※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【ウェディング】キャプテン霧雨94【パルスィ】
[486]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2013/01/13(日) 18:29:30 ID:??? >>B 何で連れ去った? 魔理沙「理由が聞きたい。お前が何の理由もなしにやるとは思えないからさ」 霊夢「…そ。まあ思ったより遅かったしそうだと思ってたわ。 外で話すのもなんだから、私の部屋に行きましょう。そこで話すわ」 頷き、霊夢の部屋へと向かう。 一瞬そこにぬえがいるのかとも思ったが、部屋の内装は変わらず。 ぬえのいる様子もない。どこにいるのか、とも思ったがひとまずその疑問は捨て置く。 魔理沙「そうだと思ったって?」 霊夢「別にあいつの安否を気にしてはいないだろうってこと。 そういうのを気にしてるんだったら、私をすぐに追いかけて来てたでしょ」 魔理沙「まぁ……そりゃ確かにそうだな」 目の前にお茶を置き、そのまま向かいに霊夢は腰を下ろす。 その表情はいつも通り過ぎて、本当にスタジアムでの出来事は本当なのかと疑ってしまうほどだった。 しかし、霊夢の言葉がそれを否定する。 霊夢「んでまあ連れ去った理由の前に気絶させた理由だけどさ」 魔理沙「おう……」 霊夢「あいつが理由知らないけど神奈子を攻撃しようとしてたからよ。 ああしたのが最善とは言わないけどさ、私が介入してなかったら騒ぎはあんなもんじゃ済まなかったと思うわよ?」
[487]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2013/01/13(日) 18:30:36 ID:??? さらっと言ってのけた霊夢だが、その発した言葉、その態度は軽くはなかった。 そして、魔理沙にはすぐにその言葉を理解できずにいた。 神奈子に、ぬえが、攻撃しようとしていたというのか。 何故、どうして、霊夢による連れ去り以上に疑問が頭の中で渦を巻く。 魔理沙「…………マジかよ…」 霊夢「私が嘘を言ってるかも、って思った?そうなら別に信じなくてもいいわよ。 私が知ってる事実はそれしかないし、信じられないと言われてもどうしようもないけど」 魔理沙「……」 霊夢「どうして、なんてのも私に聞かれても困るわよ。 私は単にあんたに面倒な火の粉がかかる前に止めただけなんだし」 魔理沙「(私は……)」 ぬえがそんなことをするはずがない、と信じるのか。 それとも。 霊夢がこんな嘘をつくはずがない、と信じるのか。 A 霊夢を信じる B ぬえを信じる *先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[488]森崎名無しさん:2013/01/13(日) 18:39:12 ID:6ii13qX2 A
[489]森崎名無しさん:2013/01/13(日) 18:41:12 ID:QEgcVckA A
[490]森崎名無しさん:2013/01/13(日) 18:45:58 ID:JBZjZocc A
[491]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2013/01/13(日) 18:54:15 ID:??? >>A 霊夢を信じる 魔理沙「(……悪いけど…私は)」 『なら、封印なんてしなければいいのに…!』 あの言葉を聞いた今、霊夢とぬえのどちらに信を置けるかという問いの答えは一つしかない。 意外にも、魔理沙の心に動揺は少なかった。 波立つほどに重りに差異のない選択だったからか。 魔理沙「何言ってんだ。こういうしょうもない嘘をつくお前じゃないだろ。 …んじゃまあ、なんで本当そういうことしようとしたかだよなあ……」 霊夢「さあねぇ。ただまあ、そうなったらあんた守矢には居られなかったかもね」 魔理沙「そこまで……かわからないけど、私の胃が荒れに荒れてたことだけは想像に難くない。 いやまあ、助かったぜって感謝しておくべきなのかな、そこは」 霊夢「そりゃどーも。……つか、思ったより物分かりいいけどなんかあったのあんた?」 魔理沙「(何か…あったと言えばあったけど)」 A ハーフタイムの時のことを話す B いや、別に何も 現魔理沙ガッツ 540/1020 *先に【2】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
[492]森崎名無しさん:2013/01/13(日) 18:55:26 ID:IyBv9ru2 A
[493]森崎名無しさん:2013/01/13(日) 18:55:37 ID:1plQ8iik A
[494]森崎名無しさん:2013/01/13(日) 18:55:55 ID:QEgcVckA A
[495]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2013/01/13(日) 19:56:32 ID:??? >>A ハーフタイムの時のことを話す 魔理沙「いやさあ、私何やってたんだよって話」 霊夢「?」 思い出すと同時に全身を包む脱力感。 ごろりと寝転がりながら、魔理沙はぼんやりとした様子で言葉を続ける。 魔理沙「ぬえの奴、私が必殺技を封じてプレイしてるのが理解できないんだってさ。 さっさと封印やめてFWに戻れ、だってさ…」 霊夢「………」 魔理沙「私のやりたいことって、私の願ってることってそんなにもおかしいことなのかな。 それともわかりにくいことなのかね」 霊夢「……おかしくなんてないわよ。 あんた、誰も怪我させずに楽しくサッカーしたいんでしょ?普通よ普通。 まあやろうと思えばあっさり壊せることは普通じゃないか」 魔理沙「若気の至りだぜ」 霊夢「まだ若いじゃない」 茶を飲みながら、事もなげに普通と答える霊夢。 そのいつも通りの対応に、魔理沙の心が僅かばかり軽くなる。 やはり自分は、自分のやっていることは間違いではないのだと。
[496]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2013/01/13(日) 19:57:36 ID:??? 霊夢「まあ、あんな行動をした理由はともかく…あんな行動が出来た理由はよくわかったわ」 魔理沙「えっ?」 霊夢「多分あいつ、あんたが守矢で仲良くやっていきたいってこともわかってないんでしょ。 よくあんたらそんなに相互理解がなくてやっていけたわね」 魔理沙「ぐうの音もでないぜ…」 多分霊夢の言う通りなのだろうと、自然に納得してしまっていた。 ハーフタイムにその落差を感じてしまっていたからか、今更には失望や悲しみは湧いてこない。 ただ、きっとそうなのだろうという納得だけがあった。 霊夢「で、連れ去った理由だけど。守矢には置いておけないと思ったから。 今この場で止めるだけじゃ、この後またやらかさないとも限らないし」 魔理沙「そっか……で、今ぬえはどこにいるんだ?」 霊夢「本殿。動けないよう結界の中に放置中よ。 で、持ちかえるつもり?」 A そのつもり B わからない C そのつもりはない D 霊夢の意見を聞きたい E その他 *先に【3】票入った選択肢が採用されます。ageで投票してください。sageではカウントできません
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24