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【変化する戦術】Another-CU_6【ロベルトの章】
[892]森崎名無しさん:2013/02/10(日) 20:16:07 ID:DTmaPxNU A
[893]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 16:11:35 ID:??? > A 何故名も知らぬ人物を捜していたのか ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― メリーの行動は何一つとして知れない謎である。 何に疑問を抱くべきかも分からぬ所だが、こんな状況で三杉が知りたいと思ったのはこれであった。 三杉(何故、彼女は名も知らぬ人物を捜す必要に迫られているのか?) 本当は名を知っているが理由あって明かせない。 危害が加えられようとしており、加害者に心当たりがある。 実はメリーも誰かに(詳細明かされぬまま)依頼されている。 先ほどから可能性を幾つか挙げてみたが、いずれにしても訳ありでしか有り得ない。 プライベートな範囲であれば干渉するつもりもないが、トラブルであればそうはいかなかった。 三杉としてはこの短いチャンスにその是非をどうしても判断したかった。 三杉「メリー、何故名前も知らない人を捜しているんだい?」 メリー「ええと…………」 三杉「…………」
[894]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 16:13:25 ID:??? メリー「実はその… 記憶喪失なんです私。」 三杉「え?」 メリー「全く何も覚えていない訳ではなくて、色々な事が曖昧だったり欠けていたり… それで、今捜している人達の事も名前がどうしても…。」 三杉(記憶喪失……だと…?) ☆なんじゃそりゃ A (なるほど、そういう事なら仕方ないのか。) B (ちょっと素直に信じられないな。) 3票選ばれた選択肢で続行します。
[895]森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:17:40 ID:mKKO7ahw B
[896]森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:18:02 ID:WUZSr4gw A
[897]森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:20:31 ID:f+t/AzK2 A
[898]森崎名無しさん:2013/02/11(月) 16:49:54 ID:xTykfy3o B
[899]森崎名無しさん:2013/02/11(月) 17:02:07 ID:euzuh9w+ B
[900]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:25:36 ID:??? > B (ちょっと素直に信じられないな。) ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 三杉「なるほど、そういう事だったか。」 合点がいったような顔で三杉は応えた。 メリーは三杉を見つめている。 三杉「差し詰め昨日の試合中にでも、捜している人らしき姿を見かけたのだろ? それで昨日の今日ならば近くに居るかも知れないと、捜し回っていた訳だ。」 メリー「ええ、そうなんです。 流石はキャプテン、こういう事に関しても明敏なんですね。」 三杉「いやいや。」 ホッと安堵を浮かべ、メリーは柔らかな微笑を三杉に向けた。 三杉も照れ臭そうに微笑を返した。
[901]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:27:00 ID:??? 三杉「それで、記憶喪失と言っているけれど、その人の事は覚えているのかい?」 メリー「いえ… でも何処かで見た事がある人なんです。 もしかしたら私の事を知って いる人なのかもと思ったら、どうしても会って話さなければならないと思って。」 三杉「なるほどね………」 口許に指を当て、三杉は一呼吸をおいてから頷いた。 もう一度口を開こうと鼻から息を吸い込んだ、その時… 新田「ごめんなさい、遅れました!」 メリー「ニッタくん。」 三杉「(…っと)新田か。 遅れた事は気にしなくていい、それよりも首尾だ。」 新田「それがそっちの方も… 遠くまで聞き回って成果ゼロでした。」 三杉「そうか… 3人で捜しても手掛かりなしって事か。」 新田「って事は三杉さん達も?」 メリー「そう言うこと。 …でもイイの、二人共どうも有り難うね。」 済まなそうな新田に笑いかけたメリー。 彼女の態度は清々しかった… 少なくとも瞳にはそう映った。
[902]アナカン ◆lphnIgLpHU :2013/02/11(月) 19:28:04 ID:??? メリー「それじゃ、ホテルまで戻りましょう。 遅れたら大変。」 新田「あっ、そうっすね。 行きましょう三杉さん。」 三杉「ああ。」 先に歩きだした二人の後で三杉も歩き始める。 そして歩むメリーの後ろ姿をジッと見つめる。 三杉(記憶喪失か…) 音が漏れ出さないように注意しながら三杉はその言葉を口にした。 三杉(彼女は何かを隠している。) 昨日の試合のハーフタイムを思い返す。 メリーの挙動がおかしかった事が記憶されている。 捜している人物(達)を見かけた故の事と考えるのが普通だろう。 三杉(しかしメリーの様子がおかしくなったのはハーフタイム中の事だ。 ハーフタイム中、メリーは確かに『ハッ』と何かに気付いたような挙動を見せた。) 思い返してみても、控室の中に居たのは三杉やシーザー達ヴィオラ関係者だけである。 捜している人物とやらを、控え室に居たメリーが見かけるという事は有り得ない。 千里眼でも持っているならば話は別だが、おとぎ話でもあるまい。
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0ch BBS 2007-01-24