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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】
[719]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/23(水) 12:52:18 ID:??? > 受話器の向こう側→ ハートA ★ > 《ハート》 賀茂『13時くらいから時間を空けて欲しいんだが。』 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 受け取った受話器からは、予想の通りに品のない声が聞こえてきた。 賀茂『よう、昨日はおめでとさん。』 三杉「お陰様で目的を果たせました。 課題も見つかり、成果は上々ですよ。」 賀茂『ちっ、なーにが『お陰様で』だ。 なにも世話してやった覚えはねえよ。 まっ、そんな事よりサンパウロ戦の後にって話だった筈だが。』 三杉「ええ、15時切りで時間は取れますよ。 勿論新田も一緒で。」 賀茂『そうか、なら13時から1時間少々頼まあ。』 三杉「13時…ですか?」 現在11時00分少し前というところで、今から約2時間後であるが…。 12時頃には一旦集合し、皆で卓を共にする予定としている。 また会談が終わるのは14時そこそこと見ると、次の集合まで1時間あるか危ぶまれる。
[720]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/23(水) 12:53:40 ID:??? 三杉(…となると、他にゆっくり何処かへ行く時間は取れそうにないか。) 賀茂『なんだ、都合が悪いか? 今からすぐでも構わんが、寝起きだから身嗜みはエライ事になるぞ。』 三杉「い、いえ、大丈夫です。(身嗜み× → 悪臭復活? それは断じてダメだ)」 賀茂個人に対する三杉の印象は、以前に比べかなり良化している。 しかしながら、それは悪臭が薔薇フレグランスに変わったという前提あっての事。 それが汚れた豚小屋みたいな臭いに戻るとあらば、三杉にはコミュニケーションを取る自信がない。 他にまとまった時間は取れなくなるが、止む無しという事で、三杉はこれを了承した。 賀茂『そんじゃ13時にそっちのロビーに行くぜ。 俺の他にもう一人居るから、出来ればティーラウンジでテーブル席を取っといてくれ。』 三杉「それは構いませんが… もう一人とは?」 賀茂『そん時に紹介するよ。 んじゃあな。』 受話器からガチャリと聞こえ、ツーと言う機械音に変わった。 三杉は新田の方へ戻って内容を伝えた。 中途半端に時間を無駄にする事になるが、新田も他に用事がある訳ではないとの事。 問題なく納得が得られたのだった。
[721]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/23(水) 12:54:47 ID:??? 三杉「…という訳でゆっくり外出できる時間はなくなってしまった。 向こうからわざわざ此方に訪ねて来るでもない限り、何も起きようがない訳だね。」 新田(またブツブツ言ってる…) 先着で ★祝!ダイス創作物語板公開!→!card★ と(!とcardの間のスペースを埋めて)書き込んで下さい、カードやダイスによって分岐します。 《K/ダイヤ・ハート》 森崎が遊びに来た 《K/スペード・クラブ》 ロベルトが訪ねてきた 《Q》 スポーツジャーナリストと名乗る女が訪ねてきた 《ほか》 なし 《JOKER》 隣の人が訪ねてきた
[722]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2013/01/23(水) 12:57:39 ID:??? ★祝!ダイス創作物語板公開!→ ハート2 ★ 面白いの来い!
[723]森崎名無しさん:2013/01/23(水) 18:40:42 ID:??? ここはクラブAにブルノが訪ねてきたも入れないと、お約束的な意味で
[724]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/24(木) 13:45:02 ID:??? >>722 きれぼしさんお初ですm(・_・)m 不義理にも挨拶などは伺っておりませんが、新連載応援しております。 なかなか大変ではありますが、楽しみも大きいので、今後一緒に頑張っていきまっしょい! >>723 ブルノ「フッ、当然。 オレという存在はこの物語の象徴だからな。」 > 祝!ダイス創作物語板公開!→ ハート2 > 《ほか》 なし ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― こうして三杉の周辺は、何事もなく静かに時間が過ぎていった。 三杉も新田も割り切ってのんびり過ごし… 間もなく約束の時間である。 <サンパウロ市・パルメイラス練習用グラウンド> ドバッシャアァァァッァァ!!!!! 森崎「うおおぉぉぉっ!!」 ガシィッ!
[725]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/24(木) 13:46:19 ID:??? サトルステギ「ちっくしょおおおおおおお!!」 森崎「畜生じゃねえぞっ! てめぇ、いつまで単基砲台のままでいるつもりだ!! もっと他に武器を作れ! さもなきゃ劇的に威力を上げて見せろ!!」 サトルステギ「なにぃー! 簡単に言ってくれるじゃねえか!!!」 ギャースカ ワースカ ネイ「…おいおいどうしたよ? ヤケにおかんむりじゃぁないの?」 トニーニョ「ふむ… いつもあんな感じだが、確かに今日は普段に増して荒い様子だな。」 アレクセイ(昨日は平静に見えたが… その実かなり思う所があったんだな。 まあモリサキは感情的にガムシャラに走っているくらいが丁度良いか。)
[726]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/24(木) 13:47:43 ID:??? <サンパウロ市 ホテル・エスコーラ> 新田「あっ、どうやら来たようですよ。」 三杉「ああ、ありがとう。 おーい! こっちです!」 わざわざ取ったティーラウンジの4人席。 対面を空け、二人は隣り合って賀茂の訪問を待っていた。 時間通りに現れた賀茂の姿を先に見つけたのは新田であった。 賀茂はすぐに気付いて向かってくる。 また少し下がって体躯の良い金髪頭の男も付いて来ている。 あの男が賀茂の言っていた『もう一人』なのであろう。 新田「…で、本当に悪臭は大丈夫なんでしょうね?」 しかし新田が気にしているのはそちらでなく、専ら臭いに関する事項のようだった。 余程前回(プリマヴェーラ杯中の会談)のアレがトラウマになっているらしい。 三杉「少なくとも一昨日は平気だった…と言っておこうか。」 新田「ううー……… 南無阿弥陀仏…」
[727]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/24(木) 13:48:45 ID:??? そんな事は露知らず(←気にしろ)、賀茂はすぐにテーブル傍までやってきた。 賀茂「ガハハ、待たせたか?」 三杉「いや、大丈夫ですよ。」 賀茂「なら良かったぜ。 新田も久しいな。」 新田「あ、はい…(マジで臭くねえ…!)」 賀茂は今日も顔に似合わず薔薇フレグランスであった。 どうやら一昨日たまたま臭わなかったという訳でなく、悪臭は完治したようである。 新田も驚愕と共にようやく緊迫を解いた。 一番の心配が解消されたとあれば、後は気になる話を次々進めて行くのみとなる。 先ずは賀茂が連れてきた 三杉「…で、そちらは?」 賀茂「おお、こいつは…」 ヒノ「リョーマ・ヒノ、『ウルグアイ』人だ。」
[728]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/24(木) 13:50:10 ID:??? <サンパウロ市・イビラプエラ公園> アヤ「もしもーしジョーカーさーん。」 ???「…………」 アヤ「助っ人を探してそうな場所って、土手にある草グラウンドが相場じゃないですかー?」 ???「サンパウロの川は汚染が酷い。 興味本位でなければ誰も近付かないさ。 ましてサッカーなど誰が好き好んでやるものか。 …見ろ。」 ワー ワー アヤ「おやおや流石に手馴れたものと言うか…」 ???「おあつらえ向きに一方が圧倒的優勢だ。 ……うん?」 アヤ「なになに、なんです?」 ???「アイツを見ろ… あそこで試合を眺めているヤツだ。」
[729]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/01/24(木) 13:51:25 ID:??? 少女「………だね………の…」 少年「…う……い…」 アヤ「んー、あそこのカップルですか? …って! あやややや!?」 ???「遠目でも判るとは流石だな。」 アヤ「フォトジェニックなヨカーン!!」 キュピーン ???「ああ、理想的なサッカー筋≠身に付けた身体だ。 鍛えたモノじゃなく、使われて出来たモノに間違いない。 おまけに佇まいも申し分ない。」 アヤ「ふひひひ、どうしたんですか? 何だか今日はボルテージ高めじゃないですか。」 ???「さてな。(昨日の今日… だからだろうな。)」 アヤ(面白い事になりそうですねえ。)
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0ch BBS 2007-01-24