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【俺たち】ファイアーモリブレム42【無頼男】
[315]森崎名無しさん:2013/07/06(土) 23:22:18 ID:??? 前の対決は三杉がやらかしてたしま、多少はね
[316]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 09:24:44 ID:??? >>313 なかなか突破できないですね。やはり三杉は侮れない相手です。 >>315 この二人の対決は1戦目はこぼれ球、2戦目はシェスターに軍配が上がったので ちょうど良い塩梅になったと言えるでしょうw ========== ★シェスター→ スペード2+(プリンススライド+3) + ドリブル51=56★ ★三杉→ クラブ8 + タックル50=58★ 【攻撃側】−【守備側】 ≦−2→三杉がボールを奪う! ========== チームで一番の美形対決、もとい知略に優れるテクニシャンの対決はこれで3度目である。 1戦目。三杉はシェスターが苦手とする力勝負を仕掛けたことで相手の同様を誘い競り勝った。 2戦目。シェスターは中里のパスの勢いを利用して一気にスピードを稼ぎ相手のマークを振り切った。 そして3戦目。技術的にも互角のこの勝負は、 残り僅かな時間、疲弊してきた体力という状況下において精神的な勝負となった。 シェスター「(俺が……俺がなんとかしなくては!!)」 味方のペース配分を誤り、チームのピンチを持続させた責任を取るため。 自らゴール前にまで切り込みシュートチャンスをつかもうとする彼の決意は固かった。 だがその決意は固いと同時に重かった。キャプテンとしての彼に覆いかぶさる『ソレ』は まだ若干20歳という彼の細い両肩では支えきれるものではなかった。 タタタッ…ザッ!
[317]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 09:26:03 ID:??? 三杉「(動きに焦りが見えてきたな。……君は味方が多いこの前線にて孤立してしまっている。 仲間を頼りたくても頼れない辛い状況はボクも過去に経験してきた。 だけどそこで焦っては何も見えないし何も変えられないんだ。 シェスター。司令塔としてのセンスに優れた君が何故 代表ではキャプテンを任されていない理由がなんとなくだけれど分かったよ)」 ガツッ!! シェスター「うっ…な、なにィ!」 三杉は正面から激しいスタンディングタックルでシェスターを迎え撃った。 お互いに苦手なパワー勝負。ボールは再びこぼれ球になると思ったそのとき。 三杉「これだ!」 バシィッ!! シェスター「(……そ、そんなァ。今度は完璧にボールを奪われてしまった……!!)」 三杉「(君は勝負どころを誤ったんだ。ここ一番で結果を残せないプロ選手に価値はない)」 空中に放り出されたボールをオーバーヘッドの形で飛び上がりキープに成功する。 その華麗なプレイにアヤックスのサポーターは彷彿としたため息を漏らすのだった。 マーガス「(シェスター……お前でもダメなのか。ならばもう俺たちに残された手段は……)」 マルス「(諦めたくない。まだ何か手段はあるはずなんだ。けど、けれど……!)」 シェスター「(ダメだ。考えが浮かばない。彼らの守備を抜いていく道筋がもう……見えない……)」 ビクトリーノ「(す……すまねぇな。俺が息切れしなけりゃまだやりようがあったのに)」
[318]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 09:27:31 ID:??? ブレーメンの攻撃陣はこの攻撃のミスで沈黙してしまった。 残り時間はロスタイムを含めて約5分。アヤックスが時間をフルに使い攻め込めば 反撃の機会はもう自分たちには回ってこないと気づいてしまったのだ。 三杉「(よし。これでボクたちの負け筋は消えた。あとはこの残り時間でどうやって森崎を攻略するかだな)」 ★三杉の狙い→!card★ !とcardの間のスペースを消してカードを引いてください。カードで分岐します ダイヤ→クライフォートにパスを出す ハート→自らドリブルで上がっていく スペード→クリスマンにパスを出す クラブ→今こそ『ファストブレイク』で一気に攻める!しかしそのときシェスターが…! JOKER→その時ブレーメンのベンチで動きが…?
[319]森崎名無しさん:2013/07/08(月) 09:35:38 ID:??? ★三杉の狙い→ クラブJ ★
[320]森崎名無しさん:2013/07/08(月) 10:02:55 ID:??? 何故負けが無くなったところで攻め急いだのかー! これはいけませーん!
