※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】
[9]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/27(火) 12:01:47 ID:??? 中山「あのFWのヘディング、結構強いぞ」 赤井「ちょっとした必殺技ぐらいあるんじゃないですか?」 新田「(そこでこっち見んな)」 森崎「(あれで普通としたら、必殺技はいくらになるんだ? もしかしたらライトニングやサイクロン級……ちっ)」 翼「(試合の趨勢はこれで決まった。だけどキャプテンは負けが決まっても諦める事は許されない。 レヴィン、君はこれからどうするんだ?)」 レヴィン「ラーソン、フェデリックス、こっちに来てくれ」手を振って両MFを呼び寄せる。 ラーソン「どうしたんだ?」 フェデリックス「もしかして何か打開策でも閃いたのか?」 レヴィン「まあ、そうだ。いいか……」
[10]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/27(火) 12:03:43 ID:??? 放送「スウェーデン、これで3度目のキックオフ!リュングくん、再びラベリくんとワンツーの態勢をとりました。 真正面からキャプテンの尾崎000000000くんに向かいますが…尾崎000000000、今度も動きません」 尾崎000000000「………」 松山「何であいつは挑んでこないんだ?」 三杉「コンディションに問題があるのか、それとも……」 リュング「(まあいい、調子こいてる間に今度こそ決めてやるさ… うん、キャプテンのあのサインは)ラベリ、俺にボールをくれ!」 ラベリ「よし行けリュング!」 バッ! リュング「サンキューラベリ!よーし行くぞ、ヒゲ野郎!」 グワッ!ブワアッ! 放送「リュングくんループシュート!高くそびえるDF陣を飛び抜けられるか?」 門門「この程度のボール、確実に止められる!」 ギュバンッ! 放送「門門くんあっさりとブロック!まさに名前のごとく頑強な門が、 スウェーデンの攻撃を阻みとめてますっ!」 レヴィン「(…よし……)」
[11]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/27(火) 12:17:31 ID:??? 放送「前半もまもなくロスタイムを迎えるところまで進みましたが、試合展開は膠着状態が続いております。 スウェーデンはFW、MFが代わり代わりにハイボールを多用して攻め立てていますが、 ことごとくきれぼしJAPANの守備陣に阻まれ、未だキーパーにまで届いておりません」 フハハジーチャ「何度でも打ち上げてこい、何度でも俺が防ぎとめてやるよ!」 レヴィン「(そう、これまで攻撃は全て止められた……だがそんな事は問題じゃない。 何の考えもなしに攻撃を、それも相手が得意なハイボールばかりで攻撃しているわけじゃない!)フェデリックス!」 バンッ! 放送「レヴィンくんフェデリックスくんにパス!ボールをトラップし…シュート態勢に入ったあ! これは本日初のお披露目となるテクニカルループシュート、30mもの距離を制することができるか?」 バシュルルルッ! 門門「来ましたよ!」 フハハジーチャ「毎度のボールのプレゼントご馳走さん!」 バッ!バッ! 放送「門門くんフハハジーチャくんジャンプ!フェデリックスくんの会心の必殺技も壁の高さにはば…」 ギィュウウウウン! 門門「なにぃ!」 フハハジーチャ「は、図りやがって!」 放送「おーーっと!これはシュートではない!門門くんフハハジーチャくんの前を横切るパスだったぁ! ボールの先にラーソンくんが滑り込む!」
[12]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/27(火) 12:25:52 ID:??? ラーソン「(かかったなアホが!釣られたおかげで足元ががら空きだ!)これで1点だ!喰らえッ!」 ザシュゥウウウウウウウウウッ! ズバァアアアアアアアン! 放送「撃ったぁあーッ!ラーソンくんの得意技スピードスライディングシュートだぁーッ!」 滑り込んだ勢いを叩きつけて放つラーソンのスピードスライディングシュート。 DFの足元をその名にふさわしく素晴らしい速度で潜り抜け、猛然とゴールへと飛びかかった。 ???「ふあああああー……」 この切羽詰まった状況で、きれぼしJAPANのキーパーを務めるとこんは、他人事のように大あくびをかいていた。 とこん「(何か体の様子が変な気がするのう……)ようやくかい、それじゃ、そろそろいくか、よ」 ビュバッ! パァンッ! ラーソン「なにィ!」 気の抜けきった顔から一変し、瞬時にして相手の必殺シュートをキャッチした。 ほぼフリーの状態で撃ったシュートがやすやすと止められてラーソン含むスウェーデンユースはショックを受けたが、 ボールが手中に入ってからの事態の変化に比べれば、どうという事のものでもなかった。
[13]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/27(火) 12:40:16 ID:??? 今日はここまで。NPCばかりですみません。
[14]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/30(金) 21:27:54 ID:??? 放送「とこんくんラーソンくんのスピードスライディングシュートをワンハンドキャッチ! 不意を突いたスウェーデンの攻撃も奏功せず……おや、つむじ風でしょうか、とこんくんの姿が見え……」 ゾォン! 翼「(な…なんだ今の感覚は?)」 森崎「(ヤバい…なんだか分からんがヤバい!)」 日向「(馬鹿な……!)」 若林「(な…なんだこの絶望感(※)は!!)」 とこんの倒れこんだ場所から突如として砂埃が舞い上がり始めた。 フィールド上に風は吹いておらず戸惑っているスウェーデンユースと観客に対し、 伯疲レイ「来たか」 門門「…お久しぶりです」 フハハジーチャ「あーあ、敵さんご愁傷様」 煙幕は次第に薄くなり、少しずつ人の輪郭が見え始める。 ラベリ「お、おい、なんだアレ……」 リュング「さっきと服装が違うぞ……!」 だが、それはとこんの姿ではなかった。
