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【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】
[525]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:01:21 ID:??? カビラ「おっと、ここできれぼしJAPAN、選手の交代のようです。キャプテンの尾崎000000000がフィールドから下がる模様。 まだ前半を半分も残しての交代です。この尾崎000000000といえば、キーパーの森崎くんを除き全くと言っていい程 全日本の選手達を一蹴してしまった正に名選手、信藤さんはこの交代をどのようにお考えになるでしょうか」 信藤「これははっきり言って私も相手の考えが読み取れません。彼ほどのレベルの選手は ヨーロッパや南米を含めた世界中のサッカー選手の中でも十指に入るであろうプレーを見せてくれました。 これ程の選手が下がるのは何かフィジカル面で問題があるのか、 それともさらにすごい選手が現れるとでもいうのでしょうか」 思いもしないタイミングでの交代に、サッカー試合を長年実況してきた解説者2人も首をかしげた。 ???「(フフッ、ついに交代か。全日本のみんなが手に入れた栄光と希望、今日から全て僕のものにさせてもらうよ)」 そうした戸惑う放送席の様子を横目に、交代のしるしを見て取った 「真のきれぼしJAPANキャプテン」は、誰にも気づかれないほどの笑みを漏らす。 ???「きた……いよいよ、出番ね。見ていなさい、翼」 そして、ベンチで出番を待ち望んでいたあるきれぼしJAPANのとある選手は、 味方の状況から自身の登場を察した後、キンとした目つきで翼の後姿を見つめていた。 カビラ「選手の交代です。きれぼしJAPAN、尾崎000000000に代わりまして……んん!?」
[526]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:04:33 ID:??? ざっ…… 全日本ユースチームから1人、きれぼしJAPANの方へと歩き出した。 ざっざっざっ…… MFを離れFWを過ぎ、彼はきれぼしJAPANの面々と対面する。 門門「来ました……」 よしと「こんにちな、キャプテン!」 王家ノノン「やっほ^^」 フハハジーチャ「あじゃどう!」 ホホッモモ「キャプテンの交代なんて、興味ないわほー」 きれぼしJAPANメンバーはやって来た全日本の人物に対し、ごく当たり前のように、好意的に出迎えた。 バチスタ「見ろよイワミ、あいつら、バカみたいにボーゼンとしてるぜ」 岩見「無理もないな、まさかあいつが裏切るとは思わなかっただろうから」 日本の面々に対し何らかの面識があったこの2人は、予想外の事態に対する困惑の表情をニヤニヤとしながら眺めている。
[527]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:08:29 ID:??? 葵「え…へ……あれ?」 松山「(ど…どうしてそっちへ!?)」 三杉「まさか…まさか!」 日向「何してやがる、さっさと戻ってこい!」 若島津「な、何故……」 森崎「な…何なんだこれは!」 まさかの離反者に驚きを隠せない全日本。取り分け衝撃が大きかったのは翼だった。 この光景を目にしてまず頭に浮かんだのは、これは幻覚、白昼夢だという事であった。 次に自分は夢を見ているのだと自分自身に言い聞かせていた。 どうしても夢だと分かっていながら、なかなか目覚めない悪夢を見た事があったから。 どうしても夢ではないと悟った時、震えるようなかすかな声で相手の名前が口からこぼれ出た。 翼「み……岬くん……?」
[528]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:15:11 ID:??? 翼の親友であり全日本ユースのMFを務めていた岬太郎は、今きれぼしJAPANのメンバーと共に全日本に向かって立っていた。 岬が微笑む。いつもならば誰からも好意を持たれる天使の笑顔が、翼に恐怖をもたらした。 翼「何で、どうして岬くんがそこにいるんだよ!」 岬「どうしてって……こうする為さ」 岬はユニフォームの中央を両手で掴むと、思いきり左右に引き裂く。 岬の胸には他のきれぼしJAPANメンバーと同じユニフォームが備わっていた。 岬「改めまして。僕がきれぼしJAPANのキャプテン、岬太郎だよ」
[529]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:19:07 ID:??? 岬太郎の突然の反逆。 ここで周囲の反応はどうだったか。突然の裏切り、しかも身元も分からぬ異形の集団に鞍替えして 群衆の憤激を誘ったか。不義理不人情の輩と非難と罵倒を浴びせたか。結論から言えば、一般観客は無論の事、 全日本選手の知人達やベンチスタンドで出番を待つ控え選手達でさえ、野次の1つさえ飛ばさなかった。 来生「あれ?岬の奴、何か落し物でもしたのか?」 こんな呑気な言葉が、来生の口からとは言えこの場面で出た事に、その場の雰囲気が現れていた。 思いもよらない岬の行動に、何が何だかわからず、首を傾げるばかりだったのだ。 観客「おい、岬が……」「きれぼしJAPANの方に行ったぞ」「何話してるんだ?」 観客達からはかすかなどよめきが漏れる程度で、やはり大騒ぎまでには至らなかった。 だが、放送が流れるにつれ、彼らは当然の反応を取る事となる。
