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【次なる戦いの】もうひとつの物語6【始まり】
[181]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/05/20(月) 22:28:47 ID:??? >>180さん ただいまですー。また不定期になりそうですけど暇を見て… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 山森から受けたボールをポンッとワントラップし、シュート体勢にはいる滝。 それを凝視しながら、肖は先ほど脳裏に浮かんだイメージを思い返す。 肖「(滝先輩のシュート時の癖から、なんとなくコースを読むことはできるようになった。 『シュートを撃たれる前に止める』が出来ないのなら…『シュートを止める』行動をすればいい。 もちろん、前者のほうが簡単かつ危険が少ないのは確かだ。 ならば、そのリスクを上回るメリットがあれば…っ! 自分のこの体躯をいかせばっ…!!シュートコースを防ぎ、かつっっ!!) うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!!」 滝・肖 「「そこだぁ!!」」 バシュウとシュートが放たれた瞬間肖は脳裏にイメージした、滝のシュートコースへ足をおもいっきり蹴り…
[182]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/05/20(月) 22:34:20 ID:??? 祐一「こ、これはっ!!??」 滝「な、ブロック!?いや、これは!?」 ネイ「(主っ!!くっ!!!!)」 肖「うぉぉぉぉぉおおおおお!!!!!!!!」 滝の放ったシュートと肖の蹴り足のタイミングががっちり噛み合った瞬間。 それは、現実と肖の思い浮かべたイメージが合致した瞬間でもある。 肖「(龍が…飛ぶっ!!)」 想像以上の手応えを右足に感じながら、感覚のままに足を振り切ると… そのボールは…滝の顔の横を紙一重で通りぬけ、反対側のゴールへと一直線へと向かっていき… ズババババババッッッッ!!! ポーン…ポンポンポン… と、ゴールネットを突き破り。やっとボールは止まることができた。
[183]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/05/20(月) 22:47:19 ID:??? 祐一「なんだ…今のシュートは…?」 滝「…………………(ドキドキドキドキドキ)」 ネイ「(今のシュート、我の力が無ければ顔面が今以上に酷いことになっていたのう…)」 山森「…おい肖。いったい何なんだよ…今の…」 肖「いや…。ここまで凄いだなんて…」 彼がやったのは後に翼たちが使うことになるカウンターシュート。 似たような平行世界では【反動蹴速迅砲】と言われる技である。 だが、その反動蹴速迅砲は使用者の極限に近い【瞬発力】【反射神経】【脚力】【集中力】などがあって始めてできるものである。 いわば今肖が使ったのはその技の足元にも及ばない程度のレベルである。 だが【その程度のレベル】ですら、この威力なのだ。 本来ならシュートを見た後に威力などを考慮して打ち返すこの技。 そこまで至ってない技量をカバーするため、彼がとった行動は【観察】と【想像】である。
[184]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/05/20(月) 23:10:48 ID:??? そのようなシュートを撃った自分自身が何より驚いている肖。 呆然としていると、どこからか微かに声が聞こえるような気がする。 「やっとここまで…たどり着いたか…ちょっと力を貸してやったけど…いろんな龍を見せてくれよ…」 祐一「おい、肖!?大丈夫か、何ボーッとしてるんだ?」 肖「うわっ!?あ、ああ…祐一先輩すいません…ちょっと立ちくらみしてたかも…」 山森「なんだか撃った本人が一番驚いてるな…。 滝先輩もさっきのシュートみて立ちすくんじゃってるし、今日はこのへんにしておきましょう」 滝「…………………(アババババババ)」 ネイ「(やれやれ、じゃのう…)」 ※肖が【反動蹴速迅砲・偽】を覚えました!そしてJOKER覚醒ボーナスによる前能力+2!(以降は通常の上昇に戻ります) ・反動蹴速迅砲・偽 【相手のシュート値(カード込)+自分のカードの数値】をそのまま相手ゴールへ返すシュート。 発動条件) 1.相手の必殺シュートを身近で1回以上見る 2.シュートブロック時、相手のカードと自分のマークが同じ 1〜2の条件を満たした場合、反動蹴速迅砲・偽(失敗)が発動。 → ブロック+8、成功してもこぼれ玉250消費 3.相手のカード数値より自分のカード数値のほうが同数以上 で【反動蹴速迅砲・偽】が発動します。
[185]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/06/04(火) 21:34:04 ID:??? 日本勝ちましたねー。PKでも1点は1点。 とはいえ、引き分けですからねぇ… でも数十年前はまったく定着していなかったサッカーというスポーツをここまで認知させたキャプテン翼の凄さというかなんというか。 (原作)日向くんか(原作)翼がいればなー…と思っちゃうのはやっぱり贅沢なんでしょうかねぇ
