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【ソックス】キャプテン霊夢25【無残】
[407]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/01/21(月) 23:32:17 ID:GDM56MBc カナ「く、はぁ……もう、もう駄目カナ……」 ふら……ふら…… 必死の思いでパスコースに食らいつき、カナがボールをこぼす事に成功する。 しかし、その代償としてカナの疲労は限界に近くなっていた。 かろうじて倒れる事だけは堪えるも、もうほとんどまともな動きは出来そうにない。 夢美「よくやったわ、カナ!このボールを何とか……」 ルナサ「ここで主導権は渡さん!」 ダダダダダッ! 天狗A「このパス回しはカナ選手がかろうじてカット! カナ選手、この試合正に獅子奮迅の活躍を見せています! こぼれ球に夢美選手とルナサ選手が向かいます! さぁ、どちらが早い!」 「す、凄い粘りだ……」「こうなったら何とかして追いつけ!」 ★こぼれ球の行方→!card★ 先着一名様で引いて下さい。カードのマークによって分岐します。 ダイヤ→ルナサがフォロー! ハート→ルナサと夢美がせりあいに!(ルナサ有利) スペード→ルナサと夢美がせりあいに!(夢美有利) クラブ→夢美がフォロー! JOKER→焔「いい加減出番を寄越せー!」 焔が戻ってフォロー!
[408]森崎名無しさん:2013/01/21(月) 23:32:55 ID:??? ★こぼれ球の行方→ クラブJ ★
[409]森崎名無しさん:2013/01/21(月) 23:35:46 ID:??? 焔分岐の時はJOKERとダイヤ(クラブ)Aを入れ替えなきゃw
[410]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/01/22(火) 00:03:46 ID:fDyliVrk >>409さん しまった、そこまで考えておりませんでしたw ★こぼれ球の行方→ クラブJ ★ クラブ→夢美がフォロー! 夢美「もらったわ!」 ガツッ! ルナサ「くっ!強引に!」 メルラン「うー、ボールがこないわー」 両者の位置取りにあまり差はなかったが、リードされている側の執念か、 強引に体を入れる形で夢美がルナサに先んじてフォローに成功した。 ワァアアアアアアアアアアアアアアアア!!! 天狗A「これは夢美選手が一瞬早い!このボールをフォローしたのは科学と魔法の融合! 猛暑のスタジアムで、目まぐるしく攻守が入れ替わります! 初戦から素晴らしい試合になってきました!」 「凄い試合だ!」「この時点で1点差とか今まであったか……?」「今度こそ心ちゃんの出番を!」 松山「凄いな……チーム力で劣っているのを全員が動きに動いてカバーしている」 翼「そうだね……まさか霊夢相手にここまで接戦にもつれ込むとは……」 リードされている状況に変わりはないが、この科学と魔法の融合の奮闘に 観客席からも大きな歓声が沸き起こる。ハンデ無しの試合において、 マリオとヨッシーFCとここまで接戦にもつれ込んだチームはほとんどいない。
[411]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/01/22(火) 00:05:09 ID:fDyliVrk 夢美「(とは言ってもどうやってゴールを決めるかが問題ね……。 もうちゆりとのシュートを使うには厳しいし、ミハエル君との アレを使うにしても、今のミハエル君では……)」 一瞬の間に様々な事が頭を駆け巡るが、良い案など思いつく筈もない。 夢美は迷いを振り切るかのように首を振り、ドリブルを開始する。 ダダダダダッ! 霊夢と希がいなくなってやや薄くなった右サイド側でドリブルする夢美だが、 ルナサが前に出るのを見ても元の位置に戻った白蓮が止めに向かう。 夢美「貴女に構っている暇はないわ!」 白蓮「簡単には抜かせませんよ!」 ★夢美→ドリブル 50+(相互補正+1)+!card = ★ ★白蓮→タックル 46+(補正合計±0)+!card = ★ ★と★に囲まれた間を、先着二名様で引いて下さい。 攻撃側 - 守備側の数値の差で分岐します。 2≦ 夢美が突破!そして…… 1= ちゆりがフォロー 0= こぼれ球、ランダム -1= ウサギCがフォロー! -2≧ 白蓮がボールを奪った! 夢美のマークがダイヤ・ハートで『ストロベリーダンサー(+4)』が発動します。 白蓮のマークがダイヤ・ハートで『スターメイルシュトロム(+3)』、 スペードで『パワータックル(+2)』が発動します。吹っ飛び係数は3です。
