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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[119]森崎名無しさん:2013/06/14(金) 23:16:43 ID:??? ★中里競り合い覚醒→ スペード7 ★
[120]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 07:24:52 ID:??? ★中里競り合い覚醒→ スペード7 ★ >スペード→競り合い+1 ※中里の競り合いが+1されました! =========== 中里の体格はどちらかといえば小柄であり、競り合いはあまり得意な方ではない。 もちろん潜入捜査などをする忍びの者として考えれば、その体格は長所のはずである。 しかしサッカーという戦場において考えれば、彼自身の才能の無さに加えられた大きな欠点である。 中里「(真正面から対峙すれば体格に劣る拙者に勝ち目はござらん。 それは忍びにおいての任務にも同じこと。いかに相手の裏を書き、 身を隠し、そして瞬時に懐に潜り込むことを要するのだ)」 要は当たり負けをしないような競り合い勝負に持ち込めば良いのだ。 自慢の瞬足で大きくアドバンテージを取れる状況を作り出すこと。 中里は大きく息を吸い込むと、素早くボールに脚を伸ばす。 バァン!! レンセンブリンク「! 競り合わずにクリアー!?だが、その方向ではラインを割りますよ」 中里「拙者ならば割る前に追いつく。いや、追いつかなければ拙者がここにいる意味はないのでござるよ!!」 実費研修生としてプロの世界に殴り込みに来た中里。 今のところはスタメン起用が安定しているが、いつ新たな戦力が加入しスタメン落ちするのかわからない。 なによりサッカーの才能の無さを自分が一番理解している以上、 中里は自分の夢を追いかけ続けることができる資格を守るため、懸命に腕を振る。 ズザザーッ!バシィッ!! 中里「……ッ!!ハアッ……!にんともかんともっ…!!」
[121]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 07:28:15 ID:??? 体力の少ないレンセンブリンクを振り切り、中里はこぼれ球をいち早くフォローする。 肺や内蔵が悲鳴を上げるのを必死にこらえつつ視線を前方へと向ける。 前線にはマーガスとマルスがまだ残っており相手の守備が前がかりになっている今、 カウンターを仕掛けるには絶好のチャンスだ。 ★中里の判断→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→シェスターとワンツーパスで一気にカウンターを仕掛ける ハート→そのままの勢いに一気に右サイドをオーバーラップで駆け上がる スペード→前方へ大きくロビングをあげる。マーガスとマルス、三杉とネビルが競り合う クラブ→シェスターにパスを出すが、クリスマンがカットに向かう JOKER→その頃観客席では…
[122]森崎名無しさん:2013/06/16(日) 07:38:23 ID:??? ★中里の判断→ JOKER ★ 日本、ブラジルに負けたでござる
[123]森崎名無しさん:2013/06/16(日) 07:41:11 ID:??? なにィ!?だれがいるんだ!
[124]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 09:53:25 ID:??? >>123 これはまた復帰早々とんでもないカードが現れましたねぇw ブラジル戦は悔しい結果になっちゃいましたね…。 前半あっという間の先制点に嫌な予感が湧き出ていたのですが…… この敗戦をバネに、次の試合こそ日本の持ち味を発揮して欲しいです。 ========== 単純な競り合い勝負ではなく、自分の土俵に相手を誘い込む老練なプレイ。 目の肥えたアヤックスの玄人サポーターは、一見頼りなさそうなこの東洋人の動きに度肝を抜かされる。 ウオオオォォォォオオオッ!! 「まさに東洋の神秘。今の一瞬でアイツはどれだけの距離を移動したんだ?」 「動きが早すぎて、まるでピッチの方が縮んでいるかのように見えたぜ」 「あれがオリエンタルニンジャ!ブレーメンにはシノビがいるという噂は本当だったんだ!」 観客がシノビというキーワードに熱狂するさなか、アヤックスアカデミーのOBであり、 現在イタリアリーグセリエAで最強の名を冠するミランの中心選手でもある ファンベルグ、フーリア、ニスケンスは中里の瞬足の本質に目をつける。 ファンベルグ「なんという素晴らしいダッシュ力だろう。惜しむらくは サッカーという競技に適した動きとはいささか離れているということだろうか」 フーリア「あのスピードをただのボール拾いのためだけに使っているようじゃもったいなさすぎだぜ」 ニスケンス「実に惜しいな。もしも陸上選手としてならば世界に誇れるアスリートとなっていただろうに。 ……なぜあの選手はこのフィールドに立っているのだ?」 中里のスピードは人間離れしたものだということは誰の目にも分かることだ。 問題は、そのスピードが今はただ『速い』だけのものであり、 ボールを介して行われる攻防のプラスにできていないのが現状である。