[321]森崎名無しさん:2013/07/08(月) 10:12:18 ID:??? ハーフタイムでファストブレイクについて言及していたことが活きるか
[322]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:22:46 ID:??? >>320-321 ハーフタイムの布石が最後の最後で花開く!果たして間に合うのか!? ★三杉の狙い→ クラブJ ★ >クラブ→今こそ『ファストブレイク』で一気に攻める!しかしそのときシェスターが…! ほぼフルタイムを司令塔としてピッチを走り回ったことによる疲れと 相手の守備を上回る攻撃手段が見つからない焦りが、シェスターの視野を狭めていた。 シェスター「(……ああ、そうさ。認めてやるよ。だけどそれは俺だけに当てはまることじゃないはずだ)」 シェスターは素早くハンドスプリングの態勢から飛び跳ねおき、三杉の背後へと駆け寄る。 シェスター「(試合時間は残り5分。疲れていない選手なんかいないんだ。 その極限状態の中で、陽炎の中に囚われそうな神経で…… 自分が何をすべきか理解し、行動できる勇気を持つ者こそが!!)」 三杉「(リカバリーが早い!?くっ…ここは直ぐにでも速攻を!)」 シェスター「誤ったな三杉!もらったぞ!」 ダダダダダッ!ふわっ…… 三杉「なっ…こ、これは!?」
[323]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:24:03 ID:??? それは今から2年ほど前。シェスターがドイツユースの強化のために フランス・モンマルトルユースへと研修に出ていた頃の話だ。 対戦チームのシャンゼリゼユースのエースであるナポレオン、 時同じくシャンゼリゼに研修に来ていた岬太郎とのコンビプレイの前に、 モンマルトルは苦戦を強いられていた。 だが、その中でシェスターは一人気を吐いていた。 何度もインターセプトを成功させ、強烈なミドルシュートを放ち、 試合にこそ敗れたものの、その存在感を大きく植え付けることに成功した。 ナポレオン「ちいっ、何故だ!何故俺と岬のコンビプレイが通じねぇ!」 岬「(他のパスコースを捨てて、僕たちの動きだけに集中していたのか……?)」 それは常に周囲を広く遠く見渡すことを義務付けられる『司令塔』らしからぬプレイスタイルだった。 チームとしての勝負より個の勝負を重要視したこの動きは、正直あまり褒められたものではない。 シェスター「(しかしチームとはその『個』の集合体であり『個』がバランスよく組み合わさって完成するもの。 その『個』の一つだけでも崩れたとき、チームには必ず綻びが生まれる)」 必ず訪れる時が来る。チームを引っ張り、支えなくてはいけない主力選手にボールが渡るその時を。 チームを潤滑よく回し、効率よく得点を奪うために、必ず通さなければならないそのルートを。 シェスター「この時を待っていたんだ!俺はァ――ッ!!」 バ ッ シ ィ ィ ィ ィ ィ ィ ッ ! ! 三杉「……ば、馬鹿な……」
[324]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2013/07/08(月) 16:25:32 ID:??? 次の瞬間、ボールはシェスターの足元へと転がっていた。 『ファストブレイク』を仕掛けるため、速攻の勢いをつけるために アヤックスで最も足の速いであろうイスラスへとボールを放る その瞬間だけを狙いすました不格好ながらも素早いカットだった。 シェスター「(……やっと網にかかってくれたか。だが、その獲物は大きかったようだよ)」 三杉「(彼の動きが散漫だったのは確かに疲れと焦りからくるものだった。 だが、もしや、まさか……このプレイを、この奪取の瞬間を常に念頭に入れていたからなのか!?)」 残り時間わずかのこの時間帯での攻守逆転。 勝ち筋が完全に打ち消されたブレーメンとアヤックスの立場が逆転した瞬間だった。 もちろんアヤックスとて反撃のチャンスを簡単に諦めたりはしない。 もう目の前には守備から攻撃へと転身しようとしていたクライフォートが迫っている。 クライフォート「見事だフランツ・シェスター。お前は間違いなくこのブレーメンの旗印、キャプテンの器に相応しい」 シェスター「へへ……そいつはどーも。アンタたちも相当手ごわかったぜ。 アヤックスの真のキャプテン、ブライアン・クライフォート」 クライフォート「だがまだ試合終了のホイッスルがなった訳ではない。 俺たちは諦めない。勝利への執着心の名のもとに、そのボールは必ず奪い返す!」 シェスター「これが『最後』のキャプテン対決ってわけか。いいね、最高に燃えるシチュエーションだよ」 シェスターの皮肉めいた笑いにクライフォートは一瞬違和感を覚えたが、すぐに集中を取り戻しチェックに向かう。 クライフォート「いくぞシェスター!アヤックスの誇りにかけて俺は、俺たちは――」 シェスター「俺たちブレーメンは絶対に負けない!必ず――」 「「勝ァつ!!」」
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0ch BBS 2007-01-24