[412]森崎名無しさん:2013/01/22(火) 00:05:39 ID:??? ★夢美→ドリブル 50+(相互補正+1)+ ハート2 = ★
[413]森崎名無しさん:2013/01/22(火) 00:06:39 ID:??? ★白蓮→タックル 46+(補正合計±0)+ クラブ8 = ★
[414]森崎名無しさん:2013/01/22(火) 00:07:52 ID:??? ★白蓮→タックル 46+(補正合計±0)+ ダイヤ6 = ★
[415]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/01/22(火) 00:43:09 ID:fDyliVrk ★夢美→ドリブル 50+(相互補正+1)+ ハート2+ストロベリーダンサー(+4) = 57★ ★白蓮→タックル 46+(補正合計±0)+ クラブ8 = 54★ 2≦ 夢美が突破!そして…… 夢美「おどきなさい!」 タンッ!クルッ!タンッ! 白蓮「(落ち着いて、動きに惑わされさえしなければ……!)」 ボールを軽く浮かせ、ダンスのステップを踏むようなリズムでフェイントを掛ける夢美。 焦りと暑さのせいか夢美のドリブルに本人の望む精度はない。だが、前半から運動量が 多い白蓮にしてもそれは同じ事であり、決して十分な動きは出来ていなかった。 白蓮「――そこですっ!」 シュバァ! 夢美「(早まったわね!)甘いわよ!」 スルッ! 白蓮「し、しまった!?」 天狗A「夢美選手、少しバランスを崩しましたが白蓮選手を突破! そのままPA近くまで切り込んでいきます! またドリブルで突破を狙うか、それともシュートを狙うか!」 ナズーリン「ドリブルで来るならまた囲むまでだ!PA内を固めるぞ!」 ウサギC「う、うん!分かった!」
[416]キャプテン霊夢 ◆.4VsndDQiQ :2013/01/22(火) 00:44:11 ID:fDyliVrk ドリブルを続けながらも、夢美の頭は高速で回転する。 この状況で、どうするのがベストの選択肢なのかを考える。 夢美「(残り少ない体力と1点ビハインドという状況を考えれば1対1狙いしかない。 ……でも、それで本当に得点出来るの?)」 前半の最後から科学と魔法の融合は1対1でゴールを狙う作戦を取っていた。 この暑さの中ではそれ以外に逆転を狙う策はないかと思われたからだ。 だが、マリオとヨッシーFCの守備陣の前にそれはことごとく跳ね除けられた。 夢美よりもドリブルが上手いミハエルですら幾度となく止められてしまった。 その度に守備陣の奮闘で持ち直してきたが、それがいつまでも続く訳がない。 だからこそ、この場面で夢美はあえて1対1狙いという選択肢を捨てた。 夢美「(一か八かいくしかないわ!1点目はシュートで決まったもの! それなら、私の単独のシュートでも決まる可能性は0じゃない! このままジリ貧で負けるくらいなら……最後の賭けに出る!)」 バシィッ! 覚悟を決めた夢美はフォローをするちゆりにバックパスを出し、 自身はPA内へと走り込んでいく。 霊夢「(ちゆりにバックパス?あれじゃ前半の時のシュートは出来ない筈だけど……)」 夢美「ちゆり!すぐにリターンで上げなさい!」 ちゆり「(くっ、情けないぜ。もう少し私に体力が残ってれば……) ああ、頼んだぜ、教授!」 ふわぁっ!
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0ch BBS 2007-01-24