夢はツェペリの血統に挑戦し、勝つことだけだった。 曾祖父に始まり、祖父も変わらず敬意を忘れなかったツェペリ… その教え子がサッカーをやっているとは、これほど運命を感じた日はない。』 シーザー(誇りを共にする、同じ血統の奴と会えると思っていたんだがなぁ…) 試合後に係員から渡された一片の紙切れ。 ジャイロの末孫を名乗る人物による『人が出払った後のピッチで会いたい』という殴り書き。 自分を一点で指名していた事から、イタズラの類ではないと確信出来た。 三杉達と別行動を取り、書かれていた通りに待っていた。 予想外の客人があったものの、時間通りに相手は現れた。
[708]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/22(火) 17:55:37 ID:??? その少年に知らされた事実… まさに衝撃、シーザーは驚いた。 シーザー「サイクロンとは黄金の回転に非ず…か。 まさか消えるシュート≠セったとはな。」 ジャイロの伝説が同属のものと信じていたシーザーにとって、ちょっとした落胆であった。 何度となく耳にした逸話は余りに誇り高く、尊敬の念を絶やす日がなかったのである。 それが単なる勘違いだった…… シーザー(しかし不思議なもんだ。 聞いた直後はそりゃあ落胆したが、今は逆に嬉しさがこみ上げてきやがる。 オレはああいう奴が嫌いじゃねえ。 精神テンションの塊みたいな奴がな。) それが夢であるというならば、受けてやりたいと思った。 そして、その上で退けてやりたいと思った。 シーザー(念願や夢などと言うものは、簡単に叶っちゃあいけない。 簡単に叶えば抜け殻みたいになっちまう事もあるからな。) 『その為には…』とシーザーは彼なりの一大決心をした。 そこまでこのチームにかかわずらう気は毛頭なかったが、そういう事ならそれでいいと思った。 シーザー「どいつかに仕込んでやるとすっかね… 回転の偉大さってやつを。」
[709]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/22(火) 17:56:39 ID:??? すみませんが一旦ここまで
[710]森崎名無しさん:2013/01/22(火) 17:59:06 ID:??? 曽祖父=一部、祖父=二部と考えると、当代は三部か? パワーとスピードと精密性を兼ね備えたオラオララッシュで「俺が時を止めた」なのか?
[711]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/22(火) 20:12:53 ID:??? 〜翌朝〜 サンパウロとの一大決戦から一夜が明けた フロレンティア・ヴィオラのメンバーは、各自が帰国の準備を行っていた。 しかし搭乗の時間は17時と夕方である。 チェックインまでを長く見積もったとしても、優に15時までは時間を持て余す。 準備の良い者らは、早々に荷物をまとめており、その後は全くの暇となってしまうのだ。 こうなると、近場での自由行動がOKとなるのは自然の流れ、民主主義の原理であろう。 三杉「…という訳で僕は当然準備の良い側の人間だ。 荷物は既にクロークへ預けてしまっているぞ。 そういえばサンパウロ戦の後で賀茂さんと話をする事になっていた筈だ。 話の流れからすると、そろそろ連絡があってもいい気がするが…」 新田「どうしたんですか三杉さん? やけにブツブツと聞こえてきましたが。」 三杉「むっ、新田か。 丁度良い、君に用事がある。」 新田「俺にですか?」 三杉「ああ、Jカップについて俺達に話がある人物が居てね。 厳密な約束はしていないが、お約束としてもうそろそろ連絡がある筈なんだ。」 新田(お約束て…)
[712]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/22(火) 20:14:15 ID:??? ポーーーーーーン 『お客様のなかで〜 ミスギ様〜 ミスギ様〜 お電話が入っております』 三杉「そら来た。 では少し待っていてくれ。」 新田(なにこれ…。 って言うか、Jカップの話って?) 先着で ★受話器の向こう側→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《ダイヤ》 賀茂『近くまで来てるが、今から顔出せるか?』 《ハート、スペード》 賀茂『13時くらいから時間を空けて欲しいんだが。』 《クラブ》 賀茂『悪い、二日酔いなんだわ…』 《クラブA》 陽子『実は賀茂さんが慢性閉塞性肺疾患で入院する事になって。』 《JOKER》 『ゴンゴン!』 森崎『ノックしてもしもぉーーーし』
[713]森崎名無しさん:2013/01/22(火) 20:16:15 ID:??? ★受話器の向こう側→ ハートA ★
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0ch BBS 2007-01-24