[15]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/30(金) 21:29:35 ID:??? (※)参考:http://www.nicovideo.jp/watch/sm13750309
[16]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/30(金) 21:30:43 ID:??? ラーソン「赤いワフクみたいな服に、緑のオビ……」 フェデリックス「頭も髭も皮膚も違う……べ、別人じゃねーか!」 レヴィン「な、なんだ……!」 その老人はのろのろと足をボールに載せ、腰を低くかがめ、わずかに頬をほころばせた。 尾崎000000000「来るぞ!皆避けろ!」 王家ノノン「…お、おう!」 よしと「ひえっ」 ホホッモモ「ホホーウ!!」 有様を遠くから眺めていた尾崎000000000が急に号令をかけ、 フィールダーが蜘蛛の子を散らすように中央から離れ始めた瞬間。 ギュオン! 地を翔けた。
[17]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/30(金) 21:34:07 ID:??? とこんらしき老人がボールを右足に挟んで持ち上げ、左足で地を蹴りあげる。 次に左足が地に着いた時、その体は既にセンターサークルにあった。 2歩目を踏み出した時、とこん?はスウェーデンのDF達を飛び越し、キーパーのガレリと真正面で向き合っていた。 ここにいたって、スウェーデンユースのフィールダー達は、何か尋常ならざる事が起こっていることを認識し始める。 ラベリ「あれ、ごーるまえにだれもいない……」 ラーソン「きゅ、急に突風が……」 ブローリン「なんで、キーパーが、いないんだ?」 各々の脳は電気信号を受け取ったばかり、全くの空白が生まれる。この状態は、ガレリの叫び声によって破られた。 ガレリ「…?…う、うわっ、うわああっ!」 ガレリは他のフィールダーと比べて、とこん?の軌跡を一番長く観察できる位置にいる。 その彼でも途中経路がほとんど見えぬまま、敵のキーパーが瞬時に目の前に現れた事で恐慌状態に陥った。 3歩目。とこん?は軸足の左脚を踏みしめ、右足に挟んだボールを落とす。 地面に触れる直前にシュートを放った時、老人は相手に挨拶をした。 とこん?「やっほ」 だが、ガレリがそれを聞くことはできなかった。 ブァガオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン! 右足から蹴り放たれた瞬間、叫ぶ間さえなくガレリはボールに叩きつけられた。 そして衝突からほとんど威力を損じることなくキーパーを引きずりながらゴールネットを突き破り、さらに飛び抜け壁に激突した。 あまりの衝撃で壁面や広告板が吹き飛び、さながらスタジアムが爆撃されたかのようだった。
[18]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/30(金) 21:37:46 ID:??? 尾崎000000000「(これが奥義、まろうじん変化……)」 王家ノノン「ヒューッ、いつ見てもすげえなあ」 よしと「いや、ないでしょこれ。…こんなの普通じゃないよー」 しゅるるるううううぅ……… とこん「……ん?なんで目の前にゴールがあるんだ?しかも大穴あけ…お?」 再び煙幕が立ち込めて、まろうじんは再びとこんに戻る。 彼の姿が見え始めるのと同時に、スタンド壁面の粉塵も収まり始めた。 壁面の大穴にガレリの足が震える光景が目に映って、全ての人間が我に返った。 スウェーデンユース『ガレリィイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!』 スウェーデンの選手達は皆駆け出した。血相を変えたスウェーデンの様子を見て、他の人間も我に返り始めた。 放送「…ハッ!な、何が起きたのでしょうか…?え、えっと、キーパーのとこん選手がボールをキャッチして…… それから、いつのまにか知らないうちにフィールドを駆け抜けてゴールした……?」 放送席のほとんど独り言のような実況をつぶやき、観客に至ってはまだ事態が呑み込めずにざわめく。 スウェーデンユース「大丈夫かガレリ!?」「早く壁から引っ張り出すんだ!」「早くタンカを持って来てくれ!」 大慌てで彼の救出と対応にあたるスウェーデンユースの姿がアップにして映される。 が、そのままの状態のまま、画面が硬直した。
[19]きれぼしサッカー ◆fM2NOXdVR. :2012/11/30(金) 21:41:04 ID:??? 見上「ん?」 衝撃的な展開の後の急な画面停止に、一瞬の混乱が起こるも、すぐに画面が動き始めた。 ただしそのまま動き始めたのではなく、主審の笛が鳴り響き両チームが控室へと向かっていく姿が映し出されていた。 放送「前半が終了いたしまして、試合は3-0ときれぼしJAPAN優位で展開されております。 特に3点目となるとこん選手のオーバーラップは言葉に表しがたい、衝撃とも驚異とも表現しがたいプレーでした。 スウェーデンユースはこの相手に後半一矢報いることが出来るのでしょうか?」 全日本ユース『………………………………』 呆然とする全日本ユースメンバー達。オーバーラップだのプレーだの、 そういったレベルからかけ離れ極めた超常現象に言葉を失ってしまっていた。 森崎「(……こいつはヤベエな、何か言っておくか?)」 A 「はっ!俺達に挑戦するだけあって口だけじゃないようだな」 強気の姿勢を見せる B 「サッカーは1人でするもんじゃないだろ」 チーム分析に入る C 「つーか、あいつらどう見てもユース世代じゃないだろ!」 ですよねー D その他、自由回答(要3票) ここから2票カウントし、一番多く票が入った選択肢で続行します。 IDが表示されるように(メール欄は空白に)投票してください。
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24