[125]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 09:54:30 ID:??? ニスケンス「あれだけの速度を出せる脚力を持ちながら、サッカーの基礎の動きをちゃんと身につけていないのは惜しいな」 フーリア「それはまあしょうがねぇだろうよ。ここ最近まで日本にはまともな練習環境や 指導者さえいないってんだろ?この間日本に仕事で行ってみたけど あまりの恵まれない惨状に思わず涙がちょちょ切れちまったぜ」 おどけた口調で語るフーリアに、ファンベルグは少し困ったような顔で返す。 ファンベルグ「……執念というか、意地のようなものを感じるね。 僕は彼のような選手は嫌いではないよ」 中里に向けられたファンベルグの視線は慈愛のような眼差しを向けられていた。 だが、付き合いの長いフーリアはその真意をあっさりと感受する。 フーリア「なーにを甘っちょろいことをぬけぬけと。お前が一番はっきり見えてるくせにさ。奴の『限界』を」 ファンベルグ「……そうだな。残念だが彼からはサッカーの才能のセンスはまったく感じられない。 おそらくあの瞬足だけが彼の唯一の守り通してきたアイデンティティなのだろう。 このプロの試合のピッチに立てる資格を。自分の存在価値を理解しているからこそ あそこまでのがむしゃらなプレイをし続けることができるのだろうな」 現在世界最高峰の選手が中里に下した評価は残酷なものだった。 彼の長所であるスピードはこのプロの世界では普遍的なものに過ぎず そして、そのスピードだけに頼った戦い方だけではこれ以上大成することはない。 フーリア「……そんな優しい顔で厳しいことをはっきり言えるとは、相変わらずいい性格してるぜ」 ファンベルグ「なにも彼の瞬足がこの世界で通用しないとまで言っていない。俺が言いたいのは…」 ニスケンス「ああ。見事なまでの早熟型傾向だ。消耗品としてのプロ選手としてみれば相応の価値があるかもな」 フーリア「うえ〜っ、言っちまったよコイツ。そんな残酷なセリフ、俺は舌が裂けたって言えんぜ」
[126]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 09:56:33 ID:??? ファンベルグ「…………残念だが、そういうことだ。彼が今以上の選手として覚醒するには それこそ『奇跡』のような何かが必要になるだろうね」 フーリア「なんじゃそりゃ。サッカーの神様にお賽銭でも放りに行くとかか?」 ファンベルグ「お、おさいせん?なんだいそれは」 フーリア「ああ、なんでも日本には賽銭箱ってのがあってさ。 それに小銭を入れると奇跡の力で願いを叶えてくれるとかなんとか」 ファンベルグ「なるほど、神頼みというやつか」 ニスケンス「まったく。お前はどこでそんな雑学を身につけてくるんだか」 フーリア「へへ、ちょっとな。日本人に知り合いがいてそいつに教えてもらったんだよ。 (……そういやあのちんまい日本人も瞬足を武器にしたタイプの選手だったな。 まぁ、あのブレーメンの選手に比べれば十二分な伸びしろがある分、将来に期待できそうだが)」 以前にテレビ収録の仕事で日本に滞在していた頃のことを思い出しながらフーリアは語る。 そんなオランダトリオの前に、ひとりの男が話しかけてくる。 ★邂逅→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→不思議な雰囲気を身にまとった金髪長髪の青年だ。 ハート→廃ビルでの事件に協力してくれた伝説の忍者ことリュウ・ハヤブサだ。 スペード→セリエAにて凌ぎを削り合うライバル、ユベントスのキャプテンであるファケッティだ。 クラブ→噂をすればなんとやら。フーリアにお賽銭を教えた日本人がそこにいた。 JOKER→サッカーボール型の覆面をつけた明らかに怪しい雰囲気の青年だ。
[127]森崎名無しさん:2013/06/16(日) 09:58:29 ID:??? ★邂逅→ スペード4 ★
[128]◆RK7RVcZMX2 :2013/06/16(日) 10:19:05 ID:??? ★邂逅→ スペード4 ★ >スペード→セリエAにて凌ぎを削り合うライバル、ユベントスのキャプテンであるファケッティだ。 ファケッティ「よう、お前たちもここに来ていたか」 フーリア「んあ?あ、アンタはファケッティの旦那!」 精密機械以上と称される寸分くるわぬパス技術、 強豪ユベントスのチームを纏め上げる指揮力をも併せ持つ、 イタリアに誇るトップクラスのアズーリ、ファケッティが軽く手を振ってくる。 ファンベルグ「昨シーズンは世話になったな。最後の最後まで苦しめられたよ」 ファケッティ「最後の直接対決はなんとか制したんだがなぁ。それまでの溜めに溜め込んだツケが祟ったか。ハハッ」 フーリア「ミランのバーに溜め込んだ旦那のツケといい勝負だったぜ。ウヒヒ」 ファケッティ「お?言ってくれるじゃないか。だが来シーズンはこうはいかん。 フロントが積極的にチームの補強に動いてくれてな。 超大型新人が加わった俺たちユベントスの優勝は揺らがんぜ」 ファンベルグ「それは手ごわくなりそうだな。成長著しい若手不足が我々ミランの唯一の不安要素だからな」 ニスケンス「それよりなぜあなたほどの大物がこの会場に? 俺たちは後輩の成長ぶりを確認がてら応援に来たんだが」 ファケッティ「……なぁに。例の男からの指示さ。行方不明のストラットを探す手がかりをお前たちに届けにな」 ニスケンス「! そうか。それはわざわざ苦労をかけた。すまないな」
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0ch BBS 2007-01-24