[186]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/06/08(土) 15:37:57 ID:??? 滝が半ば気絶するような状況になってしまったため、これ以上の練習は今日は行えないと判断、 祐一達は帰る準備をして、スタジアムから出ることにした。 その帰り道。 山森「僕達、県大会優勝できたんですよね。あんまり実感わかないんですけど」 祐一「…そうだな。なんとか首の皮一枚つながったって感じでヒヤヒヤもんだったけどな。 でも、これで全国大会につながったんだ。前人未到のV3まで…もう少しか…」 滝「でもほんとにいろんなことがありすぎて…。 去年、一昨年のように簡単にはいかなそうな予感だけはするぜ」 肖「(なんだろう…滝先輩が言うと信ぴょう性が凄いっていうかなんていうか…)」 こうしてひとまず、彼らの県大会は終わったのだ。 そして…次にある全国大会へと向けて、彼らは動き出す。
[187]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/06/08(土) 15:45:35 ID:??? 〜1日目〜 全国大会まで、後【13】日 県大会が終わった次の日とはいえ、次の舞台全国大会へのカウントダウンはもう始まっている。 休息をつくまもなく、彼らは戦いの準備をはじめなければならない。 〜南葛中・部室〜 監督「よし、みんな集まったみたいだな! 昨日はみんなよく戦った。無事県大会優勝することができ、全国大会への切符を手に入れた。 残念だが、引退するのはまだまだ先になってしまったな!」 はははははと笑い声が収まるのを待ってから、監督は話を続ける。 監督「大会までちょうど夏休み期間ということもあり、練習に集中できる環境ではあると思う。 だが、私自身は練習を強制しない。君たち各々の判断に任せようかと思う」 森崎「それはどういった考えの上ですか、監督? 少なくとも県大会決勝で苦しんでいる程度じゃいくら前年度優勝とはいえ不安が残ります」 森崎の至極真っ当な意見に、他の面々も相槌を打つ。
[188]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/06/08(土) 16:01:33 ID:??? 監督「今回の全国大会は名称を変え、【フットボール・フロンティア】という名になった。 それに伴いサッカーのルール自体はそのままだが、 【それを取り巻くルール】が様変わりしてしまった。 このプリントを見てほしい」 【フットボール・フロンティア ルール】 ・出場チームは県大会優勝校チームに属する選手 +それに属する選手から推薦をもらった【同県他学校の選手】6名まで で構成される (以下、【他校の選手】はゲストと記載する) ・ゲストの起用は先発、途中出場どちらでも構わない。 しかし、【どのような形であれ試合に出場した場合、次の試合に出場することは不可能】となる。 次々の試合は再び【起用可能】となる ・ゲストは毎試合前に選手表に記載して提出する ・交代人数に制限は無い。が、登録選手は先発11名 控え8名まで ・試合は30分ハーフの前後60分。同点の場合は決勝まではゴールデンゴール方式で15分、前後で行う 監督「これはあくまでも噂だが…【途中でルールが改定される】、もしくは【抜け道がある】。 例えば…だが【ゲスト】は【決勝まで同じ6人でいる必要はない】という読み方もできるわけだ」 来生「おいおい、それじゃあまるでブラック企業の契約書じゃねぇか…」 祐一「(ならある程度ゲストは多めにとっていてもいいってことか。 あくまで試合に出すことが出来るのは6人まで…)」 翼「ゲストってのはまるで外国人選手枠のようなものだな…。」
[189]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/06/08(土) 16:19:10 ID:??? 森崎「で、それとさっきのことがどういう繋がりがあるんですか?」 監督「…今までのような常連校が出場するのではなく、隠れた名プレイヤーが出場する可能性もある。 東京ならば…。【東邦学園+三杉】という可能性も十分あるだろう」 翼「(三杉くん…)」 森崎「つまり、練習だけではなく偵察もしてこい、ってことですかね?簡単に言うと」 監督「この大会に出場することになって、何やら予算が大会運営のほうからだいぶ降りてきてな…。 旅費などこちらが十分負担することは可能だ。 自分の目で見、そして戦う機会があるのならば実力差を見るのもよし。 私はそう思っただけだ。私は一旦職員室に戻る、森崎。あとで報告にきてくれ」 ガラガラガラ、ピシャッ あゆみ「祐一センパイ…なんだか凄いことになりましたね」 みなと「全国各地…いまからじゃすっごい大変…」 中里「ううむ…拙者のネットワークを駆使することは可能ではあるが…」
[190]もうひとつの物語 ◆Etq65eJh4c :2013/06/08(土) 16:26:28 ID:??? 頭をグシャグシャグシャと悩ましそうにかきむしり、頭を整理している森崎。 キャプテン業務を兼ねている以上、自分の思うままに行動することが出来ない悔しさがあるのだろう。 祐一「森崎…大丈夫か?」 森崎「大丈夫なわけないだろう?あー、もうやることが多すぎて頭がこんがらがってくるぜ…」 翼「俺も可能な範囲であれば手伝うよ。どうすればいいんだ?」 森崎は立ち上がり、ホワイトボードにキュッキュッキュとやるべきことを羅列していく。 <やるべきこと> 1.自チームの強化(個人・チーム含め) 2.ゲスト選手の探索・発掘 3.他県チームの偵察 森崎「文字で書くだけなら簡単だ。だが、この3番がそこはかとなく厄介だ。 なんせ46都道府県もある。移動時間とかも考えるとタイムリミットの【2週間】でどうにかできるものか怪しいもんだ」 翼「この数字は優先順序でもあるというわけか…」 祐一「だけど試合ってのは相対的なものだ。相手の実力がわかっていればどれを鍛えればいいのかってのもやりやすいぜ。 そういや円堂から要注意リストってやつもらったはず。これこれ」 森崎「どれどれ…」
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