[530]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:28:23 ID:??? カビラ「……き、きれぼしJAPAN、尾崎000000000に代わりまして………岬太郎、岬太郎くん、となります」 信藤「えっ!?岬くんは、全日本の選手では…」 カビラ「そうです!登録情報を確認しましたが、確かにきれぼしJAPANの名簿にも岬くんの名前が載っています!……んんう?」 放送から流れる衝撃の発言にようやくにして観客達は状況を理解した。 遅まきながら岬に対して裏切り者としての罵声が浴びせられる事となった。 だが岬はどこ吹く風といった様子で、普段であれば万人から好ましく受け入れられる微笑みを、全日本に向けて浴びせていた。 翼「な…なんで……岬くんが……」 岬「おっと、僕が敵になったぐらいで動揺するのは早いよ翼くん」 翼「えっ、それってどういう…」 岬「これからもう1人、翼くんのよく知る人が来るんだからさ。……驚くよ?」 翼「!?」 岬「ほら、そろそろ発表されるだろうから、耳をすませてよく聴いてごらん」 絞り出すようにして発した問いも軽く受け流し、さらなる衝撃を予告した。 その放送は、まさかの交代劇からようやく平静を取り戻した実況者から、きれぼしJAPANの次なる交代を告げようとしていた。 カビラ「きれぼしJAPANのさらなる選手の交代をお伝えします。キーパー、とこんくんに代わりまして…… どうしたことか、実況者が困惑気味に言いよどむ。わずかに逡巡した後、 思いもよらぬ選手の名を、ぬるりと吐いた。 カビラ「………中沢早苗さん。背番号、1」
[531]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:30:57 ID:??? 石崎「……ほえっ!?」 滝「い、今何ていった!?」 井沢「た、確かにさっき、中沢早苗、って…」 山森「マネージャーの、中沢先輩と同じ名前……」 新田「いいいやないだろ、だって先輩、ただのマネージャーなんだぞ?!」 来生「うちんとこのマネージャーと同姓同名なんて、珍しい事もあるもんだなあ」 早苗をよく知る南葛出身者は、ほとんどが驚愕を隠す事ができなかった。 南葛中から数えて6年間サッカーに携わってきたとはいえただのマネージャー、 選手としてボールに触れた事も一度もないはずの女性が、今この大一番で現れるというのだ。 このあまりの展開ゆえに別人だと信じようとした選手もいたのだが。 信藤「早苗……この選手、もしかしたら女性でしょうか?」 カビラ「そうです信藤さん、中沢さんは間違いなく女性の選手です。おっと、ただいま姿を見せました」
[532]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 11:39:58 ID:??? 放送を聞いて皆きれぼしJAPANのベンチを振り向くと、確かに早苗はそこにいた。 小学生の時は番長然として応援団を率いて旗を振り回し、中学からは一転して翼をはじめとした南葛中・高サッカー部員を かいがいしくサポートしてくれていた南葛の花。 それが今はキーパーユニフォームを身につけて、全日本の敵にまわろうとしているのであった。 久美「う、うそっ……中沢先輩、どうしてっ……?」 ゆかり「どういうつもりよ、全日本を、みんなを裏切るつもりなの、早苗!」 骨川「(え、なぜ、何故、WHY?そんなっ……!ありえないっ……!!)」 声が聞こえているかいないのか、これまた涼しい顔でフィールドに向かい、翼の目の前に立った。 翼「さ……早苗……ちゃん………?」 思わぬ形での最愛の人との再会と、敵対。口が開くのが精一杯、ぐしゃぐしゃに頭の中はかき乱れ、 それ以上の反応をすることが出来なかった。そんな翼に対し早苗は……… 先着で ★強襲!中沢早苗! !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 Eメール欄は空欄にして、IDが表示されるようにしてください。 JOKER・ハートK:「つばさく……ひゃあん!」 何かに操られているようだ ダイヤ・ハート:キッと翼を一睨みした後、何も答えずに立ち去る スペード・クラブ:「この私がいる限り、全日本のゴールは許さない!」 翼に指差して宣言する
[533]森崎名無しさん:2014/06/29(日) 11:42:03 ID:??? ★強襲!中沢早苗! クラブ10 ★
[534]森崎名無しさん:2014/06/29(日) 12:11:18 ID:3rK1bKnU ★強襲!中沢早苗! ハート3 ★
[535]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ :2014/06/29(日) 12:41:52 ID:??? ★強襲!中沢早苗! ハート3 ★:キッと翼を一睨みした後、何も答えずに立ち去る ------------------------------------------------------------------------------------ 翼と早苗の目が合う。その瞬間。 キッ! 擬音が目の前に現れ出そうなほど厳しい目つきで、早苗は翼を一睨みする。 そしてそのまま一言も語ることなく、自らの持ち場へと向かっていった。 岬「おやおや、すっかり嫌われてしまっているね。まああんな別れ方じゃ仕方ないか」 翼「……なぜ………?」 岬「ん?」 翼「なぜ早苗ちゃんがあそこにいるんだ!なぜ早苗ちゃんがサッカー選手として出場してるんだ!早苗ちゃんに一体何をしたんだ!!」 岬「うーん…ちょっと時間がかかるからね、ま、あとで話すからそれまで自由に考えてなよ」 薄笑いを浮かべ、かつての親友の憤激ぶりを楽しみながら、構わずに話し出した。 岬「さて、感動の再会も済ませたし、そろそろ僕も本気を出すよ。僕の本当の力、見せてあげる」 そう言って岬は両拳を握りしめ…… 先着で ★もう「岬って案外大した事無くね?」とは言わせない !card★ と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。 Eメール欄は空欄にして、IDが表示されるようにしてください。 ダイヤ:岬の体力が全回復した!………それだけ? ハート:ダイヤ+制御していた能力を開放し、全能力+1! スペード:ダイヤ+制御していた能力を開放し、全能力+3! クラブ:ダイヤ+制御していた能力を開放し、全能力+3!さらに技も解禁(解禁数はカードの数値に等しい)
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0ch BBS 2007-01-24