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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】
[883]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:47:54 ID:??? <サンパウロ市 ホテル・エスコーラ近隣> 薄く溜め息を吐きながら、三杉は元の場所へ戻ってきた。 間もなく約束の15分だが、ついぞ日本人女性を見た人に当たる事はなかったのだ。 三杉(ハァ… 新田とメリーはまだ戻ってないか。) 周囲を見渡してそう思った直後、背中をチョイと突つかれた。 メリー「キャプテン。」 三杉「メリー。 戻ってたんだね。」 メリー「つい今し方です。 それで、どうでした?」 三杉「成果は無かったよ、力になれず申し訳ない。」 メリー「そうですか… いいえ、どうもありがとう。 お二人が力を貸して下さって、とても嬉しかったです。」 微かに失意を浮かべ、しかしメリーはすぐに感謝の笑顔を三杉に向ける。
[884]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:50:38 ID:??? 三杉「あとは新田次第か…。」 メリー「ええ…。 もしこれで見つけられなかったとしたら、それが運命なのかも知れません。」 三杉「運命か…」 正直好きではない単語を三杉は反芻するよう口にした。 自ら道を切り拓こうとしている彼にとって、運命という単語のイメージは悪い。 三杉(運命という言葉は諦めに似ているからね。 そんな言葉一つで物事が決まってたまるものか…) 運命の同種の言葉として天才と言うのもある。 勝負に際し、三杉はしばしばその単語を口にし、相手より精神的優位に立てるよう利用しているが… やはり三杉は天才と言う単語自体を好んでおらず、そう呼ばれる事を疎んでいた。 正直にそんな言葉一つで全てを片付けて欲しくないからである。 メリー「キャプテン?」 三杉「え? …っと。 済まない、ボーっとした。」 メリー「いいえ、気に障る事を言ってなければ良いのですが…」
[885]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 12:52:02 ID:??? 三杉「本当に何でもないんだよ。 …あ、そうだ。 新田が戻るまでに少しでも事情が聴けないだろうか? ホームに戻ってからも何か打てる手があるかも知れないし。」 メリー「事情ですか…。」 三杉「話せる範囲で構わない。 首を突っ込むべきでなければ忘れるつもりだよ。」 メリー「そう…ですね。 キャプテンには少し事情を話しても大丈夫かも知れません。 おかしな話をするかも知れませんが、キャプテンも大概変人ですし。」 三杉「はは、変人とは随分だな。」 メリー「褒めているんですよ、常識に囚われないという意味で。」 三杉「うん…。 まあともかく聞かせて貰おう。」 ☆何についてを聞きますか?(一回だけ話せます。) A 何故名も知らぬ人物(達)を捜しているのか B 何故その人物(達)が近辺に居ると思ったのか。 C その人物(達)とメリーとの関係は何なのか。 D 何故その人物(達)の特徴(性別、国籍、年齢)を知っていたのか。 E 全然関係ない事を聞きたい(自由記述:対応できない可能性も) 3票選ばれた選択で続行します
[886]森崎名無しさん:2013/02/09(土) 12:55:53 ID:U2LxwnSo A
[887]森崎名無しさん:2013/02/09(土) 12:55:55 ID:ySkINE4w C
[888]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/09(土) 13:31:31 ID:??? 次の更新は多分月曜夜なので投票はゆるゆるして下さい。
[889]森崎名無しさん:2013/02/09(土) 14:06:39 ID:8OTsYyr6 A
[890]森崎名無しさん:2013/02/09(土) 14:34:11 ID:SWtEC1ko B
[891]森崎名無しさん:2013/02/09(土) 22:58:27 ID:P+4I78lE C
[892]森崎名無しさん:2013/02/10(日) 20:16:07 ID:DTmaPxNU A
[893]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 16:11:35 ID:??? > A 何故名も知らぬ人物を捜していたのか ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― メリーの行動は何一つとして知れない謎である。 何に疑問を抱くべきかも分からぬ所だが、こんな状況で三杉が知りたいと思ったのはこれであった。 三杉(何故、彼女は名も知らぬ人物を捜す必要に迫られているのか?) 本当は名を知っているが理由あって明かせない。 危害が加えられようとしており、加害者に心当たりがある。 実はメリーも誰かに(詳細明かされぬまま)依頼されている。 先ほどから可能性を幾つか挙げてみたが、いずれにしても訳ありでしか有り得ない。 プライベートな範囲であれば干渉するつもりもないが、トラブルであればそうはいかなかった。 三杉としてはこの短いチャンスにその是非をどうしても判断したかった。 三杉「メリー、何故名前も知らない人を捜しているんだい?」 メリー「ええと…………」 三杉「…………」
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0ch BBS 2007-01-24