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霧雨スレ住民がすこやんにレジェられるアレなスレ
[719]711:2012/12/25(火) 21:41:49 ID:??? あ、そういうことか 失礼した
[720]たんぽぽ ◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 21:49:12 ID:??? やっと一つ終わった 他のがここまで長くなるかは不明な模様
[721]たんぽぽ ◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 21:50:15 ID:??? 京太郎「暇ですね」 ゆみ「うん?…ああ、確かに飽きる作業ではあるな」 刺身の上にひたすらタンポポを乗せる作業。 この単純作業をかれこれ3時間ほど2人は続けていた。 これに飽きがこない者がいるとすればそれは人間ではないだろう。 京太郎「よかった、俺だけかと思ってましたよ。顔色変えずにひたすら乗せてるし」 ゆみ「私だって嫌気がさしてきているさ。バイト当日になって寝込んだ蒲原に恨み事を言いたいぐらいには」 京太郎「加治木さんはその蒲原って人の代理でしたっけ?」 ゆみ「ああ。全く、高校3年のクリスマスに何をやっているんだろうかな…。 というか君はいいのか?」 京太郎「え?いいのかって何がですか?」 ゆみ「彼女やら友達やら、だよ。 私ら3年は受験でそれどころじゃないが、君はまだ1年だったろう?」
[722]たんぽぽ ◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 21:51:17 ID:??? 受験があるのにバイトを平然と入れた蒲原って人は…。 と京太郎は突っ込みを入れたかったが、それを抑える。 話題に限りなく関係ない些事だし、そこを突くと長そうな気もする。 京太郎「そうっすねー、部のパーティは昨日ありましたけど他は何も」 ゆみ「そうか。そうでもないとこんな日にアルバイトを入れないか」 京太郎「確かにそうですけど…」 彼女が欲しくないわけではないので、返答は苦いものになってしまう。 本音を言えば彼女を作ってキャッキャウフフしたい。 ゆみ「焦ることはないさ。君ならすぐに彼女が出来るだろうしな」 京太郎「え、マジですか!?」 ゆみ「勘だ、あまり真に受け取られても困る。 まあ、仕事は意外に丁寧にこなすのは高評価じゃないか?」 京太郎「……意外は余計じゃないですか?」 ゆみ「すまない。でも、その見た目から真面目で丁寧な性格はイメージできないと思うよ」
[723]たんぽぽ ◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 21:52:18 ID:??? 冗談を飛ばしあい、さっきよりも幾分か柔らかな空気で時間が過ぎていく。 傍目から見るといい先輩後輩だなというその姿に、睨みつける影が一つ。 桃子「クリスマスに先輩が男と過ごしてるなんてそんなオカルトありえないっす…! でも邪魔したら先輩は絶対怒るっす……呪うしかできないっす…。 いや待つっす桃子、仕事を手伝えば2人の時間を減らせた上に早く終わった分の時間一緒に遊べるっす! これっす!この手で行くっすよ!」 ………… 京太郎「うーん……」 ゆみ「どうした須賀くん、さっきから度々作業の手が止まっているみたいだが」 京太郎「どうもさっきから、俺達2人が処理してる数よりも多くこっちに流れてるっぽくて。 やっぱりだ、一体これはどういう…?」 ゆみ「数え間違いだったり…しないだろうな、何度も手を止めたということは何度も確認したということだろうし…。 となると……モモ!ここにいるんだろう?私が怒らないうちに出て来い」 突然叫び声を出したゆみに京太郎はびくっとしながら、誰かいるのかと周囲をきょろきょろと見回す。 すると、ゆみの近くの空間からすばらなおもちを持った黒髪の少女がにゅっと現れた。 京太郎からすればそうとしか表現のしようがない現れ方だった。
[724]たんぽぽ ◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 21:53:22 ID:??? 京太郎「お、お化け!?」 桃子「そうっす。今すぐこの場を離れないと祟って毎日快眠できないようにしてやるっs」 ゆみ「私の後輩だ」 京太郎「なーんだ」 ゆみ「モモ、なんでお前がここにいるんだ? 今日は約束も何もしていなかったはずだが」 視線に厳しいものはないのだが、追及に桃子は押し黙ってしまう。 桃子「言えるわけがないっす、朝から先輩がどこに行くのか追いかけていただなんて…」 京太郎「うわぁ」 ゆみ「…………………わかった、何も言わなくていい」 桃子「ほ、ほっ…助かったっす。そ、それで先輩! 2人で刺身の上にタンポポを置くなんて不健全っす!私も混ぜてくださいっす!」 どこら辺が不健全かまるでわからないゆみは頭を抱える。 ここは何と言って帰らせるべきか…問題は3人だけのことではないのだ。 しかし、意外にもここで口を真っ先に開いたのは桃子とゆみの間に全く関係のない京太郎であった。
[725]たんぽぽ ◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 21:54:46 ID:??? 京太郎「モモさん…でいいのかな、混ぜろって言っても給料は出ないぜ?」 桃子「構わないっす!」 京太郎「加治木さん、ならちょっと手伝ってもらうぐらいいいんじゃないですかね。 さっきもそうやって手伝っていてもらっていたわけですから」 ゆみ「須賀くん……」 京太郎「俺は手伝ってもらうことに賛成です。加治木さんはどうですか?」 ゆみ「………ああ、まあ2人がいいならいいんじゃないか?」 桃子「やったっすー!」 ゆみ「(やれやれ……)」 溜息を吐きながら、桃子を手助けした京太郎へ視線を向ける。 京太郎のまなざしは温かく、慈愛を含んで、桃子のおもちを見つめていた。 ゆみ「(その癖を直さないと、彼女はできそうにないぞ、須賀くん)」 おわる
[726]◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 21:55:51 ID:??? イチャイチャというよりはいい先輩後輩だと思った(こなみ) 個人的にちんちくりんの方が絡ませやす(ry 次書いてきまーす
[727]名無しさんはトラウマ持ち:2012/12/25(火) 21:57:23 ID:??? お疲れ様っすー 中の人のガッツ回復用お夜食→ 6 1,2→白望特製 から揚げ 3,4→エイスリン特製 チョコいわし 5,6→胡桃特製 ペペロンチーノ 7,8→塞特製 コーヒー牛乳 9,0→豊音特製 メガ牛丼
[728]QB ◆2pV1gRdG.o :2012/12/25(火) 22:20:54 ID:??? んじゃいきますよ、胡桃ちゃんありがとうね!
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0ch BBS 2